2015年1月22日木曜日

Bois de Copaïba(2006) by Parfumerie Générale


Parfumerie GénéraleのBois de Copaïbaを試しました。

調香師ピエール・ギョーム。ピエールは1977年2月12日仏クレルモン=フェラン生まれ。家は科学者の家系で、調香師への道も科学の勉学をするうちに興味を持って調香を学んだとの事。だから、調香師というよりも科学者なんですって。


彼のブランド名は自身の名前を捩った「パルフュメリエ・ジェネラーレ」にしています。同じ学年にあたる人なのでこの方を若手というには複雑です(笑)そして、ピエールもキリアンに負けず劣らず自分魅せタイプっぽいですねw

昨日はパルフュメリエ・ジェネラーレ「プライベート・コレクション」の香り「Bois de Copaïba(コパイバの木)」を試してみました。コパイバはアマゾンの聖木といわれているそうです。こちらのページを拝見しましたが、免疫力を上げたり、お口や喉のケアができたり、花粉症対策ができたり、化粧水に入れたり、虫刺されに、火傷に...色々な効能があるみたいですね。


先ず、ブラッドオレンジジュース色の液体に惹かれました。それから、アマレット(Amaretto)が調合されていることにも。アマレットといえば、最近発表されたティエリー・ヴァッサー様(ゲラン)のロム・イデアル(訳「理想の男」)はアマレットが調合されたことで話題になりました。

twitterでも少し呟いたのですが、印象は元気な「ルール・ブルー(ゲラン)」。良い意味で非常に古典的なものを感じましたが、決して二番煎じではない面白さ。ルールブルーよりもスパイシーです。それは退廃的でノスタルジックでかつ嫋やかなイメージ。夜ではなく昼か真夜中に着けたいところ。印象付けには、マホガニー、コパイバの木、アマレットがその液体の色と同様に一役買っているのではないかと感じました。

ルールブルーを比較対象として香りの成分をメモしました。表面に現れている以外にも「隠し味」としていくつかの成分が含まれる場合がありますのではっきり言えませんが(単なる通りすがりの香水ファンなので)、印象は似ているのにサンダルウッドしかかぶってませんね...面白いです。


ルール・ブルー
Top Note: アニス、コリアンダー、ネロリ、ベルガモット、レモン
Heart Note: カーネーション、蘭、ジャスミン、クローヴ、ネロリ、ヘリオトロープ、イランイラン、ローズ、スミレ、月下香
Base Note: アイリス、サンダルウッド、ムスク、ベンゾイン、バニラ、ベチバー、トンカ豆


ボワ・ド・コパイバ
Top Note: オレンジ、ジンジャー、アマレット
Heart Note: コパイバの木
Base Note: ミルラ、サンダルウッド、マホガニー

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