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2016年7月1日金曜日

夏に纏いたいシトラス&アロマティックな香り(2016)

皆様こんにちは。7月と言ったらもう夏ですよね。この夏に纏いたい香りをピックアップしてみました。


Orange Sanguine(2010)Atelier Cologne
搾りたてオレンジジュースだ!と話題をさらった香り。ブラッドオレンジのジューシーな甘みとほろ苦さがスパークします。太陽の下で香っていたら素敵です。コロン・アブソリュートなので通常のオーデコロンより持続性があります。


Acqua di Parma Colonia(1916)Acqua di Parma
ざらついたシトラスがクール。ギラギラした太陽を浴びたシチリア産のシトラスとピリッとしたローズマリー。スパイシーなベチバーにレモンバーベナとジャスミンの白いお花の香りがドライに重なります。アントニオーニの「太陽はひとりぼっち」を連想します。


Aqua Allegoria Pamplelune(1999)Guerlain
グレープフルーツとバニラのむせ返る感じとネロリの甘みが品よく絡み合っています。残り香も素敵です。このアクア・アレゴリア・シリーズはルームフレグランスとしても使用できます。
※妊娠初期にはグレープフルーツとバニラに酔いましたが、お腹から遠い箇所に少量なら大丈夫でした。


Eau de Cologne du Coq(1894) by Guerlain
別記事に掲載しております。


Eau de Cologne Imperiale(1860)Guerlain
初代ゲラン氏が創り出ししたゲラン初のオーデコロン。ナポレオン3世皇后ユージェニーに献上して皇室御用達になりました。こちらもハーバルな香りで、レモンバーベナ、トンカビーンがどことなくフェミニンな印象を与えます。男女兼用です。


Nu Green(2008)Honore des Pres
Honore des Presの香水は100%エコサート認証香料で作られています。消え入るのが早いとはいえ、早朝に匂い立つ草の香りはナチュラルで癒されます。オリヴィア・ジャコベッティの香りがお好きならお勧めです。


Fig Tea(2007)Parfums de Nicolaï
甘酸っぱいイチジク入りグリーンティ(本当はマテ茶ですけど)といった感じのフローラルフルーティ。コリアンダーも調合されておりますがクリアーなトーンなので初夏にパシャパシャ浴びたいところ。


Eau d`Ete(1997)Parfums de Nicolaï
瑞々しく少しだけしっとり感があり、乾燥しやすい夏のオフィスやグラウンドで香っていたいと思わせる匂いです。グレープフルーツとライムのシャワーがジャスミンとミックスされ、爽快感のある使い心地です。


Acqua di Colonia(1533)Santa Maria Novella
ハーバルなオーデコロンといえばこれがその一つ。全体をローズマリーやクローブが引き締めているが、着け心地は優しく、柔らかい。全身に浴びて出かけたい。


4711 Original Eau de Cologne(1792)Maurer & Wirtz
別記事に掲載しております。


L'Eau de Phaedon(2014)Phaedon
Danielle Maniquantによる調香。ナチュラルでアロマティックなネロリ、マンダリン、アロエベラを定着させるためのムスク等。穏やかで自然な香りに仕上げられ、肌に優しい素材を使用しているので、大人から子供まで使えます。


Coton Egyptien(2012)Phaedon
一度廃番になり、今年限定品として復活。ガルバナムがじゅわっと弾けるトップから一定して春の朝の冷たさが来る。雲一つない薄水色の空。マスカットの果汁が染み込んだ綿のシャツといった印象。日なたで乾かしたあとの洗濯物の匂いを連想します。

2015年4月4日土曜日

Marescialla(1828) by Santa Maria Novella


サンタ・マリア・ノヴェッラのスパイシーなコロン、マレシャッラを生み出したのは「フランス貴族のダモン伯爵夫人(フランスの元帥の妻)」で、当時は皮手袋にこすり付ける香水として使われていたらしい。フランスの香水はもともと革の臭みをごまかす為に作られました。(オーデコロンは殺菌に健康に良くて香りが良いというので作られ始めています)

2013年3月22日金曜日

Citta di Kyoto(2005) by Santa Maria Novella


サンタ・マリア・ノヴェッラのチッタ・ディ・キョートーを試しました。フィレンツェと京都の姉妹都市40周年で作られた香りで、京都の花ハスとフィレンツェの花アイリスが調合されています。この香りが出た頃、SMNへ行きムエットで試しました。パウダリー好きの私は一度で虜になってしまい、しばらくして、ボトルを購入。オーデコロンですからNo.5やロベール・ピゲのバガリよりも奥ゆかしく香ってくれます。これがコロンなのに結構持つんですよ。
古くからのSMNのイメージからすると、パッケージのアートワークに違和感を感じますが紫や青のトーンのイメージはなるほどなぁと思いました。
イメージ通りの和装にも良さそうですが、眠る時に着けるとゆっくり眠れそう。奥ゆかしい。

ベルガモット、オレンジ、アイリス、ジャスミン、ヒヤシンス、サンザシ、イランイラン、蓮、桃、プルーン、ヒノキ、ラベンダー、白樺、シナモン、杉、黒檀、グアヤク、サンダルウッド、パチョリ、ムスク、バニラ、グレーアンバー 。

Caprifoglio(1997) by Santa Maria Novella

写真、いつもアトリエからですみません...。

サンタ・マリア・ノヴェッラのカプリフォーリオ(すいかずら、Honeysuckle)を試しました。初めてのSMNでした。ウェザーリポートのリーダー、ジョー・ザヴィヌルが初めて聞いたジャズ、ハニーサックルローズ(Honeysuckle Rose)を思い出します。
透明感のあるどこか懐かしい香りのカプリフォーリオはオフからオンに使えます。(オフィスでも)お風呂上りにうなじやウエストに着けるのも好きです。私の肌だと次の日には殆どにおいが残りませんので、王妃の水の次にリフレッシュ用としても、仕事の合間の気分変えに着けるのにも重宝しています。
花の甘さと柑橘系の爽やかさが春夏に良い感じです。

トップ: ベルガモット、レモン、オレンジ、ジャスミン。
ハート: スイカズラ、蓮、モクレン、イランイラン、蜂蜜
ベース: オークモス、ベンゾイン。


追記:これも後でちゃんと書こう。