Orange Sanguine(2010)Atelier Cologne
搾りたてオレンジジュースだ!と話題をさらった香り。ブラッドオレンジのジューシーな甘みとほろ苦さがスパークします。太陽の下で香っていたら素敵です。コロン・アブソリュートなので通常のオーデコロンより持続性があります。
Acqua di Parma Colonia(1916)Acqua di Parma
ざらついたシトラスがクール。ギラギラした太陽を浴びたシチリア産のシトラスとピリッとしたローズマリー。スパイシーなベチバーにレモンバーベナとジャスミンの白いお花の香りがドライに重なります。アントニオーニの「太陽はひとりぼっち」を連想します。
グレープフルーツとバニラのむせ返る感じとネロリの甘みが品よく絡み合っています。残り香も素敵です。このアクア・アレゴリア・シリーズはルームフレグランスとしても使用できます。
※妊娠初期にはグレープフルーツとバニラに酔いましたが、お腹から遠い箇所に少量なら大丈夫でした。
Eau de Cologne du Coq(1894) by Guerlain
別記事に掲載しております。
Eau de Cologne Imperiale(1860)Guerlain
初代ゲラン氏が創り出ししたゲラン初のオーデコロン。ナポレオン3世皇后ユージェニーに献上して皇室御用達になりました。こちらもハーバルな香りで、レモンバーベナ、トンカビーンがどことなくフェミニンな印象を与えます。男女兼用です。
Nu Green(2008)Honore des Pres
Honore des Presの香水は100%エコサート認証香料で作られています。消え入るのが早いとはいえ、早朝に匂い立つ草の香りはナチュラルで癒されます。オリヴィア・ジャコベッティの香りがお好きならお勧めです。
Fig Tea(2007)Parfums de Nicolaï
甘酸っぱいイチジク入りグリーンティ(本当はマテ茶ですけど)といった感じのフローラルフルーティ。コリアンダーも調合されておりますがクリアーなトーンなので初夏にパシャパシャ浴びたいところ。
Eau d`Ete(1997)Parfums de Nicolaï
瑞々しく少しだけしっとり感があり、乾燥しやすい夏のオフィスやグラウンドで香っていたいと思わせる匂いです。グレープフルーツとライムのシャワーがジャスミンとミックスされ、爽快感のある使い心地です。
Acqua di Colonia(1533)Santa Maria Novella
ハーバルなオーデコロンといえばこれがその一つ。全体をローズマリーやクローブが引き締めているが、着け心地は優しく、柔らかい。全身に浴びて出かけたい。
4711 Original Eau de Cologne(1792)Maurer & Wirtz
別記事に掲載しております。
L'Eau de Phaedon(2014)Phaedon
Danielle Maniquantによる調香。ナチュラルでアロマティックなネロリ、マンダリン、アロエベラを定着させるためのムスク等。穏やかで自然な香りに仕上げられ、肌に優しい素材を使用しているので、大人から子供まで使えます。
Coton Egyptien(2012)Phaedon
一度廃番になり、今年限定品として復活。ガルバナムがじゅわっと弾けるトップから一定して春の朝の冷たさが来る。雲一つない薄水色の空。マスカットの果汁が染み込んだ綿のシャツといった印象。日なたで乾かしたあとの洗濯物の匂いを連想します。