皆様こんにちは。おゲランからメールマガジンが届きまして、予てからSNSのゲランサイトに情報が流れていたアクアアレゴリアの緑茶系アクア・アレゴリア・テアズーラ(Guerlain Aqua Allegoria Teazzurra)が日本発売になります、とのことでした。お持ちの方はご存知かと思いますが、アクア・アレゴリアはオーデトワレとして使用するほかにルームスプレーとしてもお使いいただけるシリーズとして発売されています。
若い頃好きだった「チェリーブロッサム」が廃盤(現在、復刻版発売中)になった後、こちらのシリーズから同名の香りが出た(現在は廃番)時は買ってしまいましたが(匂いが違った)、実のところアクアアレゴリアシリーズはあんまりグッと来なかったです。(夏でもパンチの利いた匂いが欲しくなる人)
今回の緑茶系はどうだろう?というよりも、アロマアレゴリアシリーズを再販して頂戴♡パンチと言えば (ここからは独断と偏見が混じってきますw)
Nuとコムデギャルソン2はパンチの利いたインセンス系でした。これより大分纏いやすいインセンス系ではセルジュノワール、Les jeux sont faitsなども印象的でした。パルファムサクレはスパイシーであっさりと煙のようにスーッと消えていくのに不思議な余韻があって再度纏いたくなる香りです。アンサン・フランボワイヤン(燃え盛るインセンス)は香り立ちはスパイシーですが濃度が薄くて私のハートでは燃え盛らなかったナ...。
オピウム、シャマード、エンディミオン、シェルギィ、ムーランルージュ(HdP)、バラベルサイユは芯の通ったオリエンタル系でした。エメロード(現行は残念!Pが素晴らしい)はふわふわオリエンタルでも最強の香りの一つです。
ウッディ系では何と言っても夜間飛行ですが、ボワデジル、コロマンデル、Back to Black、青いイチジク(Ex)、Rose Oud(キリアン)、1899 Hemingway、New York Intence、Visaはお勧めできます。
レザー系はキュイールドルシー(Chanel版)、バンディ、そしてキャロンのタバブロン。カボシャール(強情っぱり)はスーツの似合う格好良い香り。ゲラン版キュイールドルシーはミツコに似た香りだとムッシュ・ゲランさん(先日、ゲランブティックでBAさんとお話していましたが、この方のブログ凄いですよね)
シプレー系ではミスディオール(旧版)、ジュビリーブーケ(エリザベス女王即位25周年記念)、プロフーモ(現行のミツコで満足できない人へ。代わりを務められるかもしれない)、オダリスク、コンプリス(香調はフローラルアルデヒドだがオークモスの割合が多い気がします)、インプレヴー、オーダス、マ・グリフ。そしてベタだけどやっぱりミツコのパルファム(原料の一部が規制される前のバージョン)でした。あの時体験した脳細胞の広がる感覚は今でも忘れられません。他にそういう広がりを感じたのは、ノートに関係なくルールブルー、エメロード、ミツコ、夜間飛行、オピウム、Back to Blackでした。この先も素敵な香りに出会えると良いなぁと感じます。
参考に数えてみたところ、好きな香りのグループで多かったものは順にオリエンタル、ウッディ、シプレー、スパイシー、グリーン、時々フローラル(ムスキー)とグルマンでした。逆に酔ってしまったのは、ロシアンティ、フランキンセンス・ミルラ・ローズ=マロク、インセンスローズ、Baume du Doge、ロード ナビガトゥール(航海士の水)、蓮の花(P・ベッキオ)、Sensei、プレジャーズ、ユース・デュウ、Violettes du Czar(皇帝のスミレ)...でした。最後のスミレは嫋やかなものとは程遠いアクのあるストロングスミレ。ワイルド・ヴァイオレットが調合されています。個性的な男性向けと感じました。(薄くないです。芯の通りかたとしては、うどんを縦に伸ばしてカチカチに凍らせたようであった)...あとオゾン系とマリン系は得意な方にお任せ致します、スミマセン(汗)キャロン(メーカーではなく)が調合されているものはどうも不得意です。
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