天然香水というと、国内ではアンティアンティさん等のごく少ないメーカー様でしか取扱がなかったので遠巻きに眺めているだけでしたが、外にはApril Aromaticsさん、Ayala Morielさん、One Seedさん、Aftelierさん、そしてこのTRNPさんがいました。もちろん、上記以外にも多くのナチュラル・パフューマリーがありました。
それでは、ニッチニッチなオーストラリアのTRNPの2017年香水を御紹介します。
オアシス Oasis (Eau de Cologne, Eau de Parfum)
EdC版:オレンジのおいしい香りに輝く甘い冷たいしぶきの中にネロリとオレンジの花が盛り込まれている。ネロリ、オレンジの花、マダガスカル産イランイラン、白檀の湖上にゆらめくさわやかなグリーンベルガモットのトップで始まる。
主な香料:
ベルガモット、オレンジ、ネロリ、オレンジの花、マダガスカル産イランイラン、サンダルウッド(白檀)
印象:
こういった香りは確かに良くありそうですし、調香から想像できるものではあるのですが、穀物アルコールを使用するなど原料へのこだわりによるものか、オアシスからは嫌なアルコール臭がしないのです。悪く言えば香水っぽくないような、良く言えば手作り感満載、そこが素晴らしい。特徴としては「本当にコロンなの?」て位に長持ちするところ。(季節によるが、8時間はもった)持続性あるシトラス寄りのフローラルフルーティは意外と滅多にないのです。
新鮮なベルガモットやオレンジから始まるこの香りはフルーティなのに温かみを帯びたフローラルノート。着け始めはジューシーな果肉がほとばしり、こっちまで果汁が飛んでくるようです。イランイランや白檀がこのシトラスの底から現れ、次第に温かみを帯びてきます。砂漠のオアシスのほとりで行商人が疲れた喉の渇きを癒すため、木々の日陰の下でゴクゴクと喉を鳴らしながら新鮮な冷水を飲んで、天を仰いだところで初めて安堵の表情が現れたかのよう。
柑橘系なのに暖かい。別段、個性的ではないけれど、だからこそ持っておきたいと思わせる香りに思えます。
テオーネ博士によるとオーデコロン版オアシスは現在販売を中止しているとの事。(2017.4.30)
EdP版:ラッシュ・フローラル・フレンジー(豊かな花の狂乱)
オアシスは大量の手染めのタヒチアンバニラやマイソール産サンダルウッドとともに純粋なローズオットー、チャンパカ(キンコウボク)、フランジパニ、ジンジャーリリー、ハニーサックル、イランイラン、ジャスミン、ネロリ、オレンジブロッサムを含む熱烈に贅沢なフローラルのカクテルから作られた。
このフレグランスのフローラル(ノート)は本物の花々から抽出され、それらは完全に絡み合い、予測不可能で、素朴(土臭く)で、魅惑的であり、自然や肥沃度や自由奔放さについて嬉しそうに語る。オアシスはチラチラと光る色と開花する人生の花の熱狂である。
彼女の気絶するほどの美しさへ飛び込んで......自然の豊かさの為に渇きを癒し給え。
主な香料:
手染めのタヒチアンバニラ、マイソール産サンダルウッド、ローズオットー、チャンパカ(キンコウボク)、フランジパニ、ジンジャーリリー、ハニーサックル、イランイラン、ジャスミン、ネロリ、オレンジの花
印象:
2017年、オアシスはバージョンアップした形で再販されました。それがこの香油版オアシスです。博士の仰るように、また調香からも分かるように、コロン版とは香りが変わっています。
香りを体につける前に少し嗅いでみたら、精油たっぷりの南国の香りがムワ〜ンと漂ってきて明らかにコロン版とは違う仕上がり。肌に乗せてみると、その南国の香りがスパイシーでフェミニンな雰囲気となり、思っていたよりも穏やかになったな、と思ってしばらく置いてみたら芳しい「南国」となります。椰子の木のある白い砂浜の風景を思い描くことができます。
核となるのはオレンジブロッサム、フランジパニ、イランイラン、ジャスミン、そしてジンジャーリリーと感じます。(個人差有り)オレンジブロッサムがとてもジューシーで(この辺はコロン版に通じる)そこに夢を与えるのがイランイランとフランジパニ。ジンジャーリリーとハニーサックルがこの一見ふわふわになりそうな香りをピリッと寄せ集め、ジャスミンが余裕の表情でタヒチアンバニラやマイソールサンダルウッドへと導く。着けたてはオレンジブロッサム、ジャスミンが主だった印象でしたが、肌に馴染んでくるにつれて距離を置きながら南国が近づいてくる。もっと体温の高い時に纏ったら印象が変わるかも知れません。(2017.5.7)
驃騎兵 Hussar (Oil based Perfume)
流浪戦士の香り
Hussar(Huzzarと発音)は、略奪の放浪者と戦士の騎士道精神を呼び起こします。もともとポーランド由来の驃騎兵(Hussar)は敵に恐れられ、友情を得た人々には情熱的に愛されていました。
驃騎兵は、ベルガモット、ローズマリー、ラブダナム、バーチ、カモミール、ジュニパー、キャロットシード、コリアンダー、オークモスを特徴としています。それは寒冷地帯の緑色の森を通りぬけ、野生の花々と緑草の山の草原の向こう側に革小物によって運ばれた、貴重な野生の蜂蜜瓶のような香りがします。これから先に放浪者のキャンプファイヤーがあります。雪が降っています。
主な香料:
ベルガモット、ローズマリー、ラブダナム、バーチ、カモミール、ジュニパー、ウード、キャロットシード、コリアンダー、オークモス
(2017.12)
ウードが無くなり、野草を増やしてより爽やかになりましたと博士。
(2018.4)
ベトナム産ウードを後でレシピに加えたと博士。一度ウードを抜きましたが、やはりウード有りのほうが良かったそうです。(知ってた)
印象:
(2017)面白いです。暖かさと清々しさが同居しています。液体の色はまさに蜂蜜で、それ自体にも蜂蜜のような甘味が有るけれども、お菓子の甘さではなく樹液のような甘さがあります。ハーブというより漢方薬の匂い漂うお薬箱様シプレー。ラブダナム、バーチ、ウードが際立ち、スパイスとしてジュニパーやオークモス等が続きます。途中「これ本当にシプレーノートなのかな?」と感じますが、最後にはちゃんとシプレーに落ち着きました。ミツコやミスディオールのようなクラシカルなシプレーではなくて、出来事を俯瞰して見るような、モダンなシプレーです。物腰が落ち着いた頭の良さそうな香り。「流浪戦士の香り」といっても暴れまくるのはいざという時なんだろうな(第二次ウィーン包囲のヤン・ソビェスキ的に)と想像します。ウード抜きの調香を試していないので何とも言えませんが、私はウードが調合された版が好きです。
博士の香油(オイルパフューム)全体に言えることですが、テクスチュアはさらりとしていてべとつかないで肌に浸透します。乾燥した季節に。
(2018)TRNPでは旧Oasis、Rococo、Sylvanaの次に好きな香りです。最近、黒ボトルラインの香油(パフュームオイル)として再販されました。最初にHussarをミニボトルで購入した後、フルボトルで買わなかった事を後悔し、再販されたら購入する予定でした。途中発売されていたウード抜き版は試したことがないので分かりませんが「再販された新ロット版はウードが無いから爽やかになっているのだろうな」と考えていたら、手持ちのHussarとよく似ていたのです。博士に感謝のメールを送ったところ「レザーノートを加えるために、ベトナム産ウードが復活した」とのことでした。そうじゃないかと思ったのです。後でウードを入れて、途中抜いて、また入れた。ウード入りの方が良かったと。ですよね。ローハニーというか、ミードが染みこんだ樽のような蜂蜜木質様レザーノート、たまりません。レザーを使わずにレザーを表現する試みが、不確かだが心地の良い匂いを作り出しています。
ビザンティウム Byzantium (Oil based Perfume)
オリエンタル・アンバー
黒海から吹き出すプリズム――地中海を旅するエキゾチックな品を積んだ船から反射する紺碧の光とターコイズブルーの光の輝き、トルコとブルガリアのバラ畑から流れ落ちる柔らかい空気。 甘い緑のハーブ、果樹園、戦いと伝説。ビザンティウム。
この興味深いオリエンタル・アンバーの香りは、ベルガモットの柑橘類とヒノキ(サイプレス)の渋い緑の香りを引き出し、パチュリ、ラブダナム、ベンゾインの説得力によって強調されたジャスミン・オーリキュラム、トルコのバラ、アラビアのジャスミン、アンブレットの柔らかいロマンスにつながります。
主な香料:
ベルガモット、ヒノキ(サイプレス)、パチュリ、ラブダナム、ベンゾイン、ジャスミン・オーリキュラム、ターキッシュローズ、アラビアンジャスミン、アンブレット
印象:
Byzantium has a rich aroma, but is so silent. It's bright and very quiet. When I opened the cap, I felt like a naturally matured Mediterranean Citruses in the old barrel. When it put on my skin, cool Cypress and Jasmine join in this. (Like the turquoise colored sea) Finally the scent became dried woody taste, but there are still Citruses and Rose. That's enigmatic bright oriental scent.
ラビリンス Labyrinth (Oil based Perfume)
ラビリンス(純粋な香油)。暗黒との神秘的な出会い――ラビリンスは地球の謎や自然の不思議な恐怖の領域による闇の震える場所であり、大洞窟の残響である。(略)瞑想する人たち、深い深みのある内面反射を求めている人、特にベールのために憧れている人たちのためには素晴らしい...
主な香料:
ビターオレンジ、アンバーアコード、ミルラ、フランキンセンス、ローズ・オットー、東洋のスパイスアコード、アトラスシダーウッド、マイソール産サンダルウッド。
印象:
薔薇の燃えさし Rose Embers (Oil based Perfume)
バラとバニラアンバー
Rose Embersは、ローズ・ド・メの爽やかで輝かしい花束とバニラに焦点を合わせた素晴らしい「燃えさし(Embers)」のサマー・バージョンです。
薔薇の燃えさしは(わずかに異なる処方で)燃えさしときっかり同じ材料を含んでいますが、たっぷり加圧されたバラとバニラの成分は、気温が高く暑い季節に不思議なくらいに効果てきめんの優雅なフローラルアンバーを創り上げるためにこれを高めます。
主な香料:
マイソール産サンダルウッド、手作りのブルボンバニラチンキ、ラブダナム、ベンゾイン、ローズ・ド・メ、ハーブ、スパイス
印象:
If a friendly and gentle person turns into a perfume, I think that a person will be Rose Embers. There are my favorite sandalwood, Benzoin, Rose, Vanilla, Labdanum, Spices. Awesome vanilla and spices start with Rose. Rose scent is lightly, so it's not heavy. These add more warmth by intermingling with Labdanum and creamy Benzoin. Sandalwood like milk has an air feeling, and emphasizes a more elegant and dried aroma. Rose Embers will become to my friend which can wear in almost seasons (especially cool days).
(2017.12)
ウードが無くなり、野草を増やしてより爽やかになりましたと博士。
(2018.4)
ベトナム産ウードを後でレシピに加えたと博士。一度ウードを抜きましたが、やはりウード有りのほうが良かったそうです。(知ってた)
印象:
(2017)面白いです。暖かさと清々しさが同居しています。液体の色はまさに蜂蜜で、それ自体にも蜂蜜のような甘味が有るけれども、お菓子の甘さではなく樹液のような甘さがあります。ハーブというより漢方薬の匂い漂うお薬箱様シプレー。ラブダナム、バーチ、ウードが際立ち、スパイスとしてジュニパーやオークモス等が続きます。途中「これ本当にシプレーノートなのかな?」と感じますが、最後にはちゃんとシプレーに落ち着きました。ミツコやミスディオールのようなクラシカルなシプレーではなくて、出来事を俯瞰して見るような、モダンなシプレーです。物腰が落ち着いた頭の良さそうな香り。「流浪戦士の香り」といっても暴れまくるのはいざという時なんだろうな(第二次ウィーン包囲のヤン・ソビェスキ的に)と想像します。ウード抜きの調香を試していないので何とも言えませんが、私はウードが調合された版が好きです。
博士の香油(オイルパフューム)全体に言えることですが、テクスチュアはさらりとしていてべとつかないで肌に浸透します。乾燥した季節に。
(2018)TRNPでは旧Oasis、Rococo、Sylvanaの次に好きな香りです。最近、黒ボトルラインの香油(パフュームオイル)として再販されました。最初にHussarをミニボトルで購入した後、フルボトルで買わなかった事を後悔し、再販されたら購入する予定でした。途中発売されていたウード抜き版は試したことがないので分かりませんが「再販された新ロット版はウードが無いから爽やかになっているのだろうな」と考えていたら、手持ちのHussarとよく似ていたのです。博士に感謝のメールを送ったところ「レザーノートを加えるために、ベトナム産ウードが復活した」とのことでした。そうじゃないかと思ったのです。後でウードを入れて、途中抜いて、また入れた。ウード入りの方が良かったと。ですよね。ローハニーというか、ミードが染みこんだ樽のような蜂蜜木質様レザーノート、たまりません。レザーを使わずにレザーを表現する試みが、不確かだが心地の良い匂いを作り出しています。
ビザンティウム Byzantium (Oil based Perfume)
オリエンタル・アンバー
黒海から吹き出すプリズム――地中海を旅するエキゾチックな品を積んだ船から反射する紺碧の光とターコイズブルーの光の輝き、トルコとブルガリアのバラ畑から流れ落ちる柔らかい空気。 甘い緑のハーブ、果樹園、戦いと伝説。ビザンティウム。
この興味深いオリエンタル・アンバーの香りは、ベルガモットの柑橘類とヒノキ(サイプレス)の渋い緑の香りを引き出し、パチュリ、ラブダナム、ベンゾインの説得力によって強調されたジャスミン・オーリキュラム、トルコのバラ、アラビアのジャスミン、アンブレットの柔らかいロマンスにつながります。
主な香料:
ベルガモット、ヒノキ(サイプレス)、パチュリ、ラブダナム、ベンゾイン、ジャスミン・オーリキュラム、ターキッシュローズ、アラビアンジャスミン、アンブレット
印象:
Byzantium has a rich aroma, but is so silent. It's bright and very quiet. When I opened the cap, I felt like a naturally matured Mediterranean Citruses in the old barrel. When it put on my skin, cool Cypress and Jasmine join in this. (Like the turquoise colored sea) Finally the scent became dried woody taste, but there are still Citruses and Rose. That's enigmatic bright oriental scent.
ラビリンス Labyrinth (Oil based Perfume)
ラビリンス(純粋な香油)。暗黒との神秘的な出会い――ラビリンスは地球の謎や自然の不思議な恐怖の領域による闇の震える場所であり、大洞窟の残響である。(略)瞑想する人たち、深い深みのある内面反射を求めている人、特にベールのために憧れている人たちのためには素晴らしい...
主な香料:
ビターオレンジ、アンバーアコード、ミルラ、フランキンセンス、ローズ・オットー、東洋のスパイスアコード、アトラスシダーウッド、マイソール産サンダルウッド。
印象:
Labyrinth is strong and wonderful.
(I said to my own heart, Welcome to Labyrinth!) If you enter the mysterious scent world, maybe you wouldn't be able to come out of this deep scent.
I open the the lid of the bottle, I felt very spicy scent. In addition, when I put the liquid on my skin, the bitter orange overlaps with the heavy Myrrh, and the amber invited me deeply into the dark. Spicy and deep Myrrh and Amber increase imagination and make it an unrealistic dream. I would like to feel it more.
薔薇の燃えさし Rose Embers (Oil based Perfume)
バラとバニラアンバー
Rose Embersは、ローズ・ド・メの爽やかで輝かしい花束とバニラに焦点を合わせた素晴らしい「燃えさし(Embers)」のサマー・バージョンです。
薔薇の燃えさしは(わずかに異なる処方で)燃えさしときっかり同じ材料を含んでいますが、たっぷり加圧されたバラとバニラの成分は、気温が高く暑い季節に不思議なくらいに効果てきめんの優雅なフローラルアンバーを創り上げるためにこれを高めます。
主な香料:
マイソール産サンダルウッド、手作りのブルボンバニラチンキ、ラブダナム、ベンゾイン、ローズ・ド・メ、ハーブ、スパイス
印象:
If a friendly and gentle person turns into a perfume, I think that a person will be Rose Embers. There are my favorite sandalwood, Benzoin, Rose, Vanilla, Labdanum, Spices. Awesome vanilla and spices start with Rose. Rose scent is lightly, so it's not heavy. These add more warmth by intermingling with Labdanum and creamy Benzoin. Sandalwood like milk has an air feeling, and emphasizes a more elegant and dried aroma. Rose Embers will become to my friend which can wear in almost seasons (especially cool days).
トリスタン&イゾルテ(Eau de Parfums) 限定品 ※ペアフレグランス
トリスタン(Eau de Parfums)
険しいコーンウォール海岸地帯の香りです。吹きさらしの景色、野草とハーブの苦み、緑の恩恵を誇る牧草地(セイヨウナツユキソウ)、独特の海の塩味に似たオークモスと泥炭。忘れられないほどユニークで美しい香りであるトリスタンは冷たい風と銀の封印の辛辣なかみ傷であり、光の属性は地球上のどこにも見つかりません。
主な香料:
緑の草、ハーブノート、ゴース、オークモス、泥炭、シーノート(海の香り)
印象:
博士からこちらの新作について伺ったのは発売前で、幸運にもこちらのペアフレグランスを試すことができました。ばら売りはしないようです。
香りは野性味あふれるシダの香りで幕を開けます。それから、キラキラと青い(薬草のような)ハーブと野草の匂いが五感を刺激します。新鮮な香料を使っているのが容易に想像できるほど。シダとオークモスがクラシカルな部分を担当しておりますが、そこはモダンにまとめられています。ベースにしっかりとダークなものが潜んでいて、アイルランドの曇り空が見えるところが素晴らしい。牧歌的で、孤独な香りです。
イゾルテ(Eau de Parfums)
雨霧の深いアイルランドの丘ラフクルー(Loughcrew)に感銘を受けた芸術家の香りで、彼らがその土地に魔法の影を投げかけた立石(メンヒル)によじ登る暗いナヴァンとニューゲート、穏やかな光と音楽で満たされた泥炭の花、柔らかい緑のシダの茂みやギラギラと光るモスのように穏やかです。
主な香料:
フローラルノート、シダ、オークモス
印象:
分類するとシプレーフローラル。香料の事は曖昧に書かれていますが、シャクヤク(芍薬)とバラがメインと感じます。とても豪華ですし妖艶な匂いで登場するイゾルテが垣間見えます。シダと苔が重なり合う、魔法のような辛口の花には棘がある。そんな印象を持ちます。時間の経過とともに香りは暖かくなります。ここは個人の感想ですが、イゾルテという人はしたたかだったという話にも思えてきます。
イースト(Eau de Parfums)
シアー・フローラル・アンバー
「East」は多くのアジア文化の美しい伝統を連想させる、柔らかく輝くエキゾチックな花のベールです。花は神聖さと自然の貴重さに敬意を表して提供されます。ジンジャーリリーアブソリュート、ティアレ(タヒチ産ガーディアニア) バナナ産シダーウッド、バージニア産シダーウッドなど、この香りの「重さ」はかなり風通しの良いもので、Eastのロングラステイング性、貯蔵された牧草、輝きは、共用スペースで着用するのに最適な香りになるよう調整されています。それは喜びと繊細ないざこざを超えて他の人に邪魔されたり、圧倒されたりすることはありませんが、目の前で静かに歩く人の素晴らしさを感じさせます。(半透明のブーケの花嫁)
主な香料:
ジンジャーリリーアブソリュート、イランイラン、ティアレ(タヒチ産ガーディアニア) バナナ産シダーウッド、バージニア産シダーウッド、バニラ、アンバー、ジャスミン等
印象:
博士が「あなたはこの香り好きかも知れないわ」と勧めて下さった香りです。ジンジャーリリー、イランイラン、ティアレ、ジャスミン...レシピを見ただけで避暑地に飛んでいきそうな香りですよね。正しく、お花がプールに浮いている感じの芳しいホワイトブーケです。お好きな方が殆どではないかと感じます。
Where does this elegant ache and beautiful ephemerality come from? In this case, maybe it will come down from the east.
Teone as the wonderful perfumer recommended "East" to me (she said that "you might like it"). She is very understand my favorite scent. Spicy White Ginger Lily and aromatic sweety Tiare Flower invites me to the East world. Amber and fealty sweet Ylang-Ylang are like flying butterflies with the fertile ground.
And hardness of Virginia cedar recalls me, "please return to here."
サンタラム Santalum(Solid Perfume)
サンタラムは本当に虹の端にある鍋1杯分の金です。これは本当です。この御馳走のためにとても長い間そばにいなければならない事が分かったので、私は巨大な60gmの缶でそれを作りました。ですので......この特大の金の鍋は最後で最後で最後となります。
貴重なマイソール産サンダルウッド、私の特徴的なアンバーアコード、バニラアブソリュート、オーガニックの蜜蝋、特上冷間ココナッツオイル、分割したココナッツオイル、愛と献身が入っています。 この奇跡的な芳香のあるスキンバームに幸せがあります。
香りの良いボディバーム、香りの重ね付けのための丈夫な保湿ベース、本当に乾いた肌のための長持ちするハンドローション、本当に乾燥した肌のために少量で豪華なフェイシャルトリートメントになります。それは荒涼とした日の...黄金の鍋の中の親友です。
主な香料:
マイソール産サンダルウッド、アンバーアコード、バニラアブソリュート、オーガニックの蜜蝋、特上冷間ココナッツオイル、分割したココナッツオイル
印象:
これはもう、ただただ貴重なマイソール産のサンダルウッドを味わい噛みしめるための香りではないかと存じます。かたくなな心が解れるクリーミーで甘く柔らかい白檀の匂い。その魅力的な芳香に感嘆するのみです。
儀式 Ritual(Oil based Perfume, Eau de Parfums)
スパイシーフローラルオリエンタル
EdP版:
彼は人生の円軌道であり、全ての習慣的な足跡である。
私たちは息を吸う。
私たちは人生のゲームにおいて、敬虔で、陳腐で、愛情があり、苦しみ、穏やである。
私たちは感じるために遊び、失えば、再び動きだす......
少しずつ......それぞれの瞬間が、儀式(Ritual)の香りで満たされる。
このRitualは、煙草葉、白檀、チューベローズ、ピンク・ロータス、レモンを特徴としています。 奇妙で男性的なこの花の香りは長く持続し、メタリックです。
(結集した敵意の、おこがましく、精巧な、戦略的現実主義の、勝利を収めた強烈な光を思い出させる、荒涼とした身に染みる匂い)
このけだものは、ほんの少数の人にしか合いません。本当にそれを着けこなせる人は熱狂します。
主な香料:
煙草、白檀、チューベローズ、ピンク・ロータス、レモン
Parfum版:
儀式(Ritual)のパルファムは、煙草葉、白檀、チューベローズ、ピンクロータス、レモン、カルダモン、ベトナム産のウードを加えた儀式(Ritual)EdP版よりもさらに暖かくスパイシーなバージョンです。この悪い男の子は絹のパジャマを抱きしめている怠惰な誘惑です。
主な香料:
煙草、白檀、チューベローズ、ピンク・ロータス、レモン、カルダモン、ベトナム産のウード
印象:
こちらは先日までEdPのみ発売されておりましたが、後日博士に伺ったところ私にはパルファム(香油)のサンプルを送って下さっていました。ですので、パルファム版の感想を書きます。ありがとうございます~!
英語の感想と同じですが、とてもスパイシーです。鼻にカーーッ!とくる辛さ。これは癖になります。チューベローズの分厚い香ばしさが際立ち、そこに優雅で冷たいピンクロータスと、ドライでアーシーな煙草葉が重なり、博士のコンセプト通り野心家な男性の雰囲気を作り出しています。光沢のあるライトグレーのスリーピースを着こなす、スポーツカーに乗った細身の男。もちろん、女性にもおすすめです。(仕事に着ていきたくてフルボトル購入しました)
Recently I often wear Teone's new perfume work "Ritual" Parfum version.
I like this amazed spicy tuberose with tobacco since I wore it for a first time. First, Lemon opens this spicy scent with tuberose, and pink lotus makes me graceful feeling. And finally it moves to earthy and ethereal moods of Tobacco and Sandalwood while keeping tuberose's white flower. He/she has shown masculine, chic and seemingly smart image like driving a modernistic car (It would be the scent of the polished car interior), but has something darkness ambition. That person owns only what a person needs. That's modern warriors with suits.
南極大陸 Antarctica (Eau de Parfums)
ヒヤシンス・バイオレット・チューベローズ
凍結する氷のような寒風の季節。この香りは20世紀初頭に着用された典型的な男性用フローラルシプレーです。身を切るような、温厚な、独特で、ユニークなこの冷たいフローラルはシプレーベースと決闘し、思い出に残る美しい香りの道を残します。恐らく、誰でも着用することができます。南極大陸(Antarctica)は決して、かわいらしく少女らしいとは言われないでしょうし、それは(探検家の万能薬...そして、頭が回る)冒険の香りです。
主な香料:
ヒヤシンス、チューベローズ、バイオレットリーフ、ラブダヌム、オークモス、パチュリ
印象:
こちらもフルボトルで。何故って、以前からジャスミンが入っていないチューベローズとオークモスを使ったシプレーノート(かつ、色々調合されていないシンプルなもの)が無いだろうかとずっと探していたからです。
精油感バリバリ。肌に着けた直後は苦く新鮮なベルガモットを感じます。それからすぐに、雄々しくコクのあるヴァイオレットリーフが、冷たく青い質感のヒヤシンスと女性的で芳ばしいチューベローズに出会います。深みはあるものの格式張らない穏やかなシプレーフローラルです。しばらく経つととろみが出てきます。期待通りでした。
Teone made a wonderful and unique Chypre Floral scent again. And it might match with anyone who loves modern classical Chypre notes. First, I felt a masculine violet leaf and bitter fresh Bergamot with spicy Tuberose. After that, my nose caught a coolish Hyacinth, earthy Labdanum and dryish Patchouli. A little matte Oakmoss always keeps to joining them. Finally soft residual fragrance remained on my skin.
This mixing presents me slow-motion breadth for muscular and gentle (but he having clothes), and gives me silent driving power. It has a powerful but kindness androgynous feeling. Motherhood in men.
In other words, what I want to say is that this scent is ideal for a neutral atmosphere. I love it.
スパイシーフローラルオリエンタル
EdP版:
彼は人生の円軌道であり、全ての習慣的な足跡である。
私たちは息を吸う。
私たちは人生のゲームにおいて、敬虔で、陳腐で、愛情があり、苦しみ、穏やである。
私たちは感じるために遊び、失えば、再び動きだす......
少しずつ......それぞれの瞬間が、儀式(Ritual)の香りで満たされる。
このRitualは、煙草葉、白檀、チューベローズ、ピンク・ロータス、レモンを特徴としています。 奇妙で男性的なこの花の香りは長く持続し、メタリックです。
(結集した敵意の、おこがましく、精巧な、戦略的現実主義の、勝利を収めた強烈な光を思い出させる、荒涼とした身に染みる匂い)
このけだものは、ほんの少数の人にしか合いません。本当にそれを着けこなせる人は熱狂します。
主な香料:
煙草、白檀、チューベローズ、ピンク・ロータス、レモン
Parfum版:
儀式(Ritual)のパルファムは、煙草葉、白檀、チューベローズ、ピンクロータス、レモン、カルダモン、ベトナム産のウードを加えた儀式(Ritual)EdP版よりもさらに暖かくスパイシーなバージョンです。この悪い男の子は絹のパジャマを抱きしめている怠惰な誘惑です。
主な香料:
煙草、白檀、チューベローズ、ピンク・ロータス、レモン、カルダモン、ベトナム産のウード
印象:
こちらは先日までEdPのみ発売されておりましたが、後日博士に伺ったところ私にはパルファム(香油)のサンプルを送って下さっていました。ですので、パルファム版の感想を書きます。ありがとうございます~!
英語の感想と同じですが、とてもスパイシーです。鼻にカーーッ!とくる辛さ。これは癖になります。チューベローズの分厚い香ばしさが際立ち、そこに優雅で冷たいピンクロータスと、ドライでアーシーな煙草葉が重なり、博士のコンセプト通り野心家な男性の雰囲気を作り出しています。光沢のあるライトグレーのスリーピースを着こなす、スポーツカーに乗った細身の男。もちろん、女性にもおすすめです。(仕事に着ていきたくてフルボトル購入しました)
Recently I often wear Teone's new perfume work "Ritual" Parfum version.
I like this amazed spicy tuberose with tobacco since I wore it for a first time. First, Lemon opens this spicy scent with tuberose, and pink lotus makes me graceful feeling. And finally it moves to earthy and ethereal moods of Tobacco and Sandalwood while keeping tuberose's white flower. He/she has shown masculine, chic and seemingly smart image like driving a modernistic car (It would be the scent of the polished car interior), but has something darkness ambition. That person owns only what a person needs. That's modern warriors with suits.
南極大陸 Antarctica (Eau de Parfums)
ヒヤシンス・バイオレット・チューベローズ
凍結する氷のような寒風の季節。この香りは20世紀初頭に着用された典型的な男性用フローラルシプレーです。身を切るような、温厚な、独特で、ユニークなこの冷たいフローラルはシプレーベースと決闘し、思い出に残る美しい香りの道を残します。恐らく、誰でも着用することができます。南極大陸(Antarctica)は決して、かわいらしく少女らしいとは言われないでしょうし、それは(探検家の万能薬...そして、頭が回る)冒険の香りです。
主な香料:
ヒヤシンス、チューベローズ、バイオレットリーフ、ラブダヌム、オークモス、パチュリ
印象:
こちらもフルボトルで。何故って、以前からジャスミンが入っていないチューベローズとオークモスを使ったシプレーノート(かつ、色々調合されていないシンプルなもの)が無いだろうかとずっと探していたからです。
精油感バリバリ。肌に着けた直後は苦く新鮮なベルガモットを感じます。それからすぐに、雄々しくコクのあるヴァイオレットリーフが、冷たく青い質感のヒヤシンスと女性的で芳ばしいチューベローズに出会います。深みはあるものの格式張らない穏やかなシプレーフローラルです。しばらく経つととろみが出てきます。期待通りでした。
Teone made a wonderful and unique Chypre Floral scent again. And it might match with anyone who loves modern classical Chypre notes. First, I felt a masculine violet leaf and bitter fresh Bergamot with spicy Tuberose. After that, my nose caught a coolish Hyacinth, earthy Labdanum and dryish Patchouli. A little matte Oakmoss always keeps to joining them. Finally soft residual fragrance remained on my skin.
This mixing presents me slow-motion breadth for muscular and gentle (but he having clothes), and gives me silent driving power. It has a powerful but kindness androgynous feeling. Motherhood in men.
In other words, what I want to say is that this scent is ideal for a neutral atmosphere. I love it.
夜の歌 Night Song (Eau de Parfums)
マグノリアと夢
どことなく、カッワーリーの歌い手たちが始めているように、あなたは外敵から守られたスーフィー寺院の中庭に夢中にさせられる。タブラス島で始まり、ハルモニウムが始まり、チャンパカの花の香りが流れ込み、月が上るにつれて湿った夕刻の風に運ばれる。インセンスとスパイスは時間がたつにつれてドラムとともに浮かび上がる……そして、幻想的で驚くほど美しい波のように別世界の夢の香りが立ち昇る。
ナイト・ソングは多角的です。多次元な手触りの出会い。私はこれが春の暖かさで成熟し、夏の間には完全に柔らかくなって、良くならずにはいられないでしょうし、さらにこの先2ヶ月間、向上せずにはいられないだろうと感じます。来年、それは驚くほど良くなるでしょう、しかし、私は現時点ではあらゆる機会でこれを着ています。
ヌスラト・ファテー・アリー・ハーン氏の神聖なインスピレーションを受けた音楽的才能を深く感謝し、この香水を捧げます。この香りは、彼のアルバム「Night Song」にちなんで名付けられました。
主な香料:
チャンパカ、ピンク・ロータス、マイソール産サンダルウッド、インド産ウード、没薬(ミルラ)、乳香(フランキンセンス)、ラブダナム、バニラ、タバコ
印象:
Night Song always doesn't betray. Its materials may complicated, but it's felt simple. Myrrh, Champaka and Oud are very intensive, so it’s spicy, dark and dry. And I feel a scent like strong cinnamon at first. After that, it changes warm and begin to speak and sing kindly and comfortably with woody and resinic moods by Labdanum, Mysore Sandalwood and Frankincense. Aromatic Tobacco is highly effective.
A person who wore Night Song for a first time wish to keep it only for oneself, but sometimes would like to share with everyone. The scent will long lasting. Wonderful.
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