2013年11月8日金曜日

Un bois vanille(2003) by Serge Lutens


2013/11/8 00:15:57 の記事

疲れると甘いものが欲しくなりますよね?そういう時に病的に纏いたくなるようなバニラだと感じるのです。
だけど、お菓子の代わりというわけじゃない、成長した女性のための匂い。成人とはいえ、何となくまだ若い感じも。派手じゃないけれど。

トップは甘々で「これはちょっと濃すぎるかも?」と感じました。ココナッツミルクの影響でしょうか。軽々しくないのは蜜蝋やアーモンドのビターな面があるからでしょうか。濃度が違うとはいえ、サンタ・マリア・ノヴェッラのバニラとこれの間の香りが欲しいと思ってしまいます。安っぽい?そんなことないか。安っぽい?いや、違う...心の葛藤がミドルまで続きます。

疑念を抱きながらも気になる、と思ったら好きなレジン系香料ベンゾインが調合されていました。日によっては、ラストまでバニラが残っている。持続性は良いかもです。あえて、黒のドレスに合わせて欲しいかも。

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