2050年1月1日土曜日

香りの覚書ブログはじめました。

Kumiko Sakaki Solo Art Exhibition "The scent of the fop" trailer


こんにちは、さかきくみこです。
色々試香するうちに2013年個展「洒落者の残り香」のテーマにもなったのが香水の世界。ブログのタイトルは個展の名前に由来します。
(上記、予告編参照)

Diaryで香水のことばかり話していてもなあと前々から思っていたので、思い切って香水の覚書ブログをはじめました。ご存知のように、私は専門家ではございませんので多少独断と偏見もあるかと思いますが、大目に見て頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。

2018年9月11日火曜日

木霊 - TRNPの自然派香水(2018)

木霊(2018)new!

いつも応援しているオーストラリアの天然香水パフューマリーTRNPの調香師テオーネさんが、この9月に日本の精霊をモチーフにした新作香水「木霊」を発表しました。1960年代の日本を舞台とした恋愛小説(その中に出てくる彼女の神秘的で官能的な残り香)から直感を得たそうです。

ブログによれば、テオーネさんはその香りを具現化したいという強迫観念に駆られ、7月頃、私に「日本の精霊を主題にした香りを作っているのですが、日本語で良い名称はないでしょうか」とを訊ねられました。伏せておきますが、私は幾つかそのイメージに合う精霊や神様の名を挙げました。それで、テオーネさんが「素敵な響きだし良い感じがする」と選んだのが「木霊(Kodama)」でした。

8月中にプロトタイプのサンプルが届き、サイトでも発売されたので試したかったのですが「9月まで試すのを待って。一緒に送ったRose Embersのアンバー強化版できっと気がまぎれるわ。今最終版を作っているので完成したら最終版のサンプルを送ります」と言われておりましたので、しばらく待ちました(笑)そして昨日、最終版のサンプルが到着しました。

私に名付けを依頼して下さった件ついての記述がブログ記事にございますのでご覧ください。

2018年7月8日日曜日

Les Eaux De Chanelシリーズ3種


リゾートな匂いがしました。

シャネルの新作、Les Eaux De Chanelシリーズを試しました。カペル英大尉って1919年12月22日に事故で無くなられているのですね。私の亡き祖父が0歳1ヶ月の頃か……と思考が止まりました。大尉は別の貴族女性と結婚していましたが、シャネルのパトロンであり恋人であった人。ココはボーイとの子を授かりたかったが違法な手術の後遺症で出来なかった。後々、ココはその影響で妊婦嫌いになったとも。そうなんだよねぇ(T_T)シャネルの勝ち気で仕事熱心なところは元々の気質もあるのでしょうけれど、色々考えさせられます。
いかん、しんみりする……個人的な感想を書かせて頂きました。参考になれば幸いです。

2018年7月7日土曜日

Olfactive Studioの香り2種

綺麗なサンプルパッケージ~

皆さまこんにちは。
近頃はボトル買いをなるべく抑えて(?)サンプルを試すことが多いのですが、以前から気になっていたOlfactive Studioの香り「Ombre Indigo」「Still Life」を試しました。ボトルやビジュアルイメージがとても素敵で、最初はイタリアのパフューマリーかと思いました。現在12種の香水、4種のキャンドルが発売されているのでチェックしてみてください。

2018年7月1日日曜日

TRNPの自然派香水・香油・練り香水(2018)


皆さま、こんにちは。7月に入らないうちにもう梅雨明けとは驚きました。まだ台風も来ていないのに、水不足で野菜の値段が高騰したらどうしましょう(汗)

6月中旬にメールでやり取りした際は「ここ数日間は涼しく、日の光は金色で、夜は震える寒さです。ベッドに沢山の毛布を掛けていますが、まだ寒いです」と、テオーネ博士が仰っていました。また、大分前ですがワーホリへ行っていた妹からはサーフィンをする海パン姿のサンタクロースのグリーディングカードが届き、改めて季節の違いを実感しました。
南半球と北半球は季節が逆ですよね。ワールドカップが開催されている時期の日本は夏ですが、オーストラリアは秋から冬へ移り変わる時期ですので、冬には夏向きの香りが、夏に冬向きの香りが出ています。

今季になって、パッケージや価格設定など、大幅にリニューアルしました。
 ・Aromatics Rangeはオーデコロン(ただしEDP濃度に近く、ロングラスティング)
 ・Touch to Anointは香油/パフュームオイル
 ・Gossamer WingsはEDT
 ・Eaux on VelvetはEDP

EDPやパルファンの中でも材料にコストをかけているものは「Lusso Collection」として別枠に分類されています。「Archives」には博士が廃盤にすると決めた香水があります。May Rose、Kafka、Black Spruce、ChopinのEDPもやがて無くなりますので、気になる方はチェックしてみてください。

WINTER 2018」シリーズも6月下旬に発売されました。香りは35mlのスプレー式ボトルに詰められています。博士初のシグネチャー・フレグランス「フレッド&ジンジャーリリー」もありますし、EDT版のために再調香された(ゼラニウムが加えられた)Sylvanaもあります。

Aromatics Range」シリーズに関するテオーネ博士の記事はこちらです。「フランスの伝統的なコロン、古典的で純粋で自然な香りにスタイル付けされているため、それぞれの名をフランス語で付けました」との事。下記の2種を試したのみですが、オーソドックスでなかなか良い仕上がりだと思います。自然なシプレノートが何とも心地よいです。
ニッチニッチなナチュラルパフューマリー、TRNPの2018年の香水を御紹介していきます。