tag:blogger.com,1999:blog-30720231511552375802024-03-05T14:06:24.526+09:00The Scent of FopsThe Scent of Fopsとは洒落者(めかし屋)の残り香。香り好きイラストレーターの覚書。Unknownnoreply@blogger.comBlogger92125tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-51126316600352268142050-01-01T00:00:00.000+09:002016-01-31T17:53:38.863+09:00香りの覚書ブログはじめました。<div style="text-align: center;">
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="344" src="//www.youtube.com/embed/nkhvxoY4ozU" width="459"></iframe>
</div>
<div style="text-align: center;">
Kumiko Sakaki Solo Art Exhibition "The scent of the fop" trailer</div>
<br />
<br />
こんにちは、さかきくみこです。<br />
色々試香するうちに2013年個展「<a href="http://kumicovnote.blogspot.jp/2013/08/kumiko-sakaki-solo-art-exhibition-scent.html">洒落者の残り香</a>」のテーマにもなったのが香水の世界。ブログのタイトルは個展の名前に由来します。<br />
(上記、予告編参照)<br />
<br />
Diaryで香水のことばかり話していてもなあと前々から思っていたので、思い切って香水の覚書ブログをはじめました。ご存知のように、私は専門家ではございませんので多少独断と偏見もあるかと思いますが、大目に見て頂ければ幸いです。<br />
<br />
よろしくお願い致します。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-22537371478230142922021-05-28T08:59:00.001+09:002021-05-28T09:00:20.194+09:00近況です。<div><span style="font-family: inherit;">ご無沙汰しております。</span></div><span style="font-family: inherit;">「あと数ヶ月はジャスミン含有香水はお預けです」</span><div><span style="font-family: inherit;">と先日のブログに書きましたが、実は子供が生まれまして、この年齢というのもあって現在めちゃくちゃ余裕がありません(汗)</span></div><div><span style="font-family: inherit;">3月の終わりに久しぶりに着けた香水は<span style="background-color: white;">1927年発表のランバンの名香「</span><a href="http://www.lanvin.com/#/jp/fragrances/timeline-today-s-perfumes" style="background-color: white; text-decoration-line: none;" target="_blank">Arpège</a><span style="background-color: white;">」のパルファム</span>でした♪</span></div>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-24679540895660147812021-01-01T13:34:00.003+09:002021-01-01T13:37:06.084+09:00明けましておめでとうございます(2021)<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQG7ak7mIlmM5RcU1Hu872XPg8TRN7sfGFKfj0OAi1OhJPPPRR_tqH10dZJHdL41VxI4iELenkH5YAiJ1klkvtM67HIMCUQ3ElvAoIhKZXPeewuODAqWjm1JFKj5ALML53GawDRw2a_Zc/s1024/odalisque.JPG" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1024" data-original-width="1024" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQG7ak7mIlmM5RcU1Hu872XPg8TRN7sfGFKfj0OAi1OhJPPPRR_tqH10dZJHdL41VxI4iELenkH5YAiJ1klkvtM67HIMCUQ3ElvAoIhKZXPeewuODAqWjm1JFKj5ALML53GawDRw2a_Zc/s320/odalisque.JPG" /></a></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><span style="font-size: x-small;">あと数ヶ月はジャスミン含有香水はお預けです。</span></div><br /><div><br /></div>新年、明けましておめでとうございます。
<div><br /></div><div>旧年中は大変お世話になり、心より御礼申し上げます。</div><div>良い香りを愉しむことが好きな私が、まさかのにおい悪阻になっており、</div><div>年末は入院もして、なかなか更新できない昨年でしたが、</div><div>今年の後半戦は少しずつ香水の事を書ければ良いなと思っております。</div><div>(香水アカウントではない為、少なめですが時折<a href="https://twitter.com/kumicov" target="_blank">twitter</a>でもボヤいております 汗)</div><div><br /></div><div>ブログにて恐縮ですが、皆様の益々のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、</div><div>新年のご挨拶とさせていただきます。 </div><div><br /></div><div><br /></div><div>Kumicov</div>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-14173154166271531572020-01-06T00:47:00.003+09:002020-05-27T22:43:57.566+09:00Croatian Perfume House サンプル<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhP1Y3K7BKP3I7Dk4QNh_0gmZzaCU83zRRpsGIOpCYL2d3bb2WOgdAHeVaZDdmTN1zZbhUTkNQ6BIZECWitcoQMW9QEF37nSo9Xc-gquXL_UQ7PyJ0UXQ4aaHXUNAMFp2bdzHUt053qbRA/s1600/croatian+ph.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="628" data-original-width="640" height="314" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhP1Y3K7BKP3I7Dk4QNh_0gmZzaCU83zRRpsGIOpCYL2d3bb2WOgdAHeVaZDdmTN1zZbhUTkNQ6BIZECWitcoQMW9QEF37nSo9Xc-gquXL_UQ7PyJ0UXQ4aaHXUNAMFp2bdzHUt053qbRA/s320/croatian+ph.png" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">Sさん、ありがとうございます♡!</span></div>
<br />
皆さま、明けましておめでとうございます!ご無沙汰しておりますが、生きてます(^^;)<br />
オーストリア関連の情報を探していたところ、クロアチアン・パフューム・ハウスという、文字通りクロアチアのパフューマリーのページを見かけました。サンプルを送ってもらえるかどうか伺ったところ、EU圏外の発送は受け付けていないとの事。残念がっていたら、こちらをオーストリア在住のお友達がギフトとして送ってくださいました。本当に、ありがとうございます!!!<br />
<br />
以下、ボチボチ感想を書いてまいりますので、まったりとお付き合いいただければ幸いです。<br />
※個人的にお勧めの香りにいくつか⭐️印をつけています。<br />
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<a name='more'></a><br />
<br />
<span style="color: purple;"><b>Aromatic aquatic</b></span><br />
<span style="color: purple;"><b><br /></b></span>
・the Scent Of Ibenik<br />
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<br />
<span style="color: purple;"><b>Aromatic spicy</b></span><br />
<span style="color: purple;"><b><br /></b></span>
・<b>The Scent Of Istria</b>⭐️<br />
イストリア半島を主題にしたこの香りは辛めのミントとシナモンが核。ラベンダーやアルテミシアの清涼感に苦みのあるキャラウェイやエスニックなカルダモンが交わることでドライで気取ったなムードを作り上げる。白檀にホッとするベースは冬の冷気と春の陽気が交差する季節。背広にあわせたいジェントルマンたちに捧げる香り。僅かにトニックっぽいんですけどこれ…かなり心地の良い穏やかな匂いに変わり、肌になじんでいきます。<br />
<br />
T:アルテミシア、ラベンダー、ミント、ベルガモット、カルダモン<br />
H:キャラウェイ、オレンジの花、シナモン、ラン、ベイリーフ、ベルフラワー、スズラン<br />
B:バニラ、サンダルウッド、トンカビーン、アンバー<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: purple;">Aromatic green</span></b><br />
<b><span style="color: purple;"><br /></span>
・The Scent Of Hvar</b> <span style="color: red;">new!</span><br />
グリーン系とあるが、香り立ちはレモンの酸味で涼しげ。精製された砂糖、牡丹(ピオニー)、ジャスミンが鮮やかで甘酸っぱいが、パウダリックなシダーで分散され宙を漂う。だから執拗な甘さはなく、好感が持てる。<br />
<br />
T: レモン、ミント、ヤシの木<br />
H: ジャスミン、ピオニー(牡丹)、月桂樹、マートル、ラベンダー、リュウゼツラン、<br />
タマリスク、セントジョーンズワード<br />
B: ラブダナム、シダー、サイプレス、砂糖、オーク<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: purple;">Citrus aromatic</span></b><br />
<b><span style="color: purple;"><br /></span></b>
・<b>The Scent Of Dubrovnik</b>⭐️<br />
ドゥブロブニクが主題とあって本気出してアドリア海描きに掛かったのか、肩の凝らないエレガントな爽快感。森林浴なサイプレスともぎたてベルガモットを足して割った、アロマティックなシトラスフローラルから始まった。中盤からはベースのパチョリが上層のフルーツを受け止めてハーバルな印象。アゲアゲの拡散性を制御するかのごときベイリーフは調香師のサインなのか?この場合はいい塩梅に仕上がっている。兎に角ドライダウンまで待ってみて欲しい。人によるのかもしれないけれど、ベースのトンカビーンがジューシーでパウダリーに変化するから。スパイスを加えたミルクのような匂いも感じられる。これ即ち、赤ちゃんのお肌。(不可解な表現ですみません 汗)<br />
<br />
T: オレンジ、みかん、ベルガモット、オレンジの花<br />
H: ミモザ、ジャスミン、ローズ、ローズマリー、ヒノキ、ヤシの木、サボテン、ベイリーフ、ユーカリ<br />
B: バニラ、トンカビーン、パチョリ、ホワイトムスク<br />
<br />
・<b>The Scent Of Krk</b>⭐️<br />
アドリア海に浮かぶクルク島(Krk)が主題。瑞々しいバンブーがレモンと絡み合うライトなトップ。ミドルから底辺にあったシダーが存在感を高めパウダリーに。仕上がりは霧のようなシトラスといったところ。冷たい空気が漂っているかのよう。こちらは青年にも勧めたい。<br />
<br />
T: レモン、ベルフラワー、オリーブ、ベイリーフ<br />
H: ジャスミン、竹、ホワイトローズ、アイリスの花、プリムローズ、ベルフラワー<br />
B: シダー、アンバー、ムスク<br />
<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: purple;">Floral aquatic</span></b><br />
<br />
・<b>The Scent Of Pag</b>⭐️<br />
これまた甘酸っぱいがシックな印象。パウダリーでスパイシーなロータスと酸っぱいブラックカラント、それほど甘くはないパイナップルにスズランが重なることで、妙にナチュラルな、俄然デイリーなムードを作っている。喉が乾燥しそうな感覚に陥るのは個人的な体調によるものか、フローラルアクアティックの体言か。ハートから穏やかで苦味のあるマルメロは産地は違えどアドリア海を連想させる魅力的な素材の一つとなっている。フルーツ様べっこう飴。<br />
<br />
T: レモン、メロン、ブラックカラント(黒すぐり)、ユリ、パイナップル、蓮、マルメロ<br />
H: サンザシ、ジャスミン、スイレン、スズラン、バラ<br />
B: ビャクダン、バイオレットルート、ラズベリー、ムスク、ピーチ、ベチバー<br />
<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: purple;">Floral fruity</span></b><br />
<br />
・<b>The Scent Of Dalmatia</b><br />
古代ローマ時代からその名を知られるダルマチアがモチーフ。アガベの爽やかな甘さにフリージアの透明感から、良い意味で抑揚のないまま穏やかにミドル(ハート)へと進行する。有毒植物と言われる(毒性を抜き、薬も作られるそうだ)夾竹桃の香りはバニラにも似た魅惑的な甘みがあり、程よく香ばしく引き締まっていて、どんどん肌に馴染んで不思議と心安らぐ。ベースの白杉や松は中性的で上記のフェミニンな素材とうまくバランスをとって、残り香は意外とあっさりとしたフローラルフルーティにまとまった。<br />
<br />
T: マンダリンオレンジ、アガベ、マンゴー、ブラックベリー<br />
H: バイオレットルート、フリージア、ワイルドローズ、イチジク、夾竹桃<br />
B: 白杉、白檀、松<br />
<br />
・<b>The Scent Of Losinj</b>⭐️<br />
ヴェネツィアや墺洪支配を受けた歴史があるロシニ島を主題にした匂いは軽い香り立ちでエレガントな雰囲気。ラズベリーやクチナシはジャスミンと共に主張するが、浮遊感に陥りがちな芳香をパチョリやベイリーフが引き締め落ち着かせている。香調はフローラルフルーティ。甘酸っぱいが穏やか。思ったよりもギンバイカ(マートル)が主役。清涼感がありフラットに香る。残り香もお淑やか。<br />
<br />
T: レモン、ラズベリー、ギンバイカ、ベイリーフ、ネロリ<br />
H: クチナシ、オレンジの花、ジャスミン、セージ、サボテン、マグノリア<br />
B: アンバー、パチョリ、ミモザ<br />
<br />
<br />
・<b>The Scent Of Opatija</b><br />
金属質で苦味のあるレモンと甘酸っぱいみかん、甘くて柔らかいピーチに、枯草のような匂いのパチュリが重なるため、女性的な部分と男性的な部分のバランスが取れ、カジュアルな雰囲気から始まる。フリージアが上記の拡散性の高い匂いを平らにする事で、透明感のある初夏の明るい雰囲気を醸し出すが、ミドル以降は豪華な牡丹や芳しい木蓮が浮上。ピーチや白檀と重なって暖かく甘美なフローラルへと至る。<br />
<br />
T: レモン、ベルガモット、みかん、ピーチ<br />
H: ジャスミン、睡蓮、フリージア、木蓮、牡丹<br />
B: バニラ、サンダルウッド、パチュリ、アンバー<br />
<br />
<br />
・The Scent Of Rab<br />
<br />
<br />
・The Scent Of Split<br />
<br />
<br />
・<b>The Scent Of Zadar</b>⭐️<br />
マットな質感のフローラルフルーティ。サイプレスが清々しさを与えている為、苺の甘みが抑えられてシンプルな印象。時間が経過とともに蘭の芳しい匂いが上昇するが、粉っぽいトンカビーンや白檀に撫で付けられ、香りもさほど拡散されず、バニラの残り香もさり気ない。<br />
<br />
T: オレンジ、イチゴ、レモン<br />
H: イリスの花、バラ、スミレ、ラン、サイプレス<br />
B: 白檀、アンバー、バニラ、トンカビーン、オーク<br />
<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: purple;">Floral woody musk</span></b><br />
<br />
・<b>The Scent Of Osijek</b>⭐️<br />
冷たい潮風を感じるトップには春らしく朗らかな白フリージア。スズランと果実を混ぜたようないいとこ取り。血圧安定を促す作用があるという話が本当な気がしてくる。これに紙の質感(パチョリやセージ)と控えめだが唯一無二のスミレが混ざり、明るく距離を置いている。ピオニー(シャクヤク)は後から盛り上がってきて、桃に加勢し拡散。中盤からムスク優勢でおめかしした御夫人の香りへと至る。確かにフローラルウッディムスク。<br />
<br />
T: フリージア、カルダモン、セージ<br />
H: スミレ、ピーチ、シャクヤク、ポピー<br />
B: バニラ、パチョリ、ムスク、アンバー<br />
<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: purple;">Oriental floral</span></b><br />
<br />
・<b>The Scent Of Varazdin</b>⭐️<br />
ヴァラジュディン(独 Warasdin 洪Varasd)はクロアチア北西の都市。甘酸っぱい艶やかさ。トップのレモンが肌の上でじゅわっと弾け飛ぶと、ジューシーなブラックベリーが絞りだされ、これがスズランのスパイシーな部分に交わることで、辛みも甘みもあるミドルへ。温かなアンバーへと覆い被さり、とても美味。奥にあるバニラやトンカビーン(とオークモスも調合されている)もこれらに質感を与え、大人のベリーノートにまとめ上げている。不思議と穏やかさを取り戻すオリエンタルフローラル。多分、ゲランのシャンゼリゼやラ・プティット~好きな人は気に入る。(割と好きな人は好きな匂いでこれは勧めやすい)<br />
<br />
T: ベルガモット、レモン、ブラックベリー<br />
H: ジャスミン、ヘリオトロープ、スズラン、バラ、タンポポ<br />
B: 白檀、トンカ豆、パチョリ、バニラ、アンバー、ムスク、モス<br />
<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: purple;">Oriental woody</span></b><br />
<br />
・<b>The Scent Of Pula</b>⭐️<br />
「~に似ている」という類の感想は書きたくないが、確かにロム・イデアルの系統にある。品良く香るアーモンドに青臭いアルテミシアやスミレ、アルコール様(ラム酒か)に漬け込んた、スーツ仕立ての青甘い匂い。ひんやりとした質感で、一見堂々としているが内心繊細な若者を想像する。淡い色の背広で過ごすバカンス。それこそ墺洪海軍(kuk Kriegsmarine)の夏用制服の白。<br />
<br />
T:スミレ、アイビー、アルテミシア、甘草、アニス<br />
H:ラム酒、アーモンド、トンカ豆、カーネーション<br />
B:バニラ、スギ、プラリネ、ラブダナム、オーク<br />
<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: purple;">Woody aromatic</span></b><br />
<br />
・The Scent Of Brač<br />
<br />
<br />
・The Scent Of Cres<br />
<br />
<br />
・<b>The Scent Of Slavonia</b>⭐️<br />
芳しいフリージアがキラキラしている。彩度は強いがネロリが透明感を与え、青っぽいハイビスカスとローズが清々しい。ベースのパチュリは花々を支える雰囲気で主張はしない。春に纏いたいウッディアロマティック。<br />
<br />
T:アルテミシア、カシス、ネロリ<br />
H:ヘリオトロープ、ハイビスカス、ヒマワリ、ローズ、白フリージア<br />
B:サンダルウッド、パチュリ、バニラ<br />
<br />
・The Scent Of Vis<br />
<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: purple;">Woody spicy</span></b><br />
<br />
・<b>The Scent Of Kvarner</b>⭐️<br />
吹きかけた直後はギロッポンに居そうな匂い(笑)に仰け反る。この雄々しいスミレにはナツメグが一役買っている。しばらくすると、尖った部分が落ち着いてきて冷たく中性的なスミレに変わる。ざらついたシナモンがちょうど良く、ベリーのような甘みが感じられるがメンズ寄り。この甘みはイチジクの実によるものか?乾燥気味のツンとした葉の匂いはベイリーフや、セージやベチバーなどのハーブだと思う。ハートから急に花と果実の優しさが出てきたので面白かった。これは男性よりの匂い。制服やスーツの女性が着ても格好いいと思う。甘みが出るから色っぽい仕上がりになるのではないか?椰子の葉ってどんな匂いですか?<br />
<br />
T: ベルガモット、バイオレット、バジル、オレンジ、オリーブ<br />
H: カルダモン、ナツメグ、シナモン、セージ、ミント、ベイリーフ、イチジク、ローズマリー<br />
B: ビャクダン、ムスク、ベチバー、椰子の葉<br />
<br />
<br />
・The Scent Of VirUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-45505195354942121782019-04-06T18:08:00.003+09:002019-04-06T18:08:55.087+09:00Tobacco Flower (EDT)<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhThs_aJOdqVlnUQ91gqVgr0p2Tk4QU1HCB45MFLOiKKQFb5lDvb-3Z9WRkDWRUsQVZoC1tkku4SB71llG4QhieRtjGtT9GAEL4vwmdSmeofQeW3ZWil2Y12lF1UopIOEb2PY0IML20GwU/s1600/tobacco+flower.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhThs_aJOdqVlnUQ91gqVgr0p2Tk4QU1HCB45MFLOiKKQFb5lDvb-3Z9WRkDWRUsQVZoC1tkku4SB71llG4QhieRtjGtT9GAEL4vwmdSmeofQeW3ZWil2Y12lF1UopIOEb2PY0IML20GwU/s320/tobacco+flower.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
私が所有しているのは初代オーデトワレです。懐かしいなぁと思って着けてみました。煙草葉の煙るような渋さはないものの、カルダモンやコリアンダー等の香辛料が白い花に奥行きを与えています。レザリーでユニセックスなスパイシーフロリエンタル。幾つかレシピの情報が異なるのでメモしておきます。<br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
Top: Green notes and Tobacco flower<br />
Heart: Marigold, Lily of the valley and Tobacco blossom<br />
Base: Amber, Sandalwood and Musk<br />
<br />
Top: Blood orange, Cardamom, Coriander, Mandarin, Violet leaf<br />
Heart: Jasmine, Iris, Rose, Carnation<br />
Base: Amber, Cashmere wood, Musk, Praliné, Sandalwood, Tobacco blossom, Tonka bean<br />
<br />
Top: Blood orange, Cardamom, Coriander, Mandarin, Violet leaf<br />
Heart: Jasmine, Iris, Rose<br />
Base: Amber, Cashmere wood, Musk, Praliné, Sandalwood, Tobacco blossom, Tonka beanUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-78603617904278800962019-03-21T23:33:00.003+09:002019-03-21T23:35:46.830+09:00Parfumerie Générale (Pierre Guillaume) いくつか皆さま、こんにちは~さかきです。<br />
<br />
ピエール・ギョーム(PG)はパルフュメリエ・ジェネラーレで売っていたころから愛用しております。私は小ぶりな30mlが好きだったのですが、今は50〜100mlのみ。先日書いたようにPGは自社サイトのみ取り扱いとなった様子。サンプルを含めて書き留めていなかったので、こちらにボチボチ更新してまいります。(制作年はカタログから引用しています)<br />
<a name='more'></a><br />
<a href="http://kumicovscent.blogspot.com/2015/01/bois-de-copaiba2006-by-parfumerie.html#more"><b>Bois de Copaïba(2006)</b></a><br />
別記事をご覧ください。廃盤になった模様(泣)<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjjChH9KBBoNAa-GecOjCIJoSUv0nSp__JkqMXhkXymiwns3qWJFcE3ggZMT8NVYhlM30RDw5mVxBj8MPDZh3APFoP1LIWFFOapGMiJgb8lCL9w42SnPUQL2dc5gSb2Y7SdBbaatnfbPC0/s1600/PG07.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="632" data-original-width="640" height="316" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjjChH9KBBoNAa-GecOjCIJoSUv0nSp__JkqMXhkXymiwns3qWJFcE3ggZMT8NVYhlM30RDw5mVxBj8MPDZh3APFoP1LIWFFOapGMiJgb8lCL9w42SnPUQL2dc5gSb2Y7SdBbaatnfbPC0/s320/PG07.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<b>PG07 Cologne Grand Siècle (2005/2017)</b><br />
再構成前のものを所有。大帝のコロンというのは、ルイ14世時代に作られていたオーデコロンの製法で作成しようというコンセプトによる。エコサート認証の素材で作られた天然素材。直ぐに消えてしまうものの、このコロンを楽しむならば、もう冬だからと奥にしまいこむのは勿体無い。タンジェリン、ベチバー、カルダモン、ビターオレンジ、レモン、小麦。この寒い時期だからこそくっきりと香る。<br />
2017年の再構成版の調香は、ピンクグレープフルーツ、クチナシ、白桃、ベチバー等、かなり異なる。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZYDg79SbJGyIrZxPf9KS6eX4uJJqBe2urqJ31Fb1UXFB0Zqy1nkhGf7-0PeH4Zh4AUpfsfb0YGIIPBJIf5sxJzmCb3DE-kIlRszc5La2dHmebhLMPGgNn5lqk904YKY1elomrhxaXBVU/s1600/PG7.1.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="637" data-original-width="640" height="318" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgZYDg79SbJGyIrZxPf9KS6eX4uJJqBe2urqJ31Fb1UXFB0Zqy1nkhGf7-0PeH4Zh4AUpfsfb0YGIIPBJIf5sxJzmCb3DE-kIlRszc5La2dHmebhLMPGgNn5lqk904YKY1elomrhxaXBVU/s320/PG7.1.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<b>PG</b><b>7.1 Grand Siècle Intense (2013)</b><br />
ほのかな甘みのプチグレンや上品なベルガモット、隠し味の干し草やオークモス(これが洒落ている)が効いている。当初は「コロン~」のほうがずっと好みだと思っていたけれど、ドライダウン後の自然な甘みと土の質感を残した煙草葉とのさじ加減が絶妙で、試すたびにしっくりくるし何気に肌に残るセミロングラスティング。一言でシトラスノートというのは勿体ない。残り香がふんわり自然な甘い肌になる。<br />
<br />
<br />
<b>PG9.1 Komorebi (2018)</b><br />
木洩れ日がモチーフの春に似合うムスキーなアロマティックノート。落ち着いたミントに一歩遅れて、角の丸いミモザがしっとりと重なる。キャプションにある通り「翻訳不可能な」肌馴染みの良さがある。冬と春の間が上手く表現されている。<br />
<br />
<br />
<b>PG23 Drama Nuuï (2008)</b><br />
ジャスミンが主役。冷たさを表現するのにアルテミシアが使用されていて、精油感にあふれた仕上がりとなっている。シンプルだが優雅さや優しさというよりも芯の強さを感じる。癖はなく、綺麗で甘みがあるからこそ控えめに纏いたい。<br />
<br />
<br />
<b>PG24 Papyrus de Ciane (2010年)</b><br />
Mousse de Saxeが調合されていることで興味があった。 PGの中ではクラシカルな部類で、香り立ちはガルバヌムが強いのでそのままフゼア系に至るのか?と思ったら重みはなく、全体的にサラッとしていて次第に鞣革のような品のある匂いになっていく。思い出したように着けたくなる。<br />
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<b>PG25 Indochine (2011)</b><br />
芳ばしいブラックペッパーとカルダモンの辛味がガツンと来て潮のように引き、エキゾチックな蜂蜜(甘くはない)とベンゾインで終わる。ペースト状で輪郭のはっきりとした香り方。スパイシーなベンゾイン好きにはたまらないので抑えておくべき。(と言い聞かせ 笑)<br />
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<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-54315078978425541272019-02-24T00:53:00.004+09:002019-02-24T02:57:00.204+09:002019年冬の香水探訪♪<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhqO0ZGreOHDHWf_6DfvMHYJQC42xisxFrI-QP57QVACrEj4b1pW0jsU-n_PYpQyZeICQ7AQ_upa7Qf4Ry7juHNHlS6A6dS_bZJkkN9VvWj24E3rJB_qwey22TOpXFUVI6C3buVuB-kHFM/s1600/IMG_4380.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="480" data-original-width="640" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhqO0ZGreOHDHWf_6DfvMHYJQC42xisxFrI-QP57QVACrEj4b1pW0jsU-n_PYpQyZeICQ7AQ_upa7Qf4Ry7juHNHlS6A6dS_bZJkkN9VvWj24E3rJB_qwey22TOpXFUVI6C3buVuB-kHFM/s400/IMG_4380.jpg" width="400" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">入りきれません(^^;)</span></div>
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皆様お久しぶりです。<br />
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今日は私の尊敬するお友達と香水探訪をして参りました。久しぶりにガチで香水巡りをしてみると、ここ数年で随分銀座界隈に香水店が増えたことに気付きます。駆け足ですが、ムエットの香りが消える前に覚書をしておきたいと思います。</div>
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<a name='more'></a><br /></div>
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<b>Boy</b>(Chanel)</div>
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カペル大尉絡みの<a href="https://kumicovscent.blogspot.com/2018/07/les-eaux-de-chanel3.html#more">新作</a>のことはこちらで。トップは清々しくオーソドックスなラベンダーから始まり、甘みのあるゼラニウムとクリアなムスクが次第に上昇。フロリエンタルなヘリオトロープが混じり合い、ベースへ至る頃には絶妙な色気が漂う。白色雑音の香りとも言え、マルのL'Eau d'Hiverがお好きな方には勧めたい。アロマティックでしっとりとした印象。</div>
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<b>New Look 1947</b>(Dior)</div>
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2010年に出た頃、試してから早8年。ラ・コレクシオン・プリヴェの種類が増えた事ったら!何か以前よりジャスミンの割合が増えたような……。香り立ちは爽やかで穏やかにシフトしていくと思っていたら、思いのほか芳しいフロリエンタルで終わる。駆け抜けていく風のような印象。</div>
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<b>Holy Peony</b>(Dior)</div>
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新作なのでポンとムエットを頂きました。酸味のあるシャクヤクと瑞々しいアプリコットが混ざり合って華やかな印象。</div>
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<b>Sakura</b>(Dior)</div>
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好かれる匂いだと思いますが、お淑やかだけど芯が通った珍しい桜の解釈。(桜餅っぽくない)空気の匂いがすると思ったらヘディオンが使われているのか。(ChanelのParis–Deauvilleにも使用されています)</div>
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<b>Eau de 34</b>(Diptyque)</div>
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名作<b>34 boulevard Saint Germain(EDT)</b>のライト版。身体に良さそうな優しいバーベナが、グレープフルーツなどのシトラスと清涼感のあるジュニパーに重なり、最後は乾燥したシダーとパチュリがそれを支える。34を初夏にも着たいって時にはうってつけのサマリエンタル(造語)。</div>
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昨年出たばかりの<b>EDP版</b>も試しました。個人的にはEDTがお勧めですが、こちらは雰囲気が変わりよりウッディに。</div>
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<b>Tempo</b>(Diptyque)</div>
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暗闇を感じる深いパチュリとクラリセージの効いた密度のある匂い。派手さがないのは良い。</div>
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<b>Eau des Sens</b>(Diptyque)</div>
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期待を裏切らないどザガラ(Zagara)です。ビターオレンジの苦みやジュニパーが甘みを中和して、オレンジブロッサムのビビットさはこれでも控えめです。トップはかなりバ〇クリン(笑)</div>
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<b>L'Eau de Neroli</b>(Diptyque)</div>
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Eau des Sensよりオレンジブロッサムが抑えられ、ムスク度が増したネロリ。洗濯っぽさもある若々しい香りはシトラス好きなら持っておいて良いかも。</div>
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予てから好きだった<b>Volutes(EDP)</b>をお友達にお勧めしたところ、かなり好いてくださりました。Volutes(EDT)も良いのですが、EDPのほうがもっとこの香りを楽しめます。</div>
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<b>Ambre 114</b>(Histoires de Parfums)</div>
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ツンとしたアンバーがパウダリーなバニラやトンカ豆に馴染んで使いやすそう。</div>
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ちなみに、私の推しは1899、1876、Veniです。</div>
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<b>Thé Darbouka</b>(L'Orchestre Parfum)</div>
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パッケージに「音を聞くことができる」工夫が施されているという、楽器が主題のパフューマリー。こちらは、名前の通りに砂漠の民が奏でるダラブッカの音とサハラ。1899を推していたら勧められました。あったかいフローラルレジン系の正体はイモーテル。辛みを帯びたカカオが香辛料と絡んで上品でエスニックな雰囲気。</div>
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<b>Encens Asakusa</b>(L'Orchestre Parfum)</div>
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浅草のお香という名の香水。アイリスが香の匂いに合わさってお淑やかな印象。</div>
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<b>Labdanum 18</b>(Le Labo)</div>
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エレガントなラブダナム。パチュリとバニラとの相性は抜群。初夏以外は纏えそう。繰り返し嗅いでしまいました。</div>
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<b>Gaiac 10 Tokyo</b>(Le Labo)</div>
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お友達に教えて頂いたのですが、東京にしか置いていない香りなのですね!ガイヤックウッドが選ばれたのは何故?青みのあるフゼア系の匂いなのに、おじさんの土臭さもある……魅力伝わってますか(汗)?</div>
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<b>Lys 41</b>(Le Labo)</div>
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伝統的でクラッシーな百合。芳しさに嫌味がなく綺麗なのはチュ―ベローズやジャスミンとの合わせ技。確かに空気に乗って美しく漂う類の匂い。</div>
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<b>The Noir 29</b>(Le Labo)</div>
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大人っぽいフィグをパウダリーにしているのはシダーや干し草か。こちらもほんとに心地よい。</div>
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<b>L'Eau de Paille</b>(Serge Lutens)</div>
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コンセプトを思い出せず、店員さんに「散歩してる奴ですよね」なんてざっくり聞いてしまった(笑)正解は「小麦色に輝く夏の刈入れが終わったばかりの田園風景」。大体合ってません?(いいえ)</div>
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これ、人に寄りますが男性寄りの匂いのシトラスとも結びつかない、ベイラムに似た香り。</div>
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他にもジョー・マローンで新作『<a href="https://www.jomalone.jp/wildflower-weeds"><b>Wild Flowers & Weeds</b></a>』5点、Perfume Oil Factoryの香油を試してきました。伝えきれませんが、とにかく久々に香りと美味しいランチとホッとするカフェで楽しく充実した一日を過ごすことが来ました。改めまして、S様ありがとうございました。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-4399629760812503712019-01-05T16:34:00.000+09:002019-01-05T16:34:08.106+09:00明けましておめでとうございます<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgFaYZCTt-Ok8mbcQqyZ60-EXaZ51cDb2OMG3YRe5FVleFOTlcEQY8IbzEig8nJKFOeX5aUABaDA1bks6TaDqaT7xcoYJLtiKsCmIILNtIH5-3DomlcTTRiWxBq8ls_giDbmdGNrExip1Y/s1600/myfavoriteguerlainpefume01.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgFaYZCTt-Ok8mbcQqyZ60-EXaZ51cDb2OMG3YRe5FVleFOTlcEQY8IbzEig8nJKFOeX5aUABaDA1bks6TaDqaT7xcoYJLtiKsCmIILNtIH5-3DomlcTTRiWxBq8ls_giDbmdGNrExip1Y/s200/myfavoriteguerlainpefume01.jpg" width="200" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhJzIN6RLzPVlqawhb_AWUNHNspvKolIENHhj0JB2vQz6v76StxijClO5sBu5A47-Ha-Kw7ln6dRk2DyvEVhBjs-ooP2oHVb7lOgGih33HKzltrK740ji-HQD5sb06r8Ugc3BEQRmzZSU/s1600/myfavoriteguerlainpefume02.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhJzIN6RLzPVlqawhb_AWUNHNspvKolIENHhj0JB2vQz6v76StxijClO5sBu5A47-Ha-Kw7ln6dRk2DyvEVhBjs-ooP2oHVb7lOgGih33HKzltrK740ji-HQD5sb06r8Ugc3BEQRmzZSU/s200/myfavoriteguerlainpefume02.jpg" width="200" /></a></div>
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<br /></div>
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明けましておめでとうございます。</div>
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2019年は敬愛する4大名香をあげました。</div>
<div style="text-align: center;">
本年もどうぞよろしくお願い致します。</div>
<div style="text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhGS6Ht9SlUJT5LMFma0Td1dn3_3GTJre0ouz1vTgH9uMl_Pu9XvP9XSDXmH6KWw3tEpp5DIAcJb0cj3C1TzV6A8EGs8zsp3H01d8kB-ZPJC8P3CdbOb4p79_22CA4VEed1T-h9TBtccWo/s1600/ventvert20190101.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhGS6Ht9SlUJT5LMFma0Td1dn3_3GTJre0ouz1vTgH9uMl_Pu9XvP9XSDXmH6KWw3tEpp5DIAcJb0cj3C1TzV6A8EGs8zsp3H01d8kB-ZPJC8P3CdbOb4p79_22CA4VEed1T-h9TBtccWo/s320/ventvert20190101.jpg" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
元旦の香水はオリジナル・ヴァンヴェールでしたが!</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-70991817066374905232018-09-30T03:20:00.003+09:002018-09-30T13:56:36.985+09:00Frau Tonis Parfumの香り<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxn91KxQ6ZnXJhilma1Ai5RYap16GCTbMeezwms2pJ6qCBk9hdKktExHRk3euLDqN38FJOws6t9GcPon3nIl8Aunl3EjAQUBrxg6XI47c893c044jWM1bdJEiIatvIjvSNVhSN6BTh5HA/s1600/FTP.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjxn91KxQ6ZnXJhilma1Ai5RYap16GCTbMeezwms2pJ6qCBk9hdKktExHRk3euLDqN38FJOws6t9GcPon3nIl8Aunl3EjAQUBrxg6XI47c893c044jWM1bdJEiIatvIjvSNVhSN6BTh5HA/s320/FTP.jpg" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">Thank you Frau Tonis Parfum<3</span></div>
<br />
皆さま、こんにちは。そういえば、まだドイツのパフューマリー、<a href="https://www.frau-tonis-parfum.com/" target="_blank">Frau Tonis Parfum</a>の感想をブログに書いていなかったので記録したいと思います。(例のごとく、ちょくちょく更新していきます)<br />
最近、ボトルやパッケージが新しくなって格好良くなりました。日本からも注文可能(本元のハリー・レーマンからは入手しにくい)ですし、ペンシルのようなトラベルサイズはリーズナブルなので是非トライしてみてください。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLA6LHVRBLpgbL0aOppNafPg2vBei3LeyLtrINQkZFefmAovoo6bzTM7I0SBRIGc_DgPYBkJyuEPUBgI622RxbneOYF-WbpE-FjVn81FWcb0wmptiFHIS7_lnUEj912ml2VJQHslo2GXc/s1600/FTP._all2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLA6LHVRBLpgbL0aOppNafPg2vBei3LeyLtrINQkZFefmAovoo6bzTM7I0SBRIGc_DgPYBkJyuEPUBgI622RxbneOYF-WbpE-FjVn81FWcb0wmptiFHIS7_lnUEj912ml2VJQHslo2GXc/s320/FTP._all2.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">No.10, No.02 and No.65</span></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">No. 02 Berlin Summer (EDC)</span></b><br />
<br />
ライムはレモンバーム、ペパーミント、オレンジと出会い、ベルリンの夏の思い出を思い起こさせます。 クラシックで爽やかでジューシーなオーデコロンです。 コロンは素晴らしい元気回復。 純粋な香料の割合は2-5%ですので、素晴らしく軽いです。<br />
<br />
主な香料:<br />
グレープフルーツ、オレンジ、ライム、レモン、ペパーミント<br />
<br />
印象:<br />
ギフトで頂いたのですが(ありがとうございます!)清々しくてこの猛暑に活躍した香りの一つでした。調香から分かるように、清涼感満載のシトラスだから汗をかいた後にバシャバシャ着まくって頂きたい香りです。(上記写真中央)<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEvJw-hcUEEF7RYUMEGiisyeXoGyD6_5AqY7unU_QDH4YjEZXaW4OK2EVPa_G_9OKarm8y0Zw9tBADc2fzattjD27QnWj5G3mfuTIV2JYBDyofUvWyD8EFSHz2LYmJY-a9HGBn0HOYYM0/s1600/IMG_1362.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="283" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEvJw-hcUEEF7RYUMEGiisyeXoGyD6_5AqY7unU_QDH4YjEZXaW4OK2EVPa_G_9OKarm8y0Zw9tBADc2fzattjD27QnWj5G3mfuTIV2JYBDyofUvWyD8EFSHz2LYmJY-a9HGBn0HOYYM0/s1600/IMG_1362.jpg" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">No.41, No.07 and No.56</span></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">No. 07 Akazie</span></b><b style="color: blue;"> (EDP)</b><br />
<br />
デリケートな白い花びらが新鮮な苔の露に吊るされ、ふわふわしたミモザやエレガントなパウダリックな香水と組み合わされる。<br />
<br />
主な香料:<br />
アカシア、ウッドノート、ミモザ、オークモス、パウダー<br />
<br />
印象:<br />
こういう表現をすると一見マイナスですが、不安定なムードから始まります。レジン掛かったフローラルグリーンで、1920~30年代のクラシカルな香りとオーバーラップします。白いベールほどの透明感があり、奥のほうで鉄の匂いを感じる、大人びたフェミニンな香りです。(上記写真中央)<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpUKpEfrih4KmsmfOTNkoPkVpAvVOBuVW2RdeHjl4nsx57kThTTmN-S93MU3gFh23Ts98EwspztO9tJNH-DN7B0MYEnQIVl4RRTCGjTj2EBqi2VzT3-vheNT82ZM1LzFCyRY66DDZ2w-Y/s1600/FTP._linde.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpUKpEfrih4KmsmfOTNkoPkVpAvVOBuVW2RdeHjl4nsx57kThTTmN-S93MU3gFh23Ts98EwspztO9tJNH-DN7B0MYEnQIVl4RRTCGjTj2EBqi2VzT3-vheNT82ZM1LzFCyRY66DDZ2w-Y/s320/FTP._linde.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">筆者にとってはFTP初めての香り。</span></div>
<br />
<span style="color: blue;"><b>No. 10 Linde Berlin (EDP)</b></span><br />
<br />
ベルリンの有名な通り沿いにある豪華な菩提樹の並木道に基づいています。Linde Berlinは豪華な菩提樹の花と草の蜂蜜と新鮮な緑の葉を組み合わせています。<br />
<br />
主な香料:<br />
菩提樹(リンデン)の花、菩提樹の葉、蜂蜜<br />
<br />
印象:<br />
上の写真は旧ボトルで上記のギフトで頂いたボトルがリニューアルしたボトルです。キャプションのように、FTPによる最初の名称はUnter den Lindenでした。言わずもがなベルリンの有名な大通りウンター・デン・リンデンがモチーフですよね。さらに言うと、本当のところは同地の老舗香水店ハリー・レーマンの店にある「10 Lindenblüte」と同じもの。FTPがレーマンの店に委託したのかもしれません。<br />
英語のほうでも記載していますが、幾つか試したリンデンの花の香りの中で、一番リンデン度が高かったです。場合によってはこの瓜っぽくて蜜の甘い匂いが苦手という方もおられるかもしれません。春が来たなあという印象です。<br />
<br />
Linde Berlin (Unter den Linden) is the one of good Linden flower scent in some scents which I have been tried so far. It's mixing a little bitter Linden like melon with moderate sweetness honey. Usually I don't want to wear a scent like melon-taste, but it's nice. The scent is moderately dense, and for this cost I felt that's reproduced the Linden flower so good. Someday I wish to visit Harry’s shop.<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgevVrK4rjNjEbX3IT-JGDNRFJg1_MBg6tKonE2inX9zhx0de4AXK0kIvJD0csiPk1JtcPHUSZIFZJKapToAtxFroo1afyjGeG0C3BunmFWb6Uwoh-Iw9ZeKfyQiibvykJJDTZf34DpaaY/s1600/FTP._23Munchen+.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgevVrK4rjNjEbX3IT-JGDNRFJg1_MBg6tKonE2inX9zhx0de4AXK0kIvJD0csiPk1JtcPHUSZIFZJKapToAtxFroo1afyjGeG0C3BunmFWb6Uwoh-Iw9ZeKfyQiibvykJJDTZf34DpaaY/s320/FTP._23Munchen+.jpg" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">ギフトで頂きました。</span><span style="font-size: x-small;">KaDeWe限定のボトル&パッケージ。</span></div>
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">ありがとうございます~!</span></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">No. 23 München</span></b><b style="color: blue;"> (EDP)</b><br />
<br />
ミュンヘンが輝きます!ベルガモットは白茶を、シトラスは新鮮なコリアンダーに出会う。 バラの花が咲き誇る。 ウッド、アンバー、ムスクは、この香りを大々的に祝う。 この香りはビーガンで、KaDeWe Groupとの独占的な協力のもとに作られました。<br />
<br />
主な香料:<br />
ベルガモット、白茶、シトラス、コリアンダー、バラ、アンバー、ムスク<br />
<br />
印象:<br />
季節を選ばぬ優しく柔らかなモダンフローラルです。お花と言っても白茶の混ざったホワイトムスク寄りの香りで、ほのかで奥ゆかしい匂いを嫌う人はあまりいらっしゃらないと感じます。<a href="http://kumicovscent.blogspot.com/2018/02/blog-post.html">白色雑音の香り</a>。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">No. 41 Orange</span></b><b style="color: blue;"> (EDP)</b><br />
<br />
このシンプルなシンプルなオレンジは、一呼吸ごとに解明され、ますます複雑になります。 グリーンノートは熟したジューシーな柑橘類に溶け込み、この清々しく爽快な香りを作り出します。<br />
<br />
主な香料:<br />
オレンジ、グリーンノート<br />
<br />
印象:<br />
シトラスのEDPなの?と半信半疑で試しました。ドヤッ!と歯がきしみそうになるほどのオレンジが炸裂します。香りかたは調香通りですが、一応EDP濃度なので着けすぎませんように(^ ^;)<br />
<br />
<br />
<b style="color: blue;">No. 56 Valeria</b><b style="color: blue;"> (EDP)</b><br />
<br />
露にぬれた美しいコケとシダは、温かい春の日に新鮮な雨のような香りを作り出すため、繊細なマンダリンと素晴らしく新鮮な紫色の葉と組み合わされる。<br />
<br />
主な香料:<br />
マンダリン、ライム、オークモス、シダ、クローバー(クローブじゃなく四つ葉のクローバーのほう)<br />
<br />
印象:<br />
着け始めは「メンズ?」と思うほどフゼアな匂いがしました。シダとクローバーが前面に出たのかもしれません。フゼアが苦手な方は頭痛がしそう(汗)なのですが、これが後半になってくると優しくてパウダリーなオークモスがふわりふわりとエレガントに漂い始め、香り立ちとまるで印象が変わります。お香で匂ってくるほどの甘みなので男性にもお勧めしたいです。(○ragranticaでは男女兼用扱い)この状態で割と長く香ります。(Akazieの項画像右)<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQITn0CgB6RrOHHz5YQk7Y_3hCIDSYFTOdrTvMkacXxK3k6q3kNQXAU-feJxLzcWIxMt2vaV12vTOGN_c1GmjI6KFmSJ9BK7JD2vkOrbwheTeBQ7jy5iKAcKfJHgPO6ZTfBWGh8LB4LxE/s1600/FTP._all.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQITn0CgB6RrOHHz5YQk7Y_3hCIDSYFTOdrTvMkacXxK3k6q3kNQXAU-feJxLzcWIxMt2vaV12vTOGN_c1GmjI6KFmSJ9BK7JD2vkOrbwheTeBQ7jy5iKAcKfJHgPO6ZTfBWGh8LB4LxE/s320/FTP._all.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">No. 65 Eau de Berlin</span></b><b style="color: blue;"> (EDP)</b><br />
<br />
薬草のオークモスと肌の潤いのあるグリーンノートは、新鮮なバーベナとレモンと組み合わさり、モダンでエネルギッシュで活気溢れる、カジュアルなベルリンの匂いを創り出しています。 コロンは素晴らしい元気回復。 純粋な香料の割合は2-5%ですので、素晴らしく軽いです。<br />
<br />
主な香料:<br />
シダ、バーベナ、オークモス、キャラウェイ、レモン<br />
<br />
印象:<br />
「軽い」ですか?トップはシトラスノートで刺激的に香り、核にあるシダがスパイシーなキャラウェイと絡んで結構ダンディなフゼアなんです。ペンハリガンのエンディミオンの系統にある匂い。クラシカルに香るのでライトグレーのスリーピースに合わせてもらいたいです。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-21226344890480968092018-09-11T21:12:00.001+09:002018-09-12T00:15:43.145+09:00木霊 - TRNPの自然派香水(2018)<b>木霊(2018)</b><span style="color: red;">new!</span><br />
<br />
いつも応援しているオーストラリアの天然香水パフューマリー<b>TRNP</b>の調香師テオーネさんが、この9月に日本の精霊をモチーフにした新作香水「木霊」を発表しました。1960年代の日本を舞台とした恋愛小説(その中に出てくる彼女の神秘的で官能的な残り香)から直感を得たそうです。<br />
<br />
ブログによれば、テオーネさんはその香りを具現化したいという強迫観念に駆られ、7月頃、私に「日本の精霊を主題にした香りを作っているのですが、日本語で良い名称はないでしょうか」とを訊ねられました。伏せておきますが、私は幾つかそのイメージに合う精霊や神様の名を挙げました。それで、テオーネさんが「素敵な響きだし良い感じがする」と選んだのが「<b>木霊(Kodama)</b>」でした。<br />
<br />
8月中にプロトタイプのサンプルが届き、サイトでも発売されたので試したかったのですが「9月まで試すのを待って。一緒に送ったRose Embersのアンバー強化版できっと気がまぎれるわ。今最終版を作っているので完成したら最終版のサンプルを送ります」と言われておりましたので、しばらく待ちました(笑)そして昨日、最終版のサンプルが到着しました。<br />
<br />
私に名付けを依頼して下さった件ついての記述が<a href="https://teonereinthal.com/2018/08/18/spirit-of-the-tree/#comment-1094" target="_blank"><b>ブログ記事</b></a>にございますのでご覧ください。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhioFWDK-Xi3LLgBQx_PJJvDZWrTeAD87DbEZ0pp_fx7CeDii2woAfA9X233uAoqNlUgpYYhse52ZCrSne5CKLP10kRMdB9biebE819bklNb8YN3LNZRVC1aI6U47aKqsxNXWxKssYlgx8/s1600/kodama.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="640" data-original-width="640" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhioFWDK-Xi3LLgBQx_PJJvDZWrTeAD87DbEZ0pp_fx7CeDii2woAfA9X233uAoqNlUgpYYhse52ZCrSne5CKLP10kRMdB9biebE819bklNb8YN3LNZRVC1aI6U47aKqsxNXWxKssYlgx8/s320/kodama.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
<b>木霊 Kodama</b><br />
<br />
<br />
<b>主な香料</b>:<br />
ゲッキツの花、エジプト産ゼラニウム、オレンジブロッサム、ベトナム産ウード、マイソール産サンダルウッド、アンブレットの種、シダーウッドによる木のアコード、サイプレス、トウヒ、モミの木<br />
<br />
<b>印象</b>:<br />
(<span style="color: blue;">プロトタイプ</span>)<br />
雄々しくダイナミックな大木の雰囲気。シダーウッドやウードのスパイシーで力強い木の匂いが主張しています。まず、歯が軋むようなシダーウッドとアンバーが満載の涼やかなウッディスパイシーから始まります。えぐみが感じられますが、やがて優しいフロリエンタルとなって終わります。この咽(むせ)そうになる、荒削りで男性的で素朴な面がプロトタイプの魅力です。意外と透明な一面もあり。<br />
<br />
<br />
<br />
<b>主な香料</b>:<br />
ゲッキツの花、エジプト産ゼラニウム、オレンジブロッサム、ベトナム産ウード、マイソール産サンダルウッド、トンカビーン、アンブレットの種、シダーウッドによる木のアコード、サイプレス、トウヒ、モミの木<br />
<br />
<b>印象</b>:<br />
(<span style="color: blue;">最終版</span>)<br />
プロトタイプでは宙に舞っている感じの印象でしたが、最終版ではアンバーが強化されていて地に足の着いた仕上がりとなっております。トップの荒削りな面も細かくそぎ落とされた様子。大人しく暖かく穏やかに香り、洗練されたなあと感じます。寄り添うようなオレンジブロッサムとゼラニウムのスマートな甘さ控えめの花に、清涼感のあるサイプレスがさりげなくくわえられ、最終的にふんわりとしたフローラルアンバーとなります。<br />
<br />
両タイプに共通しているのはバルサミックな芳香。精油の力を感じます。試作品には味噌汁の灰汁のような良さもありまが、それじゃあ作者にとっては駄目なのですね。絵も「どこで手を止めるか」が分かれ目だったりする。<br />
どちらにしても、結構ロングラスティングで残り香が綺麗です。とても心温まる香りなので是非お試しください。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-40189559622400352992018-07-08T17:02:00.001+09:002020-05-31T16:59:33.659+09:00Les Eaux De Chanelシリーズ3種<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVLwRIPyTOa7USgtuAVMGO33tDToFOpEboRCgHc10GwmDoXK-9gI_g9BqfOtrRGvbNtOEgMoEGnZE9VGTjHzfppfoJbE-albmaQNXQyhc1RHqU83EYSetAxelJ2HK7XcDChvUQxKzfWVs/s1600/Les+Eaux+de+Chanel.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="206" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjVLwRIPyTOa7USgtuAVMGO33tDToFOpEboRCgHc10GwmDoXK-9gI_g9BqfOtrRGvbNtOEgMoEGnZE9VGTjHzfppfoJbE-albmaQNXQyhc1RHqU83EYSetAxelJ2HK7XcDChvUQxKzfWVs/s1600/Les+Eaux+de+Chanel.jpg" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">リゾートな匂い。そういうコンセプトですものね。</span></div>
<br />
シャネルの新作、<a href="https://www.chanel.com/ja_JP/fragrance-beauty/fragrance/c/les-eaux-de-chanel.html#/home" target="_blank">Les Eaux De Chanel</a>シリーズを試しました。<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/Boy_Capel" target="_blank">カペル英大尉</a>って1919年12月22日に事故で無くなられているのですね。私の亡き祖父が0歳1ヶ月の頃か……と思考が止まりました。大尉は別の貴族女性と結婚していましたが、シャネルのパトロンであり恋人であった人。ココはボーイとの子を授かりたかったが違法な手術の後遺症で出来なかった。後々、ココはその影響で妊婦嫌いになったとも。そうなんだよねぇ(T_T)シャネルの勝ち気で仕事熱心なところは元々の気質もあるのでしょうけれど、色々考えさせられます。<br />
いかん、しんみりする……個人的な感想を書かせて頂きました。参考になれば幸いです。<br />
<a name='more'></a><b><br /></b>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgCYwD9cbofC75eof_E3W661mEFBGfb9SDxFGPWxM2tt3Se0jLoMvFo5ZigngmjJBoYp5hyphenhyphenpnTHufalimS28WJpxtxjJMxK9l6wfTOIXwncCqN98pJ4G6woLbrKyj-aegi_DAcs1OVwsWA/s1600/Arthur_Edward_Capel.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="294" data-original-width="500" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgCYwD9cbofC75eof_E3W661mEFBGfb9SDxFGPWxM2tt3Se0jLoMvFo5ZigngmjJBoYp5hyphenhyphenpnTHufalimS28WJpxtxjJMxK9l6wfTOIXwncCqN98pJ4G6woLbrKyj-aegi_DAcs1OVwsWA/s1600/Arthur_Edward_Capel.jpg" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">‟ボーイ”カペル(ウィキペディア・コモンズより)</span></div>
<b><br /></b>
<b><a href="https://www.chanel.com/ja_JP/fragrance-beauty/fragrance/c/les-eaux-de-chanel/paris-venise.html" target="_blank">Paris-</a></b><b><a href="https://www.chanel.com/ja_JP/fragrance-beauty/fragrance/c/les-eaux-de-chanel/paris-venise.html" target="_blank">Venise</a></b>(2018)<br />
<br />
シャネルのキャプションから:<br />
1920年。ヴェニスは、ガブリエル シャネルが未知なる創造の扉を開いた東洋への玄関口の街。ビザンチン文化のモザイクの輝きやサン マルコ寺院の宝石の美しさに魅了され、初めてのジュエリーコレクションやオリジナルのスタイルにつながる大きな影響を受けました。パリ ヴェニスは、東西の文化が交差する魅惑的な印象へセンシュアルに導きます。<br />
<br />
調香:Olivier Polge<br />
<br />
印象:<br />
これは美味しい。クラシカルとモダンの境界線にいるような懐かしき鏡面台オリエンタル。(まもなく90歳代となる女性が若い頃に愛用していた鏡面台)ネロリのこってりした甘みをパウダリーなトンカビーンと、突き放したように冷たいオリスルートで中和させ、温かみのあるムスクで気品を与えている。こちらにも乾いた空気が漂うが、寄りそった優しさに包まれている。追憶の匂い。<br />
<br />
<br />
<br />
<b><a href="https://www.chanel.com/ja_JP/fragrance-beauty/fragrance/c/les-eaux-de-chanel/paris-biarritz.html" target="_blank">Paris–Biarritz</a></b>(2018)<br />
<br />
シャネルのキャプションから:<br />
ガブリエル シャネルがビアリッツを初めて訪れたのは1915年のこと。ガブリエルは、海岸沿いのスポーティで洗練された雰囲気が漂うこの港町に心を奪われました。そして、カジノや高級ホテル、ビーチに隣接する場所に、初めてクチュールハウスをオープンしました。バスク海岸の空気にインスピレーションを受けたパリ ビアリッツは、シャネルの歴史が始まった街の、自由でアクティブなエネルギーを感じる爽快な香りです。<br />
<br />
調香:Olivier Polge<br />
<br />
印象:<br />
スプレーした直後から、もぎたてオレンジやレモン果汁が肌に乗っかって夏休みムードを作る。素直に楽しい雰囲気でありながら、スズランとグリーンノートが冷気を与え、分散したシトラスをムスクで安定させる試みはほぼ成功している。果汁のほとばしり加減は抑えられ、ムスク度が高いところが吉と出るか凶と出るかは使用者に委ねられる。残り香が硬いところは引っかかるが、普遍的なコロンを思わせ、嫌われることはない。この酸味は夏バテ気味の体に嗅覚から活気を与えてくれる。<br />
<br />
<br />
<br />
<b><a href="https://www.chanel.com/ja_JP/fragrance-beauty/fragrance/c/les-eaux-de-chanel/paris-deauville.html" target="_blank">Paris–Deauville</a></b>(2018)<br />
<br />
シャネルのキャプションから:<br />
1913年、ガブリエル シャネルはドーヴィルに初めてファッション ブティックをオープンしました。ボーダーシャツ、ツイード、そしてジャージー。ドーヴィルは、その後シャネルのアイコンとなる、シンプルで大胆なスタイルのアイデアがあふれていました。ノルマンディー地方のリゾート地からインスピレーションを得たパリ ドーヴィルは、緑あふれる空気の中を、気の向くままに散策するような解放感へ誘います。<br />
<br />
調香:Olivier Polge<br />
<br />
印象:<br />
ひんやりとしたミントとオレンジが、プチグレンとローズの甘みを包みこみ、爽やかでナチュラルなグリーンシプレの落ち着きを演出する。レシピに使用されているヘディオン(フィルメニッヒ社開発)が空気に輪郭を持たせているのか、塩気のある涼しさと爽快さがリゾート地「ノルマンディー海岸の女王」を連想させる。ヘディオンはプチ・シェリーやエルメッセンスのミュゲ・ポースレンにも調合されていた香料。乾燥した後味が残る為、残り香には好みが分かれる。日差しの強い日に日傘をさして纏いたい。<br />
<br />
<br />
<br />
<b><a href="https://www.chanel.com/ja_JP/fragrance-beauty/fragrance/c/les-eaux-de-chanel/paris-riviera.html" target="_blank">Paris - Riviera</a></b>(2019)特別限定品<br />
<br />
シャネルのキャプションから:<br />
1928年、ガブリエル シャネルはコート ダジュールに、休暇を過ごすための別荘ラ パウザを建てました。素晴らしい眺望と刺激的なライフスタイルが評判となり、この地はフレンチ リヴィエラと呼ばれ親しまれ、社交界の新しいホットスポットとなりました。パリ リヴィエラの陽光にあふれたフローラル フレッシュノートは、人生の甘美なひと時を思い起こさせます。<br />
<br />
調香:Olivier Polge<br />
<br />
印象:※感想は後ほど。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-77219212427120167042018-07-07T19:13:00.001+09:002018-07-07T19:18:21.926+09:00Olfactive Studioの香り2種<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheodjdbx1ptSeXMAeHb9EnHkJP74DoZPkX3IOiehDzHL9BZPbX6zmQmPSKvc9HN8RD3wfXnmHTvlaLnBdSxF5JnzSED6ec5XrmG0cakk91D6rqom-HBDHsP_i_4-GPfP05alC9PNdvImQ/s1600/Olfactive+Studio.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="320" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEheodjdbx1ptSeXMAeHb9EnHkJP74DoZPkX3IOiehDzHL9BZPbX6zmQmPSKvc9HN8RD3wfXnmHTvlaLnBdSxF5JnzSED6ec5XrmG0cakk91D6rqom-HBDHsP_i_4-GPfP05alC9PNdvImQ/s1600/Olfactive+Studio.jpg" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">綺麗なサンプルパッケージ~</span></div>
<br />
皆さまこんにちは。<br />
近頃はボトル買いをなるべく抑えて(?)サンプルを試すことが多いのですが、以前から気になっていた<a href="https://www.olfactivestudio.com/" target="_blank"><b>Olfactive Studio</b></a>の香り「Ombre Indigo」「Still Life」を試しました。ボトルやビジュアルイメージがとても素敵で、最初はイタリアのパフューマリーかと思いました。現在12種の香水、4種のキャンドルが発売されているのでチェックしてみてください。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgG1Ql6zj6so4Da1yeAPzpnsMNzHDcxteZyn9_aFIvSRcZ_ObIjQCcJR4b78gaz_FJYbd8I6uMjz9gc4vgIQJLZl9M2PmM_Om00KmIoApwiOmOA_0V_omzj24GJCVQfdyeOBC4MJm9z7sw/s1600/Still+Life.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="320" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgG1Ql6zj6so4Da1yeAPzpnsMNzHDcxteZyn9_aFIvSRcZ_ObIjQCcJR4b78gaz_FJYbd8I6uMjz9gc4vgIQJLZl9M2PmM_Om00KmIoApwiOmOA_0V_omzj24GJCVQfdyeOBC4MJm9z7sw/s1600/Still+Life.jpg" /></a></div>
<br />
<a href="https://www.olfactivestudio.com/still_life" target="_blank"><b>Still Life</b></a> (2011)<br />
そよ風は、これらの2次元の球体(凝縮して一見冷たい)螺旋や生きた彫刻のように回転し続ける。<br />
<br />
調香:Dora Baghriche-Arnaud<br />
写真:Frédéric Lebain<br />
<br />
印象:<br />
ふぁーーっと柚子が可愛らしく広がり香りが幕開けします。それがラムやピンクペッパーによる相乗効果で甘辛くフェミニンに変化し、ガルバナムやアンバーの樹脂系の甘みがシトラスを安定させます。柚子が主だけど欧州の雰囲気がちゃんとある。弾け飛ぶ感じではなく、落ち着いたスウィートシトラス。<br />
<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9bzwnGzIXEIW3f3ezJCqWg_oZ38AiEEzS0-56RCBaiycsQi6lsjPDU4zLv2RN21Ay0jUo4oSW2Ff_DlJcJAuwb2UAjDwCEylTIQxtgNlKf_82oCcfNXaiYXXkvOp9IPFshdSABcBn88c/s1600/Ombre+Indigo.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="320" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj9bzwnGzIXEIW3f3ezJCqWg_oZ38AiEEzS0-56RCBaiycsQi6lsjPDU4zLv2RN21Ay0jUo4oSW2Ff_DlJcJAuwb2UAjDwCEylTIQxtgNlKf_82oCcfNXaiYXXkvOp9IPFshdSABcBn88c/s1600/Ombre+Indigo.jpg" /></a></div>
<br />
<a href="https://www.olfactivestudio.com/ombre_indigo?___store=en&___from_store=fr" target="_blank"><b>Ombre Indigo</b></a> (2014)<br />
影とはあなたが光に向かって動くときの痕跡。<br />
<br />
調香:Mylene Alran<br />
写真:Gustavo Pellizzon<br />
<br />
印象:<br />
落としたコップの中の液体がじわじわと絨毯へ染みていくような、あるいは柔らかなカーフスキンのソファに体を預けていくような無音の世界。着けた直後は酸味のあるプラムの香りがし、徐々に滑らかなレザーが肌近辺へと広がります。とても大人しく、肌に浸透するというよりも肌の上に漂っているという感覚に近い。「謎めいた」「影の香り」というコンセプトに沿っているんですね。スパイシーなサフラン、土臭いベチバーやパピルスもありますが、レザーの靄(もや)に掛かってその姿は曖昧です。ショックを与えないフルーティレザー(でも、ちゃんと革)で、終わるころに再びプラムが復活して消えていきます。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-18318664190198744472018-07-01T15:00:00.000+09:002018-09-11T20:56:15.181+09:00TRNPの自然派香水・香油・練り香水(2018)<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYMU3hZ9a4UgMLbvsnHEXZEI-pwYpplFeTYglrXEGYsQR7mJDwMSQc5-I6dB7SoF-xrBa9R_Rkylwlv_2e31e1V5x2cjz64MQyRJxxDCzxjNgjrAFDLTcKAu2vdkf3atb-aSV54G3E8h0/s1600/teone_various.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="673" height="237" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYMU3hZ9a4UgMLbvsnHEXZEI-pwYpplFeTYglrXEGYsQR7mJDwMSQc5-I6dB7SoF-xrBa9R_Rkylwlv_2e31e1V5x2cjz64MQyRJxxDCzxjNgjrAFDLTcKAu2vdkf3atb-aSV54G3E8h0/s320/teone_various.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
皆さま、こんにちは。7月に入らないうちにもう梅雨明けとは驚きました。まだ台風も来ていないのに、水不足で野菜の値段が高騰したらどうしましょう(汗)<br />
<br />
6月中旬にメールでやり取りした際は「ここ数日間は涼しく、日の光は金色で、夜は震える寒さです。ベッドに沢山の毛布を掛けていますが、まだ寒いです」と、テオーネ博士が仰っていました。また、大分前ですがワーホリへ行っていた妹からはサーフィンをする海パン姿のサンタクロースのグリーディングカードが届き、改めて季節の違いを実感しました。<br />
南半球と北半球は季節が逆ですよね。ワールドカップが開催されている時期の日本は夏ですが、オーストラリアは秋から冬へ移り変わる時期ですので、冬には夏向きの香りが、夏に冬向きの香りが出ています。<br />
<br />
今季になって、パッケージや価格設定など、大幅にリニューアルしました。<br />
・<b>Aromatics Range</b>はオーデコロン(ただしEDP濃度に近く、ロングラスティング)<br />
・<b>Touch to Anoint</b>は香油/パフュームオイル<br />
・<b>Gossamer Wings</b>はEDT<br />
・<b>Eaux on Velvet</b>はEDP<br />
<br />
EDPやパルファンの中でも材料にコストをかけているものは「<b>Lusso Collection</b>」として別枠に分類されています。「<b>Archives</b>」には博士が廃盤にすると決めた香水があります。May Rose、Kafka、Black Spruce、ChopinのEDPもやがて無くなりますので、気になる方はチェックしてみてください。<br />
<br />
「<b>WINTER 2018</b>」シリーズも6月下旬に発売されました。香りは35mlのスプレー式ボトルに詰められています。博士初のシグネチャー・フレグランス「フレッド&ジンジャーリリー」もありますし、EDT版のために再調香された(ゼラニウムが加えられた)Sylvanaもあります。<br />
<br />
「<b>Aromatics Range</b>」シリーズに関するテオーネ博士の記事は<a href="https://teonereinthal.com/2018/04/10/aromatics/" target="_blank">こちら</a>です。「フランスの伝統的なコロン、古典的で純粋で自然な香りにスタイル付けされているため、それぞれの名をフランス語で付けました」との事。下記の2種を試したのみですが、オーソドックスでなかなか良い仕上がりだと思います。自然なシプレノートが何とも心地よいです。<br />
ニッチニッチなナチュラルパフューマリー、TRNPの2018年の香水を御紹介していきます。<br />
<br />
<a name='more'></a><br /><br />
<br />
<b>木霊(2018)</b><span style="color: red;">new!</span><br />
別記事に掲載いたしました。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzXYSRenkgxAxJQ1YdZUiQ4noXQe67sgDAZTh004tWCS5nB5zxbQFwWhYfBDzdoDmYxzKC0FANUpLWLzQWX3YEnuGgWYy2FPX-e0kciYYzzD4Q0LMCTZEDlZwTeA5cqW_1nsAXpLX3bLQ/s1600/IMG_9517.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="320" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzXYSRenkgxAxJQ1YdZUiQ4noXQe67sgDAZTh004tWCS5nB5zxbQFwWhYfBDzdoDmYxzKC0FANUpLWLzQWX3YEnuGgWYy2FPX-e0kciYYzzD4Q0LMCTZEDlZwTeA5cqW_1nsAXpLX3bLQ/s1600/IMG_9517.jpg" /></a></div>
<br />
<span style="color: blue;"><b>そよ風 Petite Brise</b></span><b style="color: blue;">(EdP濃度のEau de Cologne)</b><span style="color: red;"> </span><br />
喜びの息吹の羽<br />
<br />
天然シプレ香水「Petite Brise」は穏やかな風合いです。この柔らかなゼピュロス(ギリシア神話に登場する西風神)は、マイソール産サンダルウッドのクリーミーな甘味によって支えられる鮮明な緑の寒波プチグレンと腕組して、新鮮なインド産ナイトブルーミングジャスミン(夜香木)の美味しい花の香りを運びます。<br />
至福のための通り道で、工業の回廊地帯を通り過ぎる時に人類の精神を高揚させる、繊細で完全なるユニセックスな香りです。<br />
<br />
主な香料:<br />
マイソール・サンダルウッド、プチグレン、インディアン・ナイトブルーミング・ジャスミン<br />
<br />
印象:<br />
「そよ風」と名付けられたコロンは、スパイシーでエキゾチックなナイトブルーミング・ジャスミンを使用したところが魅力です。マイソール・サンダルウッドの粉っぽくない香りは、良い感じに馴染んだ無垢材の家具を思わせ、ジャスミンをバランスよく引き立てています。ひんやりとした質感があり、パーティ会場や都会の喧騒から遠く離れたところで纏いたくなります。とはいえ、香り自体は飽きの来ないものですから、スーツの下に纏っても素敵に違いありません。<br />
奇をてらわないシンプルなシプレノートに安定感を覚えました。<br />
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<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUuEmGGff_vjbhD5ydbpK92EDMOd6qAY9M1NFjwbYLmuYCBnCk8tV6-2nj1IDXlgjKOA9mx_VGYWHCOa-MOdqMilPxfuulHo2Nh__wR5ARFMb7czVMKjRMnh1Zd-Lg7sBD_PeXWLenCo4/s1600/Calme+Tranquille_.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="320" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUuEmGGff_vjbhD5ydbpK92EDMOd6qAY9M1NFjwbYLmuYCBnCk8tV6-2nj1IDXlgjKOA9mx_VGYWHCOa-MOdqMilPxfuulHo2Nh__wR5ARFMb7czVMKjRMnh1Zd-Lg7sBD_PeXWLenCo4/s1600/Calme+Tranquille_.jpg" /></a></div>
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<span style="color: blue;"><b>Calme Tranquille</b></span><b style="color: blue;">(EdP濃度のEau de Cologne)</b><span style="color: red;"> </span><br />
ハーバルなフローラルコロン<br />
<br />
カルメ・トランキル(英語で静かな沈黙の意)は、果樹園から収穫された野花と柑橘類の花がいっぱいの、天然シプレ香水です。この香りは深く補充され、心と体と精神に、個人に栄養を与えます。サイレージは相応しく、驚くほど丈夫です。それは魅力やロマンスを目的とした重厚な香りではなく、男性と女性のための反射的で補充的な日中の香りです。<br />
この特定の芳香植物を合成するとき、私は光り輝く健康な人を想像しました。ヨガの恋人、地球を守り、木を抱き締め、人生を抱きしめ、深い思いやりのある魂を演じる恋人を。<br />
<br />
主な香料:<br />
グレープフルーツ、ベルガモット、エジプトゼラニウム、カシミールラベンダー、ネロリ、ミモザ、イモーテル、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、ブルータンジー、ローズウッド、オーストラリアサンダルウッド、スピアミント<br />
<br />
印象:<br />
Aromatics Rangeのレシピを見て一番試したかった香りです。スペアミントが調味料程度に入っている影響で清々しく、TRNPの調香ではお馴染みのカシミールラベンダーは例の独特のえぐみが無く透き通っています。蜜柑に似た芳香を放つ月橘、青みがかったエジプシャンゼラニウム、カモミール、イモーテルも、ジューシーなグレープフルーツに交わってエレガントなアロマティックフローラルシプレに仕上がっております。ユニセックスで着られる上品なコロンなので真夏にはうってつけ。何をつけるか迷った時こそお勧めしたいです。<br />
<br />
It's an one of Aromatics Range.<br />
An abundance of romantic scent pours into my skin and nose. I imaged the fairy garden from this aromatic and herbal scent. Calme Tranquille is the cologne which is included many brightly materials. Citrus and herb with gentle flowers. Each essences are talking in the air, and it was long-lasting. (I knew the Murraya Paniculata first time ever)<br />
Teone wrote that she imagined a radiantly healthy human being. This mood would match with her caption.<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi6QQJpJOOjkgm8_s5V-1j9n3G7u0JSBCxOP1rkd-3TVBCXfhEDTQLdHAC9iuEf4HpztYUsB-C2YFaRS4a9k5yj95r6ZKcJaFOhVx2yiysBA5v90L9_7_EEpQMmvfVWVzjq9WsX3gpNyZA/s1600/chopin.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="320" data-original-width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi6QQJpJOOjkgm8_s5V-1j9n3G7u0JSBCxOP1rkd-3TVBCXfhEDTQLdHAC9iuEf4HpztYUsB-C2YFaRS4a9k5yj95r6ZKcJaFOhVx2yiysBA5v90L9_7_EEpQMmvfVWVzjq9WsX3gpNyZA/s1600/chopin.jpg" /></a></div>
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<span style="color: blue;"><b>ショパン</b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b style="color: blue;">Oil based Perfume</b><b><span style="color: blue;">, </span></b><b><span style="color: blue;">Eau de Parfums)</span></b><br />
まず、ヴィンテージシプレの匂いにたくさんの「若い」調香師たちがつけるコメントの一つが「老婦人の香水(Old Lady Perfume)」タグです。(うーーーん)それは典型的にヴィンテージ香水のアルデヒド類を、シャネル5番のアルデヒド狂乱に続く、たくさんの調香師によって使い古されたのモノとみなしています。その石鹸だらけの、アルデヒドのきらめく潔癖な特徴が、香水の玄関口の後ろに潜む花や樹脂の暗い要素の不調和から私たちを逸らします。</div>
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<br /></div>
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アルデヒドを取り除くと、いくつかのことが起こります......</div>
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本当に最初の自然なフローラルシプレーとの出会いは、アイリスが地面から正しく摘まれたその湿った土壌で脚光を浴びて全てを独り占めして、にんじんの香りや、パチョリやラブダナムのような押しの強いベースノートのシャープな要素が続き、たびたび混乱させられます。不協和音は、非常に奇妙なオープニングを作り出します――観客全員が必然的にそれが他の場所にあることを願う前衛的演劇です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
第2に、ある種の香料巡査部長が何かと現れ、誰もが一線を画し、流れを声高に指示します。</div>
<div>
「アーッ......正面にシトラス、中央にフローラル、背中にベースノート。 クイックマーチ、左、右、左」</div>
<div>
など香りの配列は続き、より適切にシプレーショウが始まります。<br />
<br /></div>
<div>
ここには自然が他のものと同じように輝いています。ヴィンテージ・シプレーの全てのゴージャスさは、全て石鹸なしで現れます。ドライダウンは素晴らしいです。近代的な内側に自然の花の葉を前面と中央に配置する待望の細かい素性。 素敵な本物の材料と時代を超越した優雅さがひとつひとつのフラコンにあります。</div>
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<br /></div>
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主な香料:</div>
<div>
ベルガモット、オオバナソケイ(Jasmine Grandiflorum)、アイリス、ベネズエラ産トンカビーン、針葉樹アコード、シプレーアコード、マイソール産サンダルウッド<br />
<br />
印象:<br />
老婦人の香りタグがあるとは(汗)男性で言うところのトニック臭にあたるのでしょうかね......<br />
「クインテッセンスを試した時にシャネルの5番を思い出した」と言っておられる方がいらっしゃいました。私はクラシカルな香りが好きなので、パウダリックな「老婦人の香りどんとこい!」な人ですが、ショパンにしてもクインテッセンスにしてもアルデヒドを抜いた状態。粉っぽさは無いので、当然はっきりとした輪郭のアイリスとジャスミンが上品に静々と香ります。ひんやり青紫の印象です。個人的にはオイルパフュームの方が円やかで素敵だと思いました。もう少し、はっきりくっきりした花がよろしければEdPをおすすめします。フォーマルな服装や御呼ばれに着けていきたい香りです。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-44036142678818909172018-06-07T12:41:00.003+09:002018-07-01T15:18:09.526+09:00By KilianのFrom Dusk till Dawn(2017)2種の印象<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgUFpv7YHwgk_s9QAOXl29v3ENAP3-yUA6IvWIGRf8bBSFGbUZLubLj7s1fvuvcAdU9YkTjfYMx42-BlDojWlFhYV8NPD9s7fJ-0RIYPgsrE2YnJVe60E-iyzru37kpTVcvnE2ReAEC4iM/s1600/IMG_8785.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="640" data-original-width="640" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgUFpv7YHwgk_s9QAOXl29v3ENAP3-yUA6IvWIGRf8bBSFGbUZLubLj7s1fvuvcAdU9YkTjfYMx42-BlDojWlFhYV8NPD9s7fJ-0RIYPgsrE2YnJVe60E-iyzru37kpTVcvnE2ReAEC4iM/s320/IMG_8785.JPG" width="320" /></a></div>
<div style="text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">2種1組~。</span></div>
<br />
By KilianのFrom Dusk till Dawn(2017)連作を試しました。どちらともオーストリア(=ハンガリー)帝国出身の画家グスタフ・クリムトの絵から着想を得た作品で、バイキリアンでは御存知Calice BeckerがWoman in Goldを、AvonやCalvin Kleinの香水を手掛けるPascal GaurinがGold Knightを調香しているとの事。キャプションと感想を紹介します。<br />
<a name='more'></a><br />
(<a href="https://www.bykilian.com/perfume/from-dusk-till-dawn" target="_blank">ウェブサイト</a>より)<br />
「すべてのアートはエロティックである。金を超越し、本質的に触覚的な性質を引き出すために努力する――これはクリムトの強迫観念であり、彼の素晴らしい官能的なアデーレ・ブロッホ・バウアーの肖像画を魅了する。キリアンは、暗闇と光、女性性と男性性を思い起こさせる2つの香水でこの共鳴二重性を探求しました。これにより、隠された時代を超えた深みのオーラを作り出します。最も興味をそそる作品の一つ」<br />
<br />
<br />
(ここから概要と感想です)<br />
<b>Woman in Gold</b>(2017)Floral Vanilla Harmony<br />
<br />
インスピレーション:<br />
それを身に着けている女性のように複雑で眩しい香水。調香師カリス・ベッカーは、絵画のファセットの魅力的なコントラストに触発されました。彼女は「テクスチャライズされ、華麗で、豊かで、官能的な」と表現しています。<br />
<br />
フレグランス・ストーリー:<br />
このノートは香りの中で繊細な金を葉に描き、光と影の間で遊んで絵画を祝います。その火照るような輝きが、この明るさの香りある表現です。ハートの花びらのバラはバラのすべての側面を描いています。最後のバニラ・アブソリュートの独特さは、独特のパチョリ分子であるアキガラウッド(Akigalawood)で彩られたドライダウンに寛大に現れます。<br />
<br />
調香:<br />
バラ、バニラアブソリュート、アキガラウッド<br />
<br />
印象:<br />
Adele Bloch-Bauerからも直感を得たWoman in Gold は、歯がきしむようなアキガラウッドから始まり、最近の香水によくある洗濯の香りを経て、10秒ほどで(季節や気候にもよる)トンカビーンとバニラの甘みに包まれたパチョリとバラの匂いがもたらされ、スルッと混ざりあいます。麻婆豆腐のとろみほどに留まったベールのようなアルデヒドが温か味のある黄金を演出していると思われ、そこに穏やかな婦人を思い浮かべることはできますが、現代人の香りがします。もうちょっとビックリさせられるかと思っていたので拍子抜けはしますがそんなものかもしれません。<br />
Woman in Goldは今の時代を生きる方にまといやすい仕上がりとなっています。フォーマルとまではいかなくても少し上品にしたい時にお勧めです。<br />
<br />
<br />
<b>Gold Knight</b>(2017)Woodsy Vanilla Harmony<br />
<br />
インスピレーション:<br />
エレガント、大胆、魅惑的、奔放<br />
<br />
フレグランス・ストーリー:<br />
Gold Knightはコントラストとは対照的に、中毒性のあるパチョリのダークな感覚、ベルガモットの沸き起こる明るさ、バニラとアニスの暖かい黄金の揺らめきは、クリームトの作品「ベートーヴェン・フリーズ(1902)」に描かれる黄金の鎧の騎士にインスパイアされています。<br />
<br />
調香:<br />
パチョリ、ベルガモット、バニラ、アニス<br />
<br />
印象:<br />
BeethovenfriesがモチーフのGold Knight。始まりは茶葉のようですが、ほんの数秒経つと良い意味で臭みを残した蜂蜜、フルーティで甘いアニスの香りが平たく広がります。程よい透明感もあり、蜂蜜入り紅茶を思い浮かべると想像しやすいのではないでしょうか。雄の部分がパチョリかな。<br />
2つの作品のうち、個人的には予想通りにGold Knightの方が良かったです。特に、後半のミルクのように変化するベースが優しかったです。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-37375835792879690582018-02-21T14:30:00.000+09:002018-02-21T14:30:28.942+09:00白色雑音の香り皆様、こんにちは。さかきです。<br />
ギリシャ出身のライター、エレナさん(Perfume Shrine)が「私はオフィスでフレグランスを纏うべきか?」という記事を載せて下さったのでご紹介したいと思います。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
「問題は場所と関係があります。北米は特に実際の禁止措置に香水を入れているようですが、米国とカナダではテーマが拡大している」とエレナさんは書かれています。「人的資源管理協会によれば、香水政策はメンバーが提出した上位5件の議題のうちの1つ」だそうです。<br />
<br />
日本でも「香害(こうがい)」という言葉が出るくらい問題に上がります。特定の匂いや物質にアレルギーのある方は不快な思いをされますし、香水が禁止されている場所での使用は控えるべきです。香水は結局のところ嗜好品ですから、マナーを意識して嗜むものだと考えています。<br />
<br />
フレグランス財団(Fragrance Foundation)の評価者ムーア氏は「香水は1980年代の女性の力の表現ではなく、むしろ日課のお手入れの一部となってたので変えるするつもりは毛頭ないのです。香りをつけることは今でも受け入れられていますが、仕事のための特定の作法が要ります」と語りました。(en)<br />
<br />
それで、エレナさんが提案したのがホワイトノイズ(白色雑音)の香り(white noise fragrances)。<br />
「香水使用者によって広義に用いられる言葉『肌の香り』や皮膚の上に乗り、後者の自然香を模倣した繊細な香りとは相容れないホワイトノイズの香りは、もはや雑音よりも自然発生に見せようとする試みではない。(略)香水を身につけていると同時に、周りの環境に侵入することなく受け入れることができる」<br />
エレナさんが紹介した香りは以下の3つ。「使い慣れた洗濯用洗剤ムスクのたまりから取り入れているので」というのが理由。(記事は<a href="https://www.fragrantica.com/news/Dear-Fragrantica-Should-I-Wear-Fragrance-to-the-Office--10555.html" target="_blank">こちら</a>)<br />
<br />
・Voyage d'Hermès<br />
・Bvlgari Eau Parfumée au Thé Bleu<br />
・Eau Parfumée au Thé Blanc.<br />
<br />
個人的には、オーテブランは微妙かなと思います。以前、職場にいた非常に厚かま…積極的な方が私に「オーテブラン持ってるならちょうだいよ」と言ってきましたので小分けをあげたところ、早速会社の受話器にプッシュしていました。<br />
……あっ、その方は非常識なだけでしたか(汗)<br />
<br />
他には、ペンハリガンのCastile、イヴ・ロシェのAgrumes en Fleurs、Dior Homme Cologne、自然な甘みのAngéliques sous la Pluie(雨のアンジェリカ)等が挙げられておりました。<br />
<br />
ホワイトノイズ(白色雑音)の香りは、生活空間に存在してそうな柔らかく角のない匂い、と解釈したのですが合っているでしょうか? そうすると、やはりエレナ様、ジャコベッティ様作の、水のような香りも該当するのだと思います。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-67987508966417561742017-03-19T01:23:00.000+09:002017-11-22T15:39:29.906+09:00カシーの花 Une Fleur de Cassie (2000) by Frédéric Malle<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgU7_i9E5JNK0VA_mRPMo4x1eibvrC0taSszBCrage5XkATTxbc_yqPwryivBCw7sgsTrWqQFrNhJAMxuQPGhmomTDwcR60QAuHVJPyuWqZSVEPcuGTSbiiikNGpFl0sToI5iiDAo-6QYY/s1600/malle.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgU7_i9E5JNK0VA_mRPMo4x1eibvrC0taSszBCrage5XkATTxbc_yqPwryivBCw7sgsTrWqQFrNhJAMxuQPGhmomTDwcR60QAuHVJPyuWqZSVEPcuGTSbiiikNGpFl0sToI5iiDAo-6QYY/s320/malle.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<span style="font-size: x-small;">絵の具が拭き取れていなくてごめんなさい(汗)</span></div>
<br />
フレデリック・マル(Editions de Parfums Frédéric Malle)は御存知ルイ・マルの甥っ子のプロデュースするパフューマリー。幾つかの質問欄に回答し、自分に似合いそうな香りを提案してもらいました。答えは3つ出たのですが、そのうちの一つが<a href="http://www.iff.com/" target="_blank">IFF</a>の調香師ドミニク・ロピオン氏(Dominique Ropion)が創造したカシーの花でした。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
印象:<br />
<div>
カシーとはアカシアのことだそうです。ビゼーのオペラ「カルメン」でドン・ホセが投げつけられる花でミモザと言った方が伝わるかもしれません。ミモザといってもゲランのシャンゼリゼみたいにキラキラしていません。<br />
<br />
着けた直後は控えめな白粉のかおり(アルデヒド?)とともに黄色い花粉の青さが前面に出ます。それがからゆっくりとした速度で生花の青臭さが抜けていき、ふんわりとした白粉に変化します。トップで感じた花粉の青臭さは遠のいたものの確実に存在し、ただ柔らかいくてふんわりとした香りではないところがユニークです。<br />
ドライダウン後は優しく撫でるようにフェードアウトします。たっぷり着ければ話は別ですが、持続性は多く見積もれば4時間、実感としては2時間半(都内)でしょうか。とはいえ、時々思い出したかのようにサンダルウッドが香り立つので5時間の時もあったりします(笑)<br />
<br />
「オフィスで着られる服かシンプルな普段着を着て穏やかで静かに自分を内省するような」と伝えたので、選んでもらったこの香りはかなり的を得ています。決して地味ではないお呼ばれに纏っても構わぬ上品な香りなのにゴージャスではありません。<br />
最初の青臭さは好き嫌いが分かれそうですが、ポジティブさとネガティブさが絶妙に絡み合ったようなモダン・クラシカルな香りで私は気に入りました。<br />
<br />
かつて嗅いだことのあるような、懐かしい白粉系の香りが好きな方にはお勧めです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
トップ:</div>
<div>
Bergamot, Rose absolute, Violet, Aldehydes</div>
<div>
ハート:</div>
<div>
Cassie flower absolute, Jasmine absolute, Mimosa absolute, Clove, Cumin, Aldhydes</div>
<div>
ベース:</div>
<div>
Cedarwood, Sandalwood, Musk ketone</div>
<div>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-61316278198272478492017-02-01T18:58:00.000+09:002018-09-12T00:38:56.176+09:00TRNPの自然派香水・香油・練り香水(2017)皆さま、こんにちは。<br />
天然香水というと、国内ではアンティアンティさん等のごく少ないメーカー様でしか取扱がなかったので遠巻きに眺めているだけでしたが、外にはApril Aromaticsさん、Ayala Morielさん、One Seedさん、Aftelierさん、そしてこのTRNPさんがいました。もちろん、上記以外にも多くのナチュラル・パフューマリーがありました。<br />
それでは、ニッチニッチなオーストラリアのTRNPの2017年香水を御紹介します。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRhMx2HLDwZKsxan41a96YqmZi-B_ow09iQ0maGYw8aTZh9f8gsEAFAvrLhf4VREK-YpGvw1GUcq4fZv2ovIkDk2L7dY3VtVhIW5QCLoBXOuOcUMFFepvSgAdWh20db525_U2wlQlmzeo/s1600/Oasis-cologne2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRhMx2HLDwZKsxan41a96YqmZi-B_ow09iQ0maGYw8aTZh9f8gsEAFAvrLhf4VREK-YpGvw1GUcq4fZv2ovIkDk2L7dY3VtVhIW5QCLoBXOuOcUMFFepvSgAdWh20db525_U2wlQlmzeo/s320/Oasis-cologne2.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<a name='more'></a><span style="color: blue;"><b>オアシス Oasis (</b></span><b><span style="color: blue;">Eau de </span></b><b><span style="color: blue;">Cologne, Eau de Parfum)</span></b><br />
<br />
<b>EdC版</b>:オレンジのおいしい香りに輝く甘い冷たいしぶきの中にネロリとオレンジの花が盛り込まれている。ネロリ、オレンジの花、マダガスカル産イランイラン、白檀の湖上にゆらめくさわやかなグリーンベルガモットのトップで始まる。<br />
<br />
主な香料:<br />
ベルガモット、オレンジ、ネロリ、オレンジの花、マダガスカル産イランイラン、サンダルウッド(白檀)<br />
<br />
印象:<br />
こういった香りは確かに良くありそうですし、調香から想像できるものではあるのですが、穀物アルコールを使用するなど原料へのこだわりによるものか、オアシスからは嫌なアルコール臭がしないのです。悪く言えば香水っぽくないような、良く言えば手作り感満載、そこが素晴らしい。特徴としては「本当にコロンなの?」て位に長持ちするところ。(季節によるが、8時間はもった)持続性あるシトラス寄りのフローラルフルーティは意外と滅多にないのです。<br />
新鮮なベルガモットやオレンジから始まるこの香りはフルーティなのに温かみを帯びたフローラルノート。着け始めはジューシーな果肉がほとばしり、こっちまで果汁が飛んでくるようです。イランイランや白檀がこのシトラスの底から現れ、次第に温かみを帯びてきます。砂漠のオアシスのほとりで行商人が疲れた喉の渇きを癒すため、木々の日陰の下でゴクゴクと喉を鳴らしながら新鮮な冷水を飲んで、天を仰いだところで初めて安堵の表情が現れたかのよう。<br />
柑橘系なのに暖かい。別段、個性的ではないけれど、だからこそ持っておきたいと思わせる香りに思えます。<br />
テオーネ博士によるとオーデコロン版オアシスは現在販売を中止しているとの事。(2017.4.30)<br />
<br />
<br />
<b>EdP版</b>:ラッシュ・フローラル・フレンジー(豊かな花の狂乱)<br />
オアシスは大量の手染めのタヒチアンバニラやマイソール産サンダルウッドとともに純粋なローズオットー、チャンパカ(キンコウボク)、フランジパニ、ジンジャーリリー、ハニーサックル、イランイラン、ジャスミン、ネロリ、オレンジブロッサムを含む熱烈に贅沢なフローラルのカクテルから作られた。<br />
このフレグランスのフローラル(ノート)は本物の花々から抽出され、それらは完全に絡み合い、予測不可能で、素朴(土臭く)で、魅惑的であり、自然や肥沃度や自由奔放さについて嬉しそうに語る。オアシスはチラチラと光る色と開花する人生の花の熱狂である。<br />
彼女の気絶するほどの美しさへ飛び込んで......自然の豊かさの為に渇きを癒し給え。<br />
<br />
主な香料:<br />
手染めのタヒチアンバニラ、マイソール産サンダルウッド、ローズオットー、チャンパカ(キンコウボク)、フランジパニ、ジンジャーリリー、ハニーサックル、イランイラン、ジャスミン、ネロリ、オレンジの花<br />
<br />
印象:<br />
2017年、オアシスはバージョンアップした形で再販されました。それがこの香油版オアシスです。博士の仰るように、また調香からも分かるように、コロン版とは香りが変わっています。<br />
香りを体につける前に少し嗅いでみたら、精油たっぷりの南国の香りがムワ〜ンと漂ってきて明らかにコロン版とは違う仕上がり。肌に乗せてみると、その南国の香りがスパイシーでフェミニンな雰囲気となり、思っていたよりも穏やかになったな、と思ってしばらく置いてみたら芳しい「南国」となります。椰子の木のある白い砂浜の風景を思い描くことができます。<br />
核となるのはオレンジブロッサム、フランジパニ、イランイラン、ジャスミン、そしてジンジャーリリーと感じます。(個人差有り)オレンジブロッサムがとてもジューシーで(この辺はコロン版に通じる)そこに夢を与えるのがイランイランとフランジパニ。ジンジャーリリーとハニーサックルがこの一見ふわふわになりそうな香りをピリッと寄せ集め、ジャスミンが余裕の表情でタヒチアンバニラやマイソールサンダルウッドへと導く。着けたてはオレンジブロッサム、ジャスミンが主だった印象でしたが、肌に馴染んでくるにつれて距離を置きながら南国が近づいてくる。もっと体温の高い時に纏ったら印象が変わるかも知れません。(2017.5.7)<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhoc4nxaYRsawCCBFw1tWBsr2ECTiNXwMm4T59pG1z_S4oj1MWe6ehZzvFDNds8yFkm5b4d2XT1DqoddFL8QnMADvZsYOqViPwE5lspW-rmqXXsr36Q5ncHbx6Zf6B8PwNFwSe31OjUzs0/s1600/hussar2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhoc4nxaYRsawCCBFw1tWBsr2ECTiNXwMm4T59pG1z_S4oj1MWe6ehZzvFDNds8yFkm5b4d2XT1DqoddFL8QnMADvZsYOqViPwE5lspW-rmqXXsr36Q5ncHbx6Zf6B8PwNFwSe31OjUzs0/s320/hussar2.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<span style="color: blue;"><b>驃騎兵 Hussar (Oil based Perfume)</b></span><br />
流浪戦士の香り<br />
<br />
Hussar(Huzzarと発音)は、略奪の放浪者と戦士の騎士道精神を呼び起こします。もともとポーランド由来の驃騎兵(Hussar)は敵に恐れられ、友情を得た人々には情熱的に愛されていました。<br />
<br />
驃騎兵は、ベルガモット、ローズマリー、ラブダナム、バーチ、カモミール、ジュニパー、キャロットシード、コリアンダー、オークモスを特徴としています。それは寒冷地帯の緑色の森を通りぬけ、野生の花々と緑草の山の草原の向こう側に革小物によって運ばれた、貴重な野生の蜂蜜瓶のような香りがします。これから先に放浪者のキャンプファイヤーがあります。雪が降っています。<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<div>
主な香料:</div>
<div>
ベルガモット、ローズマリー、ラブダナム、バーチ、カモミール、ジュニパー、ウード、キャロットシード、コリアンダー、オークモス<br />
<br />
(2017.12)<br />
ウードが無くなり、野草を増やしてより爽やかになりましたと博士。<br />
(2018.4)<br />
ベトナム産ウードを後でレシピに加えたと博士。一度ウードを抜きましたが、やはりウード有りのほうが良かったそうです。(知ってた)<br />
<br />
印象:<br />
(2017)面白いです。暖かさと清々しさが同居しています。液体の色はまさに蜂蜜で、それ自体にも蜂蜜のような甘味が有るけれども、お菓子の甘さではなく樹液のような甘さがあります。ハーブというより漢方薬の匂い漂うお薬箱様シプレー。ラブダナム、バーチ、ウードが際立ち、スパイスとしてジュニパーやオークモス等が続きます。途中「これ本当にシプレーノートなのかな?」と感じますが、最後にはちゃんとシプレーに落ち着きました。ミツコやミスディオールのようなクラシカルなシプレーではなくて、出来事を俯瞰して見るような、モダンなシプレーです。物腰が落ち着いた頭の良さそうな香り。「流浪戦士の香り」といっても暴れまくるのはいざという時なんだろうな(第二次ウィーン包囲のヤン・ソビェスキ的に)と想像します。ウード抜きの調香を試していないので何とも言えませんが、私はウードが調合された版が好きです。<br />
博士の香油(オイルパフューム)全体に言えることですが、テクスチュアはさらりとしていてべとつかないで肌に浸透します。乾燥した季節に。<br />
<br />
(2018)TRNPでは旧Oasis、Rococo、Sylvanaの次に好きな香りです。最近、黒ボトルラインの香油(パフュームオイル)として再販されました。最初にHussarをミニボトルで購入した後、フルボトルで買わなかった事を後悔し、再販されたら購入する予定でした。途中発売されていたウード抜き版は試したことがないので分かりませんが「再販された新ロット版はウードが無いから爽やかになっているのだろうな」と考えていたら、手持ちのHussarとよく似ていたのです。博士に感謝のメールを送ったところ「レザーノートを加えるために、ベトナム産ウードが復活した」とのことでした。そうじゃないかと思ったのです。後でウードを入れて、途中抜いて、また入れた。ウード入りの方が良かったと。ですよね。ローハニーというか、ミードが染みこんだ樽のような蜂蜜木質様レザーノート、たまりません。レザーを使わずにレザーを表現する試みが、不確かだが心地の良い匂いを作り出しています。<br />
<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b>ビザンティウム </b></span><span style="color: blue;"><b>Byzantium </b></span><span style="color: blue;"><b>(Oil based Perfume)</b></span><br />
オリエンタル・アンバー<br />
<br />
黒海から吹き出すプリズム――地中海を旅するエキゾチックな品を積んだ船から反射する紺碧の光とターコイズブルーの光の輝き、トルコとブルガリアのバラ畑から流れ落ちる柔らかい空気。 甘い緑のハーブ、果樹園、戦いと伝説。ビザンティウム。<br />
この興味深いオリエンタル・アンバーの香りは、ベルガモットの柑橘類とヒノキ(サイプレス)の渋い緑の香りを引き出し、パチュリ、ラブダナム、ベンゾインの説得力によって強調されたジャスミン・オーリキュラム、トルコのバラ、アラビアのジャスミン、アンブレットの柔らかいロマンスにつながります。<br />
<br />
主な香料:<br />
ベルガモット、ヒノキ(サイプレス)、パチュリ、ラブダナム、ベンゾイン、ジャスミン・オーリキュラム、ターキッシュローズ、アラビアンジャスミン、アンブレット<br />
<br />
印象:<br />
Byzantium has a rich aroma, but is so silent. It's bright and very quiet. When I opened the cap, I felt like a naturally matured Mediterranean Citruses in the old barrel. When it put on my skin, cool Cypress and Jasmine join in this. (Like the turquoise colored sea) Finally the scent became dried woody taste, but there are still Citruses and Rose. That's enigmatic bright oriental scent.<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgB4d2jGIe__0b-0PZsH17FNfKJQCaaZ8USG9pEZnHrUK1ih4yyRZYtzQzRwExtUZlxuVke20qHDnDoa5JzkTek6aLGzfFITQQV9PxofRbp01hSQJAjg7tEJlWQOs9WqyNd1dV_HiSiRaY/s1600/IMG_0970.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="498" data-original-width="500" height="318" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgB4d2jGIe__0b-0PZsH17FNfKJQCaaZ8USG9pEZnHrUK1ih4yyRZYtzQzRwExtUZlxuVke20qHDnDoa5JzkTek6aLGzfFITQQV9PxofRbp01hSQJAjg7tEJlWQOs9WqyNd1dV_HiSiRaY/s320/IMG_0970.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<span style="color: blue;"><b>ラビリンス Labyrinth<span style="color: blue;"> </span><span style="color: blue;">(Oil based Perfume)</span></b></span><br />
<br />
ラビリンス(純粋な香油)。暗黒との神秘的な出会い――ラビリンスは地球の謎や自然の不思議な恐怖の領域による闇の震える場所であり、大洞窟の残響である。(略)瞑想する人たち、深い深みのある内面反射を求めている人、特にベールのために憧れている人たちのためには素晴らしい...<br />
<br />
主な香料:<br />
ビターオレンジ、アンバーアコード、ミルラ、フランキンセンス、ローズ・オットー、東洋のスパイスアコード、アトラスシダーウッド、マイソール産サンダルウッド。<br />
<br />
印象:<br />
<div class="gmail_extra" style="background-color: white; color: #222222; font-family: arial, sans-serif; font-size: 14px;">
Labyrinth is strong and wonderful.</div>
<div class="gmail_extra" style="background-color: white; color: #222222; font-family: arial, sans-serif; font-size: 14px;">
(I said to my own heart, Welcome to Labyrinth!) If you enter the mysterious scent world, maybe you wouldn't be able to come out of this deep scent. </div>
<div class="gmail_extra" style="background-color: white; color: #222222; font-family: arial, sans-serif; font-size: 14px;">
I open the the lid of the bottle, I felt very spicy scent. In addition, when I put the liquid on my skin, the bitter orange overlaps with the heavy Myrrh, and the amber invited me deeply into the dark. Spicy and deep Myrrh and Amber increase imagination and make it an unrealistic dream. I would like to feel it more.</div>
<div class="gmail_extra" style="background-color: white; color: #222222; font-family: arial, sans-serif; font-size: 14px;">
<br /></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLeS_5pPUD909ZjfwsGrPG_Duk88jorY41jQMUJMvQIyOoPuFRL6m3ROStTnajbUHPSSM7szVVndnvetkZMzOFvTVvYN0Ez0B5zvbxPgTVeAWbgzEJWpVhEgZ7WeS-kHQjPKWe9tT_cC8/s1600/Rose+Embers.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjLeS_5pPUD909ZjfwsGrPG_Duk88jorY41jQMUJMvQIyOoPuFRL6m3ROStTnajbUHPSSM7szVVndnvetkZMzOFvTVvYN0Ez0B5zvbxPgTVeAWbgzEJWpVhEgZ7WeS-kHQjPKWe9tT_cC8/s320/Rose+Embers.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">薔薇の燃えさし </span></b><span style="color: blue;"><b>Rose Embers </b></span><b><span style="color: blue;">(Oil based Perfume)</span></b><br />
バラとバニラアンバー<br />
<br />
Rose Embersは、ローズ・ド・メの爽やかで輝かしい花束とバニラに焦点を合わせた素晴らしい「燃えさし(Embers)」のサマー・バージョンです。<br />
薔薇の燃えさしは(わずかに異なる処方で)燃えさしときっかり同じ材料を含んでいますが、たっぷり加圧されたバラとバニラの成分は、気温が高く暑い季節に不思議なくらいに効果てきめんの優雅なフローラルアンバーを創り上げるためにこれを高めます。<br />
<br />
主な香料:<br />
マイソール産サンダルウッド、手作りのブルボンバニラチンキ、ラブダナム、ベンゾイン、ローズ・ド・メ、ハーブ、スパイス<br />
<br />
印象:<br />
If a friendly and gentle person turns into a perfume, I think that a person will be Rose Embers. There are my favorite sandalwood, Benzoin, Rose, Vanilla, Labdanum, Spices. Awesome vanilla and spices start with Rose. Rose scent is lightly, so it's not heavy. These add more warmth by intermingling with Labdanum and creamy Benzoin. Sandalwood like milk has an air feeling, and emphasizes a more elegant and dried aroma. Rose Embers will become to my friend which can wear in almost seasons (especially cool days).</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhb7y749oKT8qb08JPmASdmB8m1SUoRU9OJ3jBIHBaUekaHybhoGvQBKFA6QGbUf-WGy5q-KtjRtbmv-sTeEmx_YjprF-X-5VQKmIBYUr0DFWNJ9fVTk2RNO_r3JHGbLVwl8dWj9hAXkRM/s1600/t_y_te.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhb7y749oKT8qb08JPmASdmB8m1SUoRU9OJ3jBIHBaUekaHybhoGvQBKFA6QGbUf-WGy5q-KtjRtbmv-sTeEmx_YjprF-X-5VQKmIBYUr0DFWNJ9fVTk2RNO_r3JHGbLVwl8dWj9hAXkRM/s320/t_y_te.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<span style="color: blue;"><b>トリスタン&イゾルテ</b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b><span style="color: blue;">Eau de Parfums)</span></b> 限定品 ※ペアフレグランス<br />
<b><br /></b><b>トリスタン(Eau de Parfums)</b><br />
険しいコーンウォール海岸地帯の香りです。吹きさらしの景色、野草とハーブの苦み、緑の恩恵を誇る牧草地(セイヨウナツユキソウ)、独特の海の塩味に似たオークモスと泥炭。忘れられないほどユニークで美しい香りであるトリスタンは冷たい風と銀の封印の辛辣なかみ傷であり、光の属性は地球上のどこにも見つかりません。<br />
<br />
主な香料:<br />
緑の草、ハーブノート、ゴース、オークモス、泥炭、シーノート(海の香り)<br />
<br />
印象:<br />
博士からこちらの新作について伺ったのは発売前で、幸運にもこちらのペアフレグランスを試すことができました。ばら売りはしないようです。<br />
香りは野性味あふれるシダの香りで幕を開けます。それから、キラキラと青い(薬草のような)ハーブと野草の匂いが五感を刺激します。新鮮な香料を使っているのが容易に想像できるほど。シダとオークモスがクラシカルな部分を担当しておりますが、そこはモダンにまとめられています。ベースにしっかりとダークなものが潜んでいて、アイルランドの曇り空が見えるところが素晴らしい。牧歌的で、孤独な香りです。<br />
<b><br /></b>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhfxbXXBfYlucSzlmFt3_5z3Waqb5nI40JY50LIJT37PqUZBdrlaaGjYAYTOpnmMY93jQZO1nFK5XBud5dn2sZ4891b3-xtLBjMpbfVtrVvB41KQWlvDabZRfVqSVHcmrvKY2FZdyXIyl4/s1600/Yseult.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="543" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhfxbXXBfYlucSzlmFt3_5z3Waqb5nI40JY50LIJT37PqUZBdrlaaGjYAYTOpnmMY93jQZO1nFK5XBud5dn2sZ4891b3-xtLBjMpbfVtrVvB41KQWlvDabZRfVqSVHcmrvKY2FZdyXIyl4/s320/Yseult.jpg" width="294" /></a></div>
<b><br /></b><b>イゾルテ(Eau de Parfums)</b><br />
雨霧の深いアイルランドの丘ラフクルー(Loughcrew)に感銘を受けた芸術家の香りで、彼らがその土地に魔法の影を投げかけた立石(メンヒル)によじ登る暗いナヴァンとニューゲート、穏やかな光と音楽で満たされた泥炭の花、柔らかい緑のシダの茂みやギラギラと光るモスのように穏やかです。<br />
<br />
主な香料:<br />
フローラルノート、シダ、オークモス<br />
<br />
印象:<br />
分類するとシプレーフローラル。香料の事は曖昧に書かれていますが、シャクヤク(芍薬)とバラがメインと感じます。とても豪華ですし妖艶な匂いで登場するイゾルテが垣間見えます。シダと苔が重なり合う、魔法のような辛口の花には棘がある。そんな印象を持ちます。時間の経過とともに香りは暖かくなります。ここは個人の感想ですが、イゾルテという人はしたたかだったという話にも思えてきます。<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">イースト(Eau de Parfums)</span></b><br />
シアー・フローラル・アンバー<br />
<br />
「East」は多くのアジア文化の美しい伝統を連想させる、柔らかく輝くエキゾチックな花のベールです。花は神聖さと自然の貴重さに敬意を表して提供されます。ジンジャーリリーアブソリュート、ティアレ(タヒチ産ガーディアニア) バナナ産シダーウッド、バージニア産シダーウッドなど、この香りの「重さ」はかなり風通しの良いもので、Eastのロングラステイング性、貯蔵された牧草、輝きは、共用スペースで着用するのに最適な香りになるよう調整されています。それは喜びと繊細ないざこざを超えて他の人に邪魔されたり、圧倒されたりすることはありませんが、目の前で静かに歩く人の素晴らしさを感じさせます。(半透明のブーケの花嫁)<br />
<br />
主な香料:<br />
ジンジャーリリーアブソリュート、イランイラン、ティアレ(タヒチ産ガーディアニア) バナナ産シダーウッド、バージニア産シダーウッド、バニラ、アンバー、ジャスミン等<br />
<br />
印象:<br />
博士が「あなたはこの香り好きかも知れないわ」と勧めて下さった香りです。ジンジャーリリー、イランイラン、ティアレ、ジャスミン...レシピを見ただけで避暑地に飛んでいきそうな香りですよね。正しく、お花がプールに浮いている感じの芳しいホワイトブーケです。お好きな方が殆どではないかと感じます。<br />
<br />
Where does this elegant ache and beautiful ephemerality come from? In this case, maybe it will come down from the east.<br />
Teone as the wonderful perfumer recommended "East" to me (she said that "you might like it"). She is very understand my favorite scent. Spicy White Ginger Lily and aromatic sweety Tiare Flower invites me to the East world. Amber and fealty sweet Ylang-Ylang are like flying butterflies with the fertile ground.<br />
And hardness of Virginia cedar recalls me, "please return to here."<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKbFDgLbFVmn1dkf8DQVFmA9V6A2OfaP4aZOd-WvA5Ij66p8dQDgGCaiBwFzyULA4Kr8YgTEpkzbrocLMNNK0c7AXxmBA6jkj9tihEjayRqD6KfD1EX6KeK34BwmYzmQOcQaowM2-DuE0/s1600/santal.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="612" height="326" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgKbFDgLbFVmn1dkf8DQVFmA9V6A2OfaP4aZOd-WvA5Ij66p8dQDgGCaiBwFzyULA4Kr8YgTEpkzbrocLMNNK0c7AXxmBA6jkj9tihEjayRqD6KfD1EX6KeK34BwmYzmQOcQaowM2-DuE0/s400/santal.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<span style="color: blue;"><b>サンタラム Santalum</b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b style="color: blue;">Solid Perfume</b><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
<br />
サンタラムは本当に虹の端にある鍋1杯分の金です。これは本当です。この御馳走のためにとても長い間そばにいなければならない事が分かったので、私は巨大な60gmの缶でそれを作りました。ですので......この特大の金の鍋は最後で最後で最後となります。<br />
貴重なマイソール産サンダルウッド、私の特徴的なアンバーアコード、バニラアブソリュート、オーガニックの蜜蝋、特上冷間ココナッツオイル、分割したココナッツオイル、愛と献身が入っています。 この奇跡的な芳香のあるスキンバームに幸せがあります。<br />
香りの良いボディバーム、香りの重ね付けのための丈夫な保湿ベース、本当に乾いた肌のための長持ちするハンドローション、本当に乾燥した肌のために少量で豪華なフェイシャルトリートメントになります。それは荒涼とした日の...黄金の鍋の中の親友です。<br />
<br />
主な香料:<br />
マイソール産サンダルウッド、アンバーアコード、バニラアブソリュート、オーガニックの蜜蝋、特上冷間ココナッツオイル、分割したココナッツオイル<br />
<br />
印象:<br />
これはもう、ただただ貴重なマイソール産のサンダルウッドを味わい噛みしめるための香りではないかと存じます。かたくなな心が解れるクリーミーで甘く柔らかい白檀の匂い。その魅力的な芳香に感嘆するのみです。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYTVW4k2TjZfux6dXH9wqnSEqPNbb8XPjHnwaArs9eQ40x6QXOlocE5l9cMf2JMBr8dJ4dk6KeZqpWbikKYwOi_gBsUtzOpxUf73XWTCgG588IRohPQKqfFAfzp7TlOou22VI_uxhL0TY/s1600/Retual.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhYTVW4k2TjZfux6dXH9wqnSEqPNbb8XPjHnwaArs9eQ40x6QXOlocE5l9cMf2JMBr8dJ4dk6KeZqpWbikKYwOi_gBsUtzOpxUf73XWTCgG588IRohPQKqfFAfzp7TlOou22VI_uxhL0TY/s320/Retual.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b>儀式 Ritual</b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b style="color: blue;">Oil based Perfume</b><b><span style="color: blue;">, </span></b><b><span style="color: blue;">Eau de Parfums)</span></b><br />
スパイシーフローラルオリエンタル<br />
<br />
<b>EdP版</b>:<br />
彼は人生の円軌道であり、全ての習慣的な足跡である。<br />
私たちは息を吸う。<br />
私たちは人生のゲームにおいて、敬虔で、陳腐で、愛情があり、苦しみ、穏やである。<br />
私たちは感じるために遊び、失えば、再び動きだす......<br />
少しずつ......それぞれの瞬間が、儀式(Ritual)の香りで満たされる。<br />
このRitualは、煙草葉、白檀、チューベローズ、ピンク・ロータス、レモンを特徴としています。 奇妙で男性的なこの花の香りは長く持続し、メタリックです。<br />
(結集した敵意の、おこがましく、精巧な、戦略的現実主義の、勝利を収めた強烈な光を思い出させる、荒涼とした身に染みる匂い)<br />
このけだものは、ほんの少数の人にしか合いません。本当にそれを着けこなせる人は熱狂します。<br />
<br />
主な香料:<br />
煙草、白檀、チューベローズ、ピンク・ロータス、レモン<br />
<br />
<br />
<b>Parfum版</b>:<br />
儀式(Ritual)のパルファムは、煙草葉、白檀、チューベローズ、ピンクロータス、レモン、カルダモン、ベトナム産のウードを加えた儀式(Ritual)EdP版よりもさらに暖かくスパイシーなバージョンです。この悪い男の子は絹のパジャマを抱きしめている怠惰な誘惑です。<br />
<br />
主な香料:<br />
煙草、白檀、チューベローズ、ピンク・ロータス、レモン、カルダモン、ベトナム産のウード<br />
<br />
印象:<br />
こちらは先日までEdPのみ発売されておりましたが、後日博士に伺ったところ私にはパルファム(香油)のサンプルを送って下さっていました。ですので、パルファム版の感想を書きます。ありがとうございます~!<br />
英語の感想と同じですが、とてもスパイシーです。鼻にカーーッ!とくる辛さ。これは癖になります。チューベローズの分厚い香ばしさが際立ち、そこに優雅で冷たいピンクロータスと、ドライでアーシーな煙草葉が重なり、博士のコンセプト通り野心家な男性の雰囲気を作り出しています。光沢のあるライトグレーのスリーピースを着こなす、スポーツカーに乗った細身の男。もちろん、女性にもおすすめです。(仕事に着ていきたくてフルボトル購入しました)<br />
<br />
Recently I often wear Teone's new perfume work "Ritual" Parfum version.<br />
I like this amazed spicy tuberose with tobacco since I wore it for a first time. First, Lemon opens this spicy scent with tuberose, and pink lotus makes me graceful feeling. And finally it moves to earthy and ethereal moods of Tobacco and Sandalwood while keeping tuberose's white flower. He/she has shown masculine, chic and seemingly smart image like driving a modernistic car (It would be the scent of the polished car interior), but has something darkness ambition. That person owns only what a person needs. That's modern warriors with suits.<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRCyucf02-TeT3HUqdn7MqCegqpiobhKFUkplub1_ZNKFF3pSUwPvysK0gGUtjCASbfoNSDd_zvRnm-nrS8MK2MXCUzfxQMdmlu9NBg5T8UVvjngTjoad12QK7OsbdYx50Qs76LXqGFGI/s1600/Antarctica.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiRCyucf02-TeT3HUqdn7MqCegqpiobhKFUkplub1_ZNKFF3pSUwPvysK0gGUtjCASbfoNSDd_zvRnm-nrS8MK2MXCUzfxQMdmlu9NBg5T8UVvjngTjoad12QK7OsbdYx50Qs76LXqGFGI/s320/Antarctica.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
<span style="color: blue;"><b>南極大陸 </b></span><span style="color: blue;"><b>Antarctica </b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b><span style="color: blue;">Eau de Parfums)</span></b><br />
ヒヤシンス・バイオレット・チューベローズ<br />
<br />
凍結する氷のような寒風の季節。この香りは20世紀初頭に着用された典型的な男性用フローラルシプレーです。身を切るような、温厚な、独特で、ユニークなこの冷たいフローラルはシプレーベースと決闘し、思い出に残る美しい香りの道を残します。恐らく、誰でも着用することができます。南極大陸(Antarctica)は決して、かわいらしく少女らしいとは言われないでしょうし、それは(探検家の万能薬...そして、頭が回る)冒険の香りです。<br />
<br />
主な香料:<br />
ヒヤシンス、チューベローズ、バイオレットリーフ、ラブダヌム、オークモス、パチュリ<br />
<br />
印象:<br />
こちらもフルボトルで。何故って、以前からジャスミンが入っていないチューベローズとオークモスを使ったシプレーノート(かつ、色々調合されていないシンプルなもの)が無いだろうかとずっと探していたからです。<br />
精油感バリバリ。肌に着けた直後は苦く新鮮なベルガモットを感じます。それからすぐに、雄々しくコクのあるヴァイオレットリーフが、冷たく青い質感のヒヤシンスと女性的で芳ばしいチューベローズに出会います。深みはあるものの格式張らない穏やかなシプレーフローラルです。しばらく経つととろみが出てきます。期待通りでした。<br />
<br />
Teone made a wonderful and unique Chypre Floral scent again. And it might match with anyone who loves modern classical Chypre notes. First, I felt a masculine violet leaf and bitter fresh Bergamot with spicy Tuberose. After that, my nose caught a coolish Hyacinth, earthy Labdanum and dryish Patchouli. A little matte Oakmoss always keeps to joining them. Finally soft residual fragrance remained on my skin.<br />
This mixing presents me slow-motion breadth for muscular and gentle (but he having clothes), and gives me silent driving power. It has a powerful but kindness androgynous feeling. Motherhood in men.<br />
In other words, what I want to say is that this scent is ideal for a neutral atmosphere. I love it.<br />
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<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="344" src="https://www.youtube.com/embed/ttQmxKHjOJM" width="459"></iframe><br /></div>
<b><span style="color: blue;"><br /></span></b>
<b><span style="color: blue;">夜の歌 </span></b><span style="color: blue;"><b>Night Song </b></span><b><span style="color: blue;">(Eau de Parfums)</span></b><br />
マグノリアと夢<br />
<br />
どことなく、カッワーリーの歌い手たちが始めているように、あなたは外敵から守られたスーフィー寺院の中庭に夢中にさせられる。タブラス島で始まり、ハルモニウムが始まり、チャンパカの花の香りが流れ込み、月が上るにつれて湿った夕刻の風に運ばれる。インセンスとスパイスは時間がたつにつれてドラムとともに浮かび上がる……そして、幻想的で驚くほど美しい波のように別世界の夢の香りが立ち昇る。<br />
ナイト・ソングは多角的です。多次元な手触りの出会い。私はこれが春の暖かさで成熟し、夏の間には完全に柔らかくなって、良くならずにはいられないでしょうし、さらにこの先2ヶ月間、向上せずにはいられないだろうと感じます。来年、それは驚くほど良くなるでしょう、しかし、私は現時点ではあらゆる機会でこれを着ています。<br />
ヌスラト・ファテー・アリー・ハーン氏の神聖なインスピレーションを受けた音楽的才能を深く感謝し、この香水を捧げます。この香りは、彼のアルバム「<a href="https://www.youtube.com/watch?v=ttQmxKHjOJM" target="_blank">Night Song</a>」にちなんで名付けられました。<br />
<br />
主な香料:<br />
チャンパカ、ピンク・ロータス、マイソール産サンダルウッド、インド産ウード、没薬(ミルラ)、乳香(フランキンセンス)、ラブダナム、バニラ、タバコ<br />
<br />
印象:<br />
Night Song always doesn't betray. Its materials may complicated, but it's felt simple. Myrrh, Champaka and Oud are very intensive, so it’s spicy, dark and dry. And I feel a scent like strong cinnamon at first. After that, it changes warm and begin to speak and sing kindly and comfortably with woody and resinic moods by Labdanum, Mysore Sandalwood and Frankincense. Aromatic Tobacco is highly effective.<br />
A person who wore Night Song for a first time wish to keep it only for oneself, but sometimes would like to share with everyone. The scent will long lasting. Wonderful.<br />
<div>
<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-22764143699004680652016-11-22T16:06:00.001+09:002017-03-18T17:38:11.015+09:00シトラスノートを幾つか試してみました。元来、香りの好みの幅は割と広いほうなのですが妊活を始めて顕著な体調の変化があった為、これ!といえるシトラスノートの香水やオーデコロンを探しています。<br />
ちなみに、これまで試したメーカーはこちらです。<br />
<a name='more'></a><br />
Acqua di Parma<br />
Annick Goutal<br />
April Aromatics<br />
<b>Atelier Cologne</b><br />
<b>Bvlgari</b><br />
By Kilian<br />
Caron<br />
Chanel<br />
Christian Dior<br />
Diptyque<br />
Dolce & Gabbana<br />
D'Orsay<br />
Elizabeth Arden<br />
4711<br />
Frau Tonis Parfum<br />
Frederic Malle<br />
Guerlain<br />
Hermes<br />
Histoires de Parfums<br />
I Profumi di Firenze<br />
James Heeley<br />
<b>Jo Malone</b><br />
Krigler<br />
L'Artisan Parfumeur<br />
<b>Parfumerie Generale</b><br />
Parfums de Nicolaï<br />
Penhaligon's<br />
<b>Phaedon</b><br />
Ralph Lauren<br />
<b>Santa Maria Novella</b><br />
Serge Lutens<br />
<b>Teone Reinthal Natural Perfume</b><br />
The Crown Perfumery Co.<br />
<b>Tom Ford</b><br />
<br />
この中で比較的自分に相性が良かったメーカーは太字にしました。ただし、この記事における<b>相性の話題はシトラスノートに限ります</b>。他のフローラル、オリエンタル、フゼア、シプレー、グルマン等との相性は外しました。<br />
<br />
Acqua di Parmaは正直なところどちらでもないです。季節によってオッサン風からOL風まで幅広く印象が変わりました。とはいえ、基本的にこちらのColoniaとBlu Mediterraneoシリーズは好きです。バリッとしたスーツ、ローワン・アトキンソンさんやジローラモさんくらい、お顔立ちのはっきりした人に似合いそう(話がそれる 汗)<br />
<br />
自然派香水のApril Aromaticsの香り立ちはかなり良かったのですが、私の肌ではドライダウン後の香りが「梅雨のお寺さん」になってしまいました。湿気を吸った感じの畳の香りというか(汗)嫌いじゃないのですが纏うとなるとどうなのか?というところです。いずれにしても、こちらの香油は素晴らしいです。<br />
<br />
Annick Goutalは清楚な雰囲気で素敵ですが、ボトル購入までには至りません。代表作Eau d'Hadrienはさすがに美しいのですが「これじゃないと!」と言うまでには至らなかったです。以前Les Orientalistes collectionが出た時にボトルは要らなかったなと後悔しました。<br />
<br />
Christian DiorにはあのEau Sauvageがあります。ルカ・トゥリン様が結構褒めていましたね。私も嫌いじゃありませんし、広告やコマーシャルへのコルト・マルテーゼやアラン・ドロンの起用はバッチリだったと感じました。渋みのあるレモンやベルガモット......私には似合いませんが(苦笑)特に男性が纏うと格好いいです。<br />
<br />
4711は以前レビューを書かせて頂きましたので割愛します。Frau Tonis ParfumではOrangeを試しました。こちらのUnter den Linden(現在はLinde Berlin)がとても良かったので期待していたのですが、纏ってみたところ歯がうずくような感覚がありますし、深みが無く浸透していかないというか、オレンジをおびき寄せるための囮のように感じられました。しかし、これも住む地域や気候、季節にもよるのでしょうね。<br />
<br />
Frederic Malle、Guerlain、Hermesはこれは割合的にしょうがないのですが、香りよりも先にアルコール臭を察知してしまいました。ゲランのオーデコロンとトワレはものによっては大丈夫です。Kriglerは全体的に大味で子供の頃に旅行先のロス・アンジェルスのレストランで食べたデザートを思い出します。English Promenadeは思いの外濃かったです。(さらっとしたフローラルフルーティだと想像しながら嗅いだ場合)<br />
<br />
Parfums de Nicolaïは推しているパフューマリーの一つです。しかし、ジャスミンを多用するところが…通常時はジャスミン大好きです。そしてI Profumi di Firenzeには<a href="http://en.spezieriepalazzovecchio.it/kumi-rosa-e-gelsomino-eau-de-parfum.html">私の名前と同じ名の香り</a>が(笑) I Profumi di Firenzeも名前の通りSanta Maria Novellaと同じくフィレンツェのメーカーです。こちらはジャスミンとバラとオレンジと梨のフローラルフルーティなので話題から外しますね。シトラスノートでいうとシチリアのレモンとシチリアの水があるのですが体質によりうーん惜しい、といった印象。<br />
<br />
Tom Fordは主に濃厚な香りを試してきたので意外や意外。Bvlgariは若い頃からの「免疫」ができていたのかも...Frederic Malleとクリードとフランシス・クルジャンとEau D`ItalieとMasqueは個人的にあまり相性がよくないかもしれません。先日ご紹介したJames Heeley、悪くはなく良いのですが「これじゃないと!」が足りないのでこれからに期待です。<br />
<br />
結局、この夏に使ったのはAtelier Cologne、Phaedon、Santa Maria Novella、Parfumerie Generale、Teone Reinthal Natural Perfumeとほんの少しのジャック・ゲラン様でした。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-90159566668542252472016-11-01T18:52:00.000+09:002018-07-01T16:43:21.590+09:00TRNPの自然派香水・香油・練り香水(2016)2016年に発表されたOasis初版、Rococoが私にとっての初TRNPでした。ニッチニッチなナチュラルパフューマリー、TRNPの2016年の香水を御紹介していきます。<br />
<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjy3FEttQ_sfuClSXoik2jL2mu3JOyqiW42BWZBx3E8BDryxmmvGWAt1t7COhYNjVbhNi0P8GONhofqpi5-0M4uFuQvL3s_1FiYus8to0W_-SKFtSOvRFxxEytBSGryS_qFQTTa5tBzfxs/s1600/rococo.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjy3FEttQ_sfuClSXoik2jL2mu3JOyqiW42BWZBx3E8BDryxmmvGWAt1t7COhYNjVbhNi0P8GONhofqpi5-0M4uFuQvL3s_1FiYus8to0W_-SKFtSOvRFxxEytBSGryS_qFQTTa5tBzfxs/s320/rococo.jpg" width="320" /></a></div>
<a name='more'></a><br />
<span style="color: blue;"><b>ロココ</b></span><b><span style="color: blue;"> Rococo(Eau de Parfum)</span></b></div>
チューベローズ&ブルボンバニラ<br />
<br />
精巧で甘美―夢中にさせる作法を知る為のまばゆいばかりに美しく挑発的なフローラル…。そして、情熱と陰謀を呼び起こす香りをそっとたなびかせて置き去りにする。手作りのチンキ剤であるバニラとともにチューベローズとガーデニアの誘惑を盛り込んだ大胆なファッションで自己主張する事に憧れる人々ための署名の香りである。<br />
<br />
(新しいキャプション)<br />
彼女はコート・ダジュールの休日――コーヒーを濃いブラックにして月の光の中で占いを読んでいます。彼女の父は宣教師で、母親はニューオーリンズのエキゾチックなダンサーだと囁(ささや)かれていますが、チューベローズとブルボンバニラは彼女の最大の罪です。<br />
ロココは気取り屋(見栄っ張り)のために。<br />
この香りは魅力的です――入口を作る方法を知っている人のために、非常に光り輝くセクシーなフローラルです。情熱と陰謀を呼び起こす柔らかな末っぽい香りを残します。ロココはチューベローズとガーデニアの誘惑、手作りのバニラ・プラニフォリアの土壌を特徴とする大胆なファッション・ステートメントを崇拝する人々のための署名の香りです。<br />
<br />
主な香料:<br />
チューベローズ、バニラ、ガーデニア<br />
<br />
印象:<br />
ロココは豪華なパーティ会場に遅れてやってきた、赤いAラインのドレスを纏うレディを体現したかのようです。言うなれば、深紅のビロードのような雰囲気。つい赤い花を連想してしまいますが、チューベローズもガーデニアも赤い色じゃないんですよね。<br />
白くて部分的にほんのりピンク色をしたチュベローズは甘くて香ばしいバターのような艶っぽさ。(ロハ・ダヴ様はチューベローズの香りを「香水の売●婦」と例えた!)ガーデニアがさらに豪華にし、お手製のバニラもこれまた土っぽくざらついたテクスチャを帯びています。全てが香ばしく始まるのに、ドライダウンする頃にはそれらのアクが取れて、クリーミーに消えていきます。<br />
<br />
「<u>チューベローズ・アブソリュート200gを抽出するためには、1200kg以上の蕾(つぼみ)が要る。コストが高くなるので、大衆向けパフューマリーが使うチューベローズ香料が合成される件は驚くことではない</u>(en)」ようです。<br />
<div>
また、希少なガーデニアの精油はスパイスとして少量使用するだけでもかなり芳しいと聞きました。ですから、ロココにどれくらいの割合でガーデニアの精油が使用されているかも気になるところ。<br />
私には合成が悪で天然が善という勧善懲悪な思考はありませんが、ラインタール博士は天然香料を謳う個人経営の超ニッチ・パフューマリー。そこにはこだわりがあるんじゃないかと感じます。芳ばしいチューベローズがお好きな方へ。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEisbtd7H93_X7TlFAorphMXwNomTUKPZVZoQItvRNbVXVEd5A1051oaF0FqlanLmbpHgjg17pkxCP3LlTdOxryzjIrgnbYhs4dRARoWbIlLa3rU_vGhec_4fQ95uDF4b3_KUrFOFtEkZuA/s1600/Mokaya.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="501" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEisbtd7H93_X7TlFAorphMXwNomTUKPZVZoQItvRNbVXVEd5A1051oaF0FqlanLmbpHgjg17pkxCP3LlTdOxryzjIrgnbYhs4dRARoWbIlLa3rU_vGhec_4fQ95uDF4b3_KUrFOFtEkZuA/s320/Mokaya.jpg" width="319" /></a></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">モカヤ Mokaya (</span></b><b><span style="color: blue;">Oil based Perfume, </span></b><b><span style="color: blue;">Eau de Parfums)</span></b><br />
ユニセックス・グルマン<br />
<br />
色っぽいグルマン系の香りは、手染めの有機ココアとバニラビーンズを特徴として、モカヤはオレンジの花、パチョリ、アンブレットの種のムスク、タバコの素晴らしいベースを明かすために煮詰められた強いチョコレートの香りで始まります。<br />
「トウモロコシの人々」を意味する「モカヤ」は、紀元前1900年メキシコのソコヌスコ地域ならびにグアテマラのいくつかの地域に存在したオルメカ文明以前の文化であると伝えられました。考古学者は、モカヤ人はアマゾン川からメキシコへ運ばれたカカオを栽培した最初のメソアメリカ人であったと信じています。<br />
モカヤ人の古代世界を想像し、この自然のグルマンな香りは、熱帯の肥沃な土壌、エキゾチックな花、フルーツ、木、煙の豊かさを呼び起こす、暗い、素朴な香りの研究です。<br />
<br />
主な香料:<br />
サンバックジャスミン、フサアカシアアブソリュート、オレンジの花、アイリス、手染めのバニラとココア、パチョリ、タバコ<br />
<br />
印象:<br />
Fruity Cacao is ruling this scent. It has something primitive, so when it was mixing with smoky Tobacco and a resin-like Ambrette, it becomes earthy taste. It has also relevanced with Patchouli like a scent of ink. Adding by a little sweet Orange Blossom and impressive iris (and adding a little of rich jasmine), bitter floral chocolate with over 97% cacao will complete.<br />
This is Mokaya - it's the scent which I'd like to bring from earth.<br />
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<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvUPSTMC3cVbUfbi283XFS6llnd0Y9FEbYbxDwILAPmD-EqYs6rM2PxfJKO1aBtklGk26FZv7vBc2zmux-cLDqMg2Q_1o5dBzNL4QEpTrVwlisnWcvXPwkMtMKeiwfmFR_WFCEvoUUGg8/s1600/snowfall.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhvUPSTMC3cVbUfbi283XFS6llnd0Y9FEbYbxDwILAPmD-EqYs6rM2PxfJKO1aBtklGk26FZv7vBc2zmux-cLDqMg2Q_1o5dBzNL4QEpTrVwlisnWcvXPwkMtMKeiwfmFR_WFCEvoUUGg8/s320/snowfall.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">降雪 Snowfall (Eau de Parfum)</span></b><br />
アイリス・チューベローズ・ベチバー<br />
<br />
凍えるように冷たいフローラルシプレー、降雪は本格的に討議する。このユニークで自然な香水は、お喋りなレモン、もったいぶるチューベローズ、そっけないヒヤシンス、尊大なジャスミン、ご機嫌取りをするナツメグ、不機嫌なアイリス、気まぐれなベチバー、やきもち焼きのフランキンセンスを主役にしている。このボトルの割れ目は、とりすましてぶっきらぼうな花々とボトルの厄介な背景に潜む一群の危険との張り詰めた膠着状態から始まる。アイリスはこのごろつきのベチバーに味方し、フランキンセンスは隅っこで怒っている。人生の全てがなだらかで楽しい訳じゃない。降雪は全てのメロドラマの主人公にとって完璧な香りである。この香りを共に使う事を確認する?暑さで参らないでいてくれ給え!<br />
<br />
主な香料:<br />
レモン、チューベローズ、ヒヤシンス、ジャスミン、ナツメグ、アイリス、ベチバー、フランキンセンス<br />
<br />
印象:<br />
主役はヒヤシンスとチュ―ベローズ、陰の主役はナツメグとフランキンセンスです。最初はレモンの酸味が目立ちますが、ほんの少しだけで直ぐに先述の花々が浮かび上がります。冷たいという感覚ですが、バルセロナのように清涼飲料水のようではなく、ヒヤシンスが外気の冷たさを感じさせます。凛とした香り立ちの途中から、文字通りの香辛料ナツメグが綺麗な花に釘を刺し、すっきりとしたフランキンセンスがチュ―ベローズとともに長く肌に残ります。<br />
<br />
Snowfall is a smart and cool scent with hyacinths and iris with tuberose, but it also shows a little exotic materials by nutmeg. This might show the bitter part of life. Holy Olibanum receives softly them, and vetiver cheers up them by calmly. So the scent would match with you who want to be happy at something darkness time.<br />
It's time to start your continued lifework with change the mood when we wear this Snowfall.</div>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicXAvqB1LtYwm6ALS15hM7qTHlJu0k5iNXsMt9N7O78GSuRj9yaBTZfGla4DSV097rUpjUQjSQ2kviUD4IGjargLKlQNEhqYYClx0ppaSpMA8XJS4ao_L8azX_FTNk61dj7OeQ1a58rOA/s1600/Barcelona.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicXAvqB1LtYwm6ALS15hM7qTHlJu0k5iNXsMt9N7O78GSuRj9yaBTZfGla4DSV097rUpjUQjSQ2kviUD4IGjargLKlQNEhqYYClx0ppaSpMA8XJS4ao_L8azX_FTNk61dj7OeQ1a58rOA/s320/Barcelona.jpg" width="320" /></a></div>
<br /></div>
<b><span style="color: blue;">バルセロナ </span></b><span style="color: blue;"><b>Barcelona</b></span><b><span style="color: blue;">(Oil based Perfume, </span></b><b><span style="color: blue;">EDC</span></b><b><span style="color: blue;">) </span></b><br />
暑い気候では、このライム、ファーニードル、ブラックスプルース(クロトウヒ)、オリバナム(乳香)、ヴェチバーの涼しげなカクテルは、熱く疲れた日の後の完璧な気分変えになります。ライムとフランキンセンス(乳香)の柑橘類の鳴り響く音は、完璧にシベリア産ファーニードル、ブラックスプルース、ヴェチバーの鮮明度に基づいています。凍った寒い新鮮な山の流れの中では、正に天国のディップです。バルセロナは、より強力でより長持ちする限定版の純粋なオイルパフューム(香油)でも入手可能です。階層化されたなら、この2つ(香油とオーデコロン)は素晴らしいでしょう。両方の配合物は、在庫が持続する間、短時間で入手可能です。<br />
アロマティックなオーデコロンは、穀類アルコールで希釈され純粋な精油で構成された天然のフレグランスの素晴らしいコレクションです。<br />
アロマティックシリーズは、企業やカジュアルな環境の中、体に自然と調和するオンタイムの香りで精神的にリフレッシュします。<br />
<br />
主な香料:<br />
ライム、フランキンセンス(乳香)、シベリア産ファーニードル、ブラックスプールス(クロトウヒ)<br />
<br />
印象:<br />
香油を試しました。鼻から入ってくる感覚が冷たくて気持ち良いです。これがある程度持続するのだから夏場なんかありがたい。オリバナムとライムが存分に楽しめるサマーフレグランスです。<br />
<br />
Barcelona (of perfume oil version) is sparkling on the skin. All theories aside, this leading part will be the bright and freshness Lime, Fir Needle and Olibanum. It's very dazzling, fresh and a little spicy, so we might forget the summer heat for a moment.<br />
Barcelona is natural scent, but curiously I feel an urbanized smart mood from this, too. Well, it might be a reason of "Barcelona"? I remembered the Gaudi architectures which are inspired from nature.<br />
(Actually I also hoped to using this eau de cologne version. That's really crisp)<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD9cT6jxl7yJte9t5oaR0T6ovkrKNHXuI79weDKB41GItUbLGKeiWOYJIpwZ3mssl6_h9yTO5TGP0ABUA3HlpwV8Fv0UMYgi-3p_4dIM13x5NHvB1MqrryFYhH5yGKkbWk7jflcWvirRg/s1600/Bodhi.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhD9cT6jxl7yJte9t5oaR0T6ovkrKNHXuI79weDKB41GItUbLGKeiWOYJIpwZ3mssl6_h9yTO5TGP0ABUA3HlpwV8Fv0UMYgi-3p_4dIM13x5NHvB1MqrryFYhH5yGKkbWk7jflcWvirRg/s320/Bodhi.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">菩提 </span></b><span style="color: blue;"><b>Bodhi </b></span><b><span style="color: blue;">(Eau de Parfums)</span></b><br />
<div>
ホワイト・フローラル・シプレー<br />
<br />
ピンクグレープフルーツ、ビターオレンジ、ベルガモット、冷却圧縮されたレモンのシトラスカクテルから始まる白い花のシプレー。花の中心はオレンジの花、ネロリ、ピンクロータスアブソリュートの莫大なブーケを開花させ、そして、ローズマリー、ガルバヌム、パチョリの緑の木陰、それら全てが痛烈に美しく釘付けにされる。菩提は前向きな新鮮な新しい光とともに古びた退屈を一掃する、晴れやかな暖かい天気の匂いである。<br />
目を閉じれば、菩提によって果樹園で踊る香りの綱渡り芸人(軽業師)を思い描くことができるだろう――甘い花の要素と香りの緊張感のある完璧な状態でこの匂いの均衡を保つ、鋭くきれいな側面とのレッスン。 豪華なサイレージ......<br />
<br />
主な香料:<br />
ピンクグレープフルーツ、ビターオレンジ、ベルガモット、レモン<br />
オレンジの花、ネロリ、ピンクロータスアブソリュート、ローズマリー、ガルバヌム、パチョリ<br />
※2017年5月から若干レシピが変化しました。博士はもっとはっきりとした花嫁にふさわしい香りにしたかったそうで、ジンジャーリリーが加わりオレンジフラワーの量も増しました。春や晴れの日に似合うスパイシーで華やかな香りとなっております。<br />
<br />
印象:<br />
「あなたは気付いたかもしれませんね、菩提はオアシスの姉のような香りです」<br />
ラインタール博士が伺ったように、調香がオアシスと非常に似ていますがこちらはオアシスよりもテクスチャが透き通っていて、初春に感じる風の冷たさにも似ています。<br />
後でジンジャーリリーを追加したそうで(この辺がニッチニッチにありがちな調香の変更ですけど 汗)、前よりも香りのホワイトさが上がっていますから、この辺は好き好きです。<br />
シトラスはジューシーで甘酸っぱく、冬に疲れた体を生き返らせてくれるよう。ピンクロータスの張り詰めた冷気がオアシスよりもクールでフェミニンに感じさせてくれます。太陽はポカポカし始めたけれど風はまだ冷たい、そんな季節に最適です。以下は某SNSに書いた感想です。<br />
<br />
This fragrance is supple, calm and elegant. Top notes which began to burst pink grapefruit, bitter orange, bergamot and lemon are fresh and bitter, but the scent becomes cool from coming pink lotus. Especially this white flowers - neroli and orange blossom makes me relaxed by this natural moods. Woody and dry Galbanum is bracing up and assuaging them. The perfume traces are spicy and warm. If you want to try it, I'd like to recommending you use it in spring, but it can use in almost seasons. The name of Bodhi is perfectly matched with gentle materials.<br />
<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b>レムリア </b></span><span style="color: blue;"><b>Lemuria</b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b><span style="color: blue;">Eau de Parfums</span></b><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
不思議で新しいフロリエンタル「レムリア」は、ネロリ、ピンクロータス、金香木、ジャーマンカモミール、手染めのトンカ豆を特徴としています。<br />
<br />
主な香料:<br />
ネロリ、ピンクロータス、金香木、ジャーマンカモミール、手染めのトンカ豆</div>
</div>
<div>
<br /></div>
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<br /></div>
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<span style="color: blue;"><b style="color: blue;">メリージェーン Mary Jane (Oil based Perfume</b></span><b><span style="color: blue;">, </span></b><span style="color: blue;"><b>Solid Perfume</b></span><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
甘いグリーンフローラル<br />
<br />
限定版メリージェーンはクールでグリーンで魅惑的なフローラル。この香りはかわいらしさと粗野との間の、壊れやすさと強さとの間の、緊張のスケッチであり、ユニークで、持続性があり、完全に美しい。オーガニックベースで、エクストラヴァージンヘンプシードオイルで癖がない。<br />
<br />
主な香料:<br />
ネロリ、レダマアブソリュート、ジャスミン・グランディフローラム(素馨)、ベチバー(Ruh Khus)、ガルバヌム、オリスルート、マイソール・サンダルウッド<br />
<br />
現行版オイルパフューム<br />
ネロリ、<u>ジェネティックアブソリュート(ジェネット属)</u>、ジャスミン・グランディフローラム(素馨)、<u>ハニーサックル</u>、ベチバー(Ruh Khus)、ガルバヌム、オリスルート、マイソール・サンダルウッド<br />
<br />
印象:<br />
初版の感想です。博士の香りの中では個性的な部類に入ります。鼻を近づけた時には糊のような匂いがしますし、肌に着けた直後はオリスルートやガルバヌムが酸っぱさを強調します。時間が経過すると、フローラルグリーンらしく甘みの少ないジャスミンが出てきます。クールな香りに仕上がっているので気分を引き締めたい時に。<br />
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaEt04YHs3H5VbyJgcfZ4GFxWQgHmHpswlk_7JISPhqaTZ90nePgVZl7QtpV_dSDxwCw-htez_8uJLc8j27jI8vNOc0UoIdWu6thZ1Omxnp28XwwrvoEDadwjnh5kZPRvFZnNoVSz6Sd0/s1600/Tea+Rose+Mimosa.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgaEt04YHs3H5VbyJgcfZ4GFxWQgHmHpswlk_7JISPhqaTZ90nePgVZl7QtpV_dSDxwCw-htez_8uJLc8j27jI8vNOc0UoIdWu6thZ1Omxnp28XwwrvoEDadwjnh5kZPRvFZnNoVSz6Sd0/s320/Tea+Rose+Mimosa.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div>
<span style="color: blue;"><b>ティーローズミモザ Tea Rose Mimosa</b><span style="color: blue;"><b style="color: blue;">(Oil based Perfume</b></span><b style="color: black;"><span style="color: blue;">, </span></b><b>Eau de Parfum</b></span><b><span style="color: blue;">, </span></b><span style="color: blue;"><b>Solid Perfume</b></span><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
情熱的なフローラルオリエンタル<br />
<br />
真新しい気品ある夏のコレクションでは豪華な花のオリエンタル「ティーローズミモザ」を主役にしている。ティーローズアブソリュート、ミモザアブソリュート、そして私のアンバーアコード。長持ちし、忘れがたいほど美しい。<br />
<br />
主な香料:<br />
ティーローズアブソリュート、ミモザアブソリュート、アンバーアコード<br />
<br />
印象:<br />
香油と練香水「情熱的な」かどうかは分かりませんが、持っておくと便利な部類のバラです。静かで大人びたシプレーフローラル「5月の薔薇」に対し、ティーローズミモザはモードで酸味を抑えた無邪気な薔薇。(だが、わめき立てはしない)ミモザとティーローズの比率が半々くらいなので、バラってどうも…と思われる方も挑戦してみてはいかがでしょうか。<br />
<br />
If you love romantic scent, surely I recommend to try Tea Rose Mimosa. When we wear it, we would feel mimosa which is wrapped in tea roses(a little bit spicy and dry) and amber. Modern but Orthodox oriental floral.<br />
<br />
<br />
<b style="color: blue;">クインテッセンス Quintessence </b><b style="color: blue;">(Eau de Parfum</b><b><span style="color: blue;">, </span></b><span style="color: blue;"><b>Solid Perfume</b></span><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
グラマークィーン<br />
<br />
クインテッセンスは華やかなホワイトフローラルシプレーです。この美しい香りの魅力的な特徴は、自然化学を香ばしい語彙に取り入れた驚くべき方法です。個々の全く異なるおとぎ話の中で飛躍する香りの良いキメラのように、ユニークな生態学のために自分自身をスタイリングします。<br />
<br />
主な香料:<br />
レモン、マンダリン、クラリーセージ、ジャスミン・グランディフロラム、ダマスクローズ、ミモザ、マダガスカル産イランイラン、オリス、マイソール産サンダルウッド、パチュリ<br />
<br />
印象:<br />
Quintessence is so chic and ladylike scent, so I felt I'd like to wear the simple but beautiful clothes when I wore this scent. But, the scent is intertwined intricately. First, Bergamot and Mandarin Orange open, and these keep small. The main material Jasmine (that's really King/Queen of scents) is very white and Madagascar Ylang-Ylang, Orris Root, and a little Rose will make it gorgeous. Concurrently, I feel something woody and earthy scents silently by Patchouli and Clary Sage on my skin. (Sandalwood isn't appear enough here) This makes scents smart. The slightly sour part will be a place where you can separate likes and dislikes. Yes, I like it. It will be a partner of the modern classical fashion.<br />
<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b>ゴンドワナ </b></span><span style="color: blue;"><b>Gondwana</b></span><span style="color: blue;"><b style="color: blue;">(Oil based Perfume</b></span><b><span style="color: blue;">, EDT, </span></b><b><span style="color: blue;">EDP, </span></b><span style="color: blue;"><b>Solid Perfume</b></span><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
クラシック・フゼア<br />
<br />
手染めのトンカ豆が盛り込まれた、この古典的で涼やかなフレグランスは、ラベンダー、ゼラニウム、オークモスの伝統的なフゼアの原料が含まれ、ジュニパーベリー、モミの葉、クラリセージ、黒コショウも盛り込まれています。この素晴らしく爽やかな「ゴンドワナ」は特にシンプルな優雅さとスタイルが要るオフィスやで専門分野の環境において必需品になります。<br />
<br />
ゴンドワナはそのオー・デ・パルファム製剤において、わずかに純粋なパルファム製法とは異なります。この違いは(手染めのトンカ豆アルコールチンキ)が天然香水版のオイルベースキャリヤ使用に適していないという事実に起因しています。しかし、階層化される時、この互換性を持つ香りはとても美しいです。<br />
<br />
主な香料:<br />
手染めのトンカ豆、ラベンダー、ゼラニウム、オークモス、ジュニパーベリー、モミの葉、クラリセージ、黒コショウ<br />
<br />
印象:<br />
「ギフトの練香水ゴンドワナはあなたの選んだ香りに対し、いいコントラストになると思いますよ」<br />
頂いたサンプルの練香水版ゴンドワナはピリッとしたハーブの爽快なフゼアノートでした。優しさのある甘い香りとは対角線上にありますが、清涼感を求めたい夏季や集中力が欲しい時にサポートしてくれそうです。以下は某SNSに書いた感想です。<br />
<br />
Sometimes, the tradition have to be universal. Even if the times change, the essence will unchanged. Since late 19th century when people started to wearing it, Fougère note might become to one of traditional in that meaning. Gondwana is clasical and traditional Fougère scent, but like this supercontinent name, it has something a little excitement things in the coolish lavendar and fir air. Black Pepper is curiosity? the power of focus? Juniper Berries is inviting to mysterious forest? you may like it if you want to this.<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiO9AnPyHZyepxt_gUQ3GNvHlM3U7nI7qbfR8a4OgDV0rQTii2LhofL7HSKqeC5wGKnOVeF7JDGE5ioQJjCRetp6PI44rx2jk4OgUoOgIymWv3ClgO0B1Fl-sMQcyyIUVo5LqAc3AG8iGo/s1600/Janpath.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiO9AnPyHZyepxt_gUQ3GNvHlM3U7nI7qbfR8a4OgDV0rQTii2LhofL7HSKqeC5wGKnOVeF7JDGE5ioQJjCRetp6PI44rx2jk4OgUoOgIymWv3ClgO0B1Fl-sMQcyyIUVo5LqAc3AG8iGo/s320/Janpath.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<span style="color: blue;"><b>ジャンパス Janpath</b></span><b><span style="color: blue;">(Eau de Parfums)</span></b><br />
<br />
このブレンドは一杯目のお酒(豪:heart starter)です。このエキゾチックなジャンパス(ニューデリーの主要道路の一つ)の「ひと蹴り」は徹底的に元気付け、スパイシーでエキサイティングです。疲れて活気のない状態にとりわけ見事で、それはあらゆる感覚を元気にします。ファンタスティックに再活性化するJanpathは、その後カリスマのダイナミックな軌跡を残します。芳香は新鮮な空気の息吹です。(4つの美しく健康的な香りが、自然界とのより多くの接触を望む人々のために特別に構成される)<br />
芳香は感情的に爽快であり、企業やカジュアルな環境において身体と自然に調和する、精神的に爽やかな香りです。<br />
<br />
主な香料:<br />
マンダリンオレンジ、シナモン、カルダモン、ペルーバルサム、パチュリ<br />
<br />
印象:<br />
My cold gradually is curing, so I tried Janpath. I became love it quickly. Blending of a little bitter sweet Orange and Cinnamon are allied with sweetness and bitterness. It has a powdery air, and is moderately sweet like a cookie. Cardamom adds the acid and dried condiment. These contradict are mixing well.<br />
Janpath would remind us the special season with Pomander. Give us delectation time like a cup of hot tea ;-)<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">ライオニーズ </span></b><span style="color: blue;"><b>Lyonesse </b></span><span style="color: blue;"><b style="color: blue;">(Oil based Perfume</b></span><b><span style="color: blue;">, </span></b><b><span style="color: blue;">EDC)</span></b><br />
サイプレス・アンバー・オリエンタル<br />
<br />
緑の野原、騎士道、ロマンスと海賊行為のページェント - 愛のソネットを超えて古代の戦場に意気揚々とした旗のように広がる、ほろ苦き芳香の完璧なるパートナーシップ。神話や伝説で充填されたロマンチックな冒険活劇。ライオニーズは征服者と女王に似合います。<br />
<br />
主な香料:<br />
サイブレス、ムスク、アンバー<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">ミハイル(EDC)</span></b><br />
アロマティック・コロン<br />
<br />
柑橘類のハーバルでウッディなコロンは、レモン、グレープフルーツ、ビターオレンジ、スペアミント、パチョリ、シダー、ベチベルソウを特徴とした、官能的でフレッシュで持続性の長い香りです。<br />
<br />
主な香料:<br />
レモン、グレープフルーツ、ビターオレンジ、スペアミント、パチョリ、シダー、ベチベルソウ</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-10575925987403171802016-10-12T15:20:00.001+09:002018-09-12T00:39:44.465+09:00TRNPの自然派香水・香油・練り香水(2013~2015)皆さま、こんにちは!お久しぶりでございます。<br />
<br />
普段、私は香りが広がってしまうのが嫌なので普段はパルファンか香油かEdPを足元あるいは腰に着るくらいですが、今朝は珍しくとあるEdPを手首に点々と着けました。芳しく、ある時は豪華で、ある時は厳かな、深みのある香料の香りがします。<br />
<a href="https://www.blogger.com/null" name="more"></a><br />
今朝着けたとある香水というのは「<b>Teone Reinthal Natural Perfume(TRNP)</b>」のEdPで、この<b>テオーネ・ラインタール博士</b>の香りを試した時「やっと見つかった!」と思えたパフューマリーでした。(そのお名前からドイツにルーツのある方かもしれません※)香りは天然素材で作られているそうでアルコール特有のツンとした刺激がなく、穏やかに香ってくれます。(※エストニアとポリネシアのご両親からお生まれになったのだそうです)<br />
<br />
その代わりに香水の殆どは限定生産で、在庫が無くなり次第終了する香りが多いです。多い、と書きましたが殆どがそうなので、正しく旬の香りですね。<br />
調香師の<b>ラインタール博士</b>にメッセージを送ったところ、直接博士からサンプルについての解説とお返事が来ました。その文面がとても暖かくて素敵で、香りだけじゃなくそのお人柄にも惚れそうです。<br />
このページでは2013年から2015年に発表されたTRNPの香水から、いくつかをご紹介します。<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDYfXLWEMrLEVB2Nkc-PHTQwVU8eGnaHNrn9DbU1_c627eShKa8vMzgeuo-FOrujjAjApnsq6MtKctnenBkZ1avNpcVaKlxHtOPmA3m8LcVCY4ji7kDwmklDuENbUa5_SNikBpa717DPc/s1600/Sylvana.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDYfXLWEMrLEVB2Nkc-PHTQwVU8eGnaHNrn9DbU1_c627eShKa8vMzgeuo-FOrujjAjApnsq6MtKctnenBkZ1avNpcVaKlxHtOPmA3m8LcVCY4ji7kDwmklDuENbUa5_SNikBpa717DPc/s320/Sylvana.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">シルヴァナ </span></b><span style="color: blue;"><b>Sylvana</b></span><b><span style="color: blue;">(Oil based Perfume)</span></b><br />
フローラル・シプレー<br />
<br />
シルヴァナはとても粋なフローラル・シプレー。エジプトのゼラニウム、ベルガモット、ラブダナム、オークモス、パチョリ、ジャスミン・サンバック、クラリー・セージからなる魅惑的な森林地帯である。深い緑のヴェルヴェット、漆黒の髪、ハシバミ色の目、極めて薄く軽く柔らかな翼のあるシルヴァナは原生林を管理する女主人<a href="http://www.urbandictionary.com/define.php?term=fae" target="_blank">フェイ</a>(フェイとは魔法や自然界で大きな力を発揮するヒューマノイドの神秘的なクリーチャーであり、通常はアネネと昆虫のような短い翼を持つ)で、その中には非常に多様な野生生物の世界がある。<br />
<br />
主な香料:<br />
エジプシャンゼラニウム、ベルガモット、ラブダナム、オークモス、パチョリ、ジャスミン・サンバック、クラリセージ<br />
<br />
印象:<br />
「あなたこの香り好きかも知れない。シプレーノートの香りを探しているならお勧めしたいわ」と博士からお勧め頂いて(特価だったこともあり)30mlのボトルを購入しました。シルヴァナの材料には私が好きなジャン・カールとポール・ヴァシェの名香ミス・ディオールにも使用された、ジャスミン、ラブダナム、クラリセージ、パチョリ、オークモス、ベルガモットが調合されています。博士の他のフローラルシプレーと比べたら、シルヴァナは大分クラシカルに仕上がっているかもしれません。<br />
全体的な印象としましては、檜風呂様(!)です。ですから、豪華なジャスミンを想像していたらピンと来ないかもしれません。クラリセージとラブダナムの影響でしょうか、檜風呂のあの酸味掛かった木の香り(みたいなもの)がしっとりと漂い、後になってジャスミン茶葉のほのかな香りが滲み出てくるのには、そっと心を掴まれました。<br />
シルヴァナは自己主張しません。最初から最後まで大人しいし静かなのです。何度も試して頂きたいと思えるシプレ。そういった印象を英版の感想に書いています。<br />
<br />
The Chypre Floral scent has calm and woody nuances. The silence from Labdanum, Oakmoss and Clary Sage will dignified a person who wore Sylvana, and quiet jasmine will appear later. And this little natural sweetness comes slowly. Exactly, green velvet.<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiQZ70DCU-CO-kzw_CO2-8MDSdzh_H5ncf9_Sm3iTYGYII1Xz-yzlF4YUWFO1gukPPeL-xdd-nPARBfTDVO8_4vg4hlMlrVk_0WxzwtcHpmQy6xg1r8A0N24nOXsyCTKldW0hFTxepqhd4/s1600/IMG_0967.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="498" data-original-width="500" height="318" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiQZ70DCU-CO-kzw_CO2-8MDSdzh_H5ncf9_Sm3iTYGYII1Xz-yzlF4YUWFO1gukPPeL-xdd-nPARBfTDVO8_4vg4hlMlrVk_0WxzwtcHpmQy6xg1r8A0N24nOXsyCTKldW0hFTxepqhd4/s320/IMG_0967.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<b style="color: blue;">ボッティチェリ Botticelli </b><b style="color: blue;">(EdP)</b><span style="color: red;"> new!</span><br />
イタリアンスタイルのフローラル・シプレー<br />
<br />
「赤い花びらが落ち、情熱は衰える......湿ったリネン、艶出し加工されたベルベットの前に。彼は眼の奥で唐突なルビーの炎の下に青ざめる。イタリアの夏のそよ風、それは天国の息のシルクを拾い上げる......涙と恋人の溜息のように落ちたバラの足跡のごとく遊歩道にたむろし、向こう側へさっそうと歩く......<br />
<br />
主な香料:<br />
ベルガモット、レモン、プチグレン、ジャスミン・サンバック、ダマスクローズ、ジュニパー・ベリー、アンブレットシード、パチュリ、オークモス、ラブダヌム、ヴェチバー<br />
<br />
印象:<br />
明るくバルサミックな夏向きのシプレ。もう少しオークモスが出ても良かったかな? という気もしましたが、結果オーライです。着けたてはもぎたてのレモンやプチグレンが開放的に花開き、白く芳しいリゾートなジャスミンとダマスクローズが割とすぐに登場します。そのうち不思議とキノコの香りがしてきますが、これはスモーキーなラブダナムや、ムスクとして使用されるアンブレットシードが影響しているのかもしれません。これが良いです。土っぽいヴェチバーやパチュリは極めて地味に活きています。(これも良い)夏のシプレに最適ですし、TRNPのシプレの中ではシルヴァナの次ぐらいに完成度が高いです。<br />
<br />
Review<br />
Botticelli is the Italian sunshine or the Mediterranean nymph. Or it might be the light on the Como Lake surface. All is shine like the natural blue green water. I felt that's bright and balsamic Chypre Floral for spring and summer.<br />
First, when I wear it, freshly Lemon and Petitgrain blossom open, and white Jasmine and damask rose appear soon. It seems a landscape in some lakeside Italian resort. In the meantime, something like a scent of a little mushrooms or freshly milk (it's lovely and kind) comes out, but maybe it might affect by smoky Labdanum with Ambrette. This is very good. It makes me feel rich and sentimental. After that, earthy Vetiver and patchouli become to nice accents in the ground. (This is also good)<br />
It's completeness is high very much. Botticelli is really ideal scent for especially spring and summer.<br />
<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b>バタヴィア </b></span><span style="color: blue;"><b>Batavia</b></span><span style="color: blue;"><b>(EdP, </b></span><b><span style="color: blue;">Oil based Perfume)</span></b><br />
スパイシーオリエンタル<br />
<br />
南東アジアのうっそうとしたジャングルの暗く神秘的な香り。バタヴィア各瓶の10%が、絶滅のおそれのあるオランウータンを支援します。<br />
(底部に香料が自然な状態で沈んでいることがありますので、使用前にボトルを揺らしてください)<br />
<br />
主な香料:<br />
パチュリー、ラブダヌム、ベンゾイン、バニラ・プラニフォリア、ヴェチバー、カルダモン、クローブ<br />
<br />
印象:<br />
バタヴィア (Batavia) というのは、現在インドネシアの首都ジャカルタのオランダ植民地時代の名で東インド会社のアジアの拠点でした。元々オランダ自体が古代ローマ時代にその名で呼ばれていたようです。城壁の町にはチャイナタウンがあったそうで、東と西の文化が混じりあう魅力的な町だったのだろうと想像します。<br />
クローブやカルダモンなどの辛味と渋みが効いていながら、ベンゾインやバニラの芳ばしい甘味がベースにあるのでベンゾイン好きの私には御馳走のような香りです。香りは意外にも濃厚ではなく、一歩引いたオリエンタルスパイシーに仕上がっています。<br />
以下、英語版の感想です。<br />
<br />
If you feel short on fun only gentle and warm, "Batavia" which has a scent of spicy oriental would become to your best friend. You can enjoy rich and condensed Benzoin and would do experience that it's complemented by woody cloves with spicy cardamom. I became to feeling of an exotic trip while at home...at least, I am. Aalmost people too? Surely!<br />
This balsamic scent always makes us happy from cold season to early spring.<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">ブロッサム </span></b><span style="color: blue;"><b>Blossom</b></span><b><span style="color: blue;">(Oil based Perfume</span></b><b><span style="color: blue;">, EDT, </span></b><span style="color: blue;"><b>Solid Perfume</b></span><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
オレンジブロッサム・ジャスミン/弾けるホワイトフローラルブーケ<br />
<br />
ブロッサムは、オレンジブロッサム、ミモザ、ジャスミン・サンバック、カシミールラベンダーの絶妙な花束です。 花嫁のための完璧な香り――天国の香り!<br />
<br />
主な香料:<br />
オレンジブロッサム、ミモザ、ジャスミン・サンバック、カシミールラベンダー<br />
<br />
現行版の主な香料:<br />
オレンジブロッサム、ジンジャーリリー、ジャスミンオーリーラム、ガーデニア(ティアレフラワー)、バニラアブソリュート、アミリス、マイソール・サンダルウッド、アンバー・アソシエーション、アトラス・シーダーウッド<br />
※ジンジャーリリーとガーデニアが追加されています。<br />
<br />
印象:<br />
初版の感想です。主役はキャプションの通りオレンジブロッサムとジャスミンで、カシミールラベンダーが明快さを与えています。クリアなホワイトフローラルブーケ。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDk72dP9y3MXRq85Mu44PPP0aCXYOjOKizuv2pySyA6nb8TnJdynBY2nPerctyB-mYgPMB1S00LKtq4ZV3FgA4aSIPkd_JyGSY70ZJb_N4CiTc0kg83S6x3LXX3klMouBaHbNQ5c6j9hE/s1600/Yasym.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDk72dP9y3MXRq85Mu44PPP0aCXYOjOKizuv2pySyA6nb8TnJdynBY2nPerctyB-mYgPMB1S00LKtq4ZV3FgA4aSIPkd_JyGSY70ZJb_N4CiTc0kg83S6x3LXX3klMouBaHbNQ5c6j9hE/s320/Yasym.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<span style="color: blue;"><b>ヤシム </b></span><span style="color: blue;"><b>Yasym</b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b style="color: blue;">Oil based Perfume, </b><b><span style="color: blue;">Eau de Parfums, U</span></b><span style="color: blue;"><b>nguent</b></span><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
ジャスミン・オリエンタル・アンバー<br />
<br />
<b>練香水</b><b>版</b>:<br />
ヤシムは、ジャスミン・グランディフロルム、ジャスミン・サンバック、ジャスミン・オーリクラタム、イラン・イラン、ミルラ、オリリス・ルート、トルー・バルサムの「フロリエンタル」アンバーです。甘さと喜びのように多くの栄光の重なりで絶妙なジャスミン。<br />
100%純粋な有機蜜蝋、ホホバオイル、モリンガ種子、有機エクストラバージン麻種子油、分別ヤシ油をブレンドした30gの純粋なパルファンです。<br />
<br />
主な香料:<br />
ジャスミン・グランディフロルム、ジャスミン・サンバック、ジャスミン・オーリクラタム、イラン・イラン、ミルラ、オリリス・ルート、トルー・バルサム<br />
<br />
印象:<br />
練香水とはいえしっかり香ってくれます。ミルラの濃厚さ、イランイランの優雅さ、数種類のジャスミンの華やかさが見事に溶け合っています。真空の中で主張する白い花ではありますが、くどさは無くてかわいらしいです。(香油やEdPの香りかたは変わってくると思います)<br />
<div>
<br /></div>
<b>Parfum版</b>:<br />
ヤシムはジャスミン・グランディフロム、ジャスミン・サンバック、ジャスミン・オーリクラム、イラン・イラン、ミルラ、アンバー・アコーディオン、手作りブルボン・バニラ、オリス・ルート、トルー・バルサムを特徴とするアラビア風のジャスミン・ブーケです。甘さと喜びのように多くの栄光の層で絶妙なジャスミン。<br />
<br />
主な香料:<br />
ジャスミン・グランディフロム、ジャスミン・サンバック、ジャスミン・オーリクラム、イラン・イラン、ミルラ、アンバー・アコード、手作りブルボン・バニラ、オリス・ルート、トルー・バルサム<br />
<br />
印象:<br />
香油(パフュームオイル)の印象は、実を言うと練香水とびっくりするほどの違いはありません。それ位、練香水の品質も良いのだろうなと感じます。他の香油に比べて妙にお化粧した香りがしました。恐らく、ジャスミン自体が派手な香りだからなのかもしれませんね。シンプルな分、纏う季節や気温によって化ける香りの系統ですから、春夏秋冬楽しめると思います。<br />
<br />
<br />
<span style="color: blue;"><b>ブラックスプルース </b></span><span style="color: blue;"><b>Black Spruce</b></span><b style="color: blue;">(Oil based Perfume, </b><b style="color: blue;">EdP</b><b style="color: blue;">) </b><br />
ダーク・ウッディ・アンバー<br />
<br />
ブラックスプルースには、オークモス、ウード、ブラックスプルース、アミリス、サンダルウッド(白檀)、フランキンセンス(乳香)、ローズオットー、ヴェチバー(Ruh Khus)、バーチ・タールが含まれています。間違いなく気弱な人の為ではなく、この信じられないほどの天然香水は長く持続し、壮観です。<br />
<br />
主な香料:<br />
ライム、フランキンセンス(乳香)、シベリア産ファーニードル、ブラックスプールス(クロトウヒ)、アミリス、サンダルウッド(白檀)、フランキンセンス(乳香)、ローズオットー、ヴェチバー(Ruh Khus)、バーチ・タール<br />
<br />
印象:<br />
英語の感想と同じですが、クリーミーな杉系の香りがお好きな方にお勧めしたい香りです。フランキンセンスと白檀の柔らかさと、ブラックスプールスの力強い材木のような匂いが、ローズに包まれ見事に重なり合います。<br />
<br />
This woody deep but airy spread is integrated with nature. Especially it would match to wearing the natural colored clothing with winter season. When I wore the scent for a first time, I felt warmness of Agarwood, softness of Olibanum, deepness of Black Spruce, floaty Sandalwood and a little of dignified rose. Black Spruce strengthens our spirit, slowly gives a sense of satisfaction and quietly enhances vitality. (I used the perfume oil version)<br />
<div>
<br /></div>
<div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUzl3QiyZI6GLbAwOcV-QXdASEQ3oPm9-wZHeFoXHFJDg3VVHPNR70E1PFa_R7CD7eIXgKp2DZnHLfwOlpkIGqMDUP62r9tbEej8-0QxmjtOlEZV6F9yk3FaWoTKgkCoMYoYFqkQDfr5I/s1600/mayrose_2.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUzl3QiyZI6GLbAwOcV-QXdASEQ3oPm9-wZHeFoXHFJDg3VVHPNR70E1PFa_R7CD7eIXgKp2DZnHLfwOlpkIGqMDUP62r9tbEej8-0QxmjtOlEZV6F9yk3FaWoTKgkCoMYoYFqkQDfr5I/s320/mayrose_2.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">5月の薔薇 May Rose (</span></b><b><span style="color: blue;">Oil based Perfume, </span></b><span style="color: blue;"><b>Solid Perfume</b></span><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
ローズ・シプレー<br />
<br />
レモン、アンブレットシード、ティーローズ・アブソリュート、ダマスクローズ、ローズオットー、ローズ・ド・メ、アミリス、エレミ。 真っ直ぐで――ナチュラルで美しいバラのしっかりした香水。 愛の永遠の象徴として、バラは世界の思いやりと優しさを促進する自然な選択である。<br />
<br />
主な香料:<br />
レモン、アンブレットシード、ティーローズ・アブソリュート、ダマスクローズ、ローズオットー、ローズ・ド・メ、アミリス、エレミ<br />
<br />
印象:<br />
私はこのバラに惚れこんでしまいました(笑)バラ(正確には全てではない)といえば、私は長年ゲランのナエマ(パルファン)を愛用していますが、May Roseと出会ってからは抜群にこちらの使用頻度が増えています。<br />
以下の感想(英)にも書きましたが、その香りは古典的でエレガント。佇まいは穏やかで涼しく、エレミとレモンの自然な酸味がバラに絶妙なスパイスを与えています。ドライダウン後もティーローズとムスク(アンブレットシード)が肌に残り、穏やかで美しい終わり方でした。このさりげない捻りがたまりません。早春の涼しい季節に良く合います。<br />
博士自身も「この香りは古典的なイングリッシュローズで、暑すぎず寒すぎない涼しい気候の中で、雨が多い時に、午後のお茶会の中で、忙しい女性のためのパールを身に着けたフェミニンなスタイル等で着用するのが最適だと思います」と仰っていました。<br />
<br />
I became enthralled with this scent. May Rose is gorgeous yet elegant. Elemi and lemons natural acidity will be spices for various roses. After dry-down, musk and tea rose (from Ambrette) stay on my skin, and was still beautiful. This exquisite acidity is lovesome.<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBlXE81WHjCrZ7E9scFyKPdsx1y47bvDEXo2sEpygrpYEyhuAWMxtErUNcm6RppNb1UgvkQj-NFE_NULoMmt2n-PK0LyiAk898vLUZnLNjqVg80FrkNlya6sUqJ_Lj0FdtSDDFOFsFg2Y/s1600/fs.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="500" data-original-width="500" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjBlXE81WHjCrZ7E9scFyKPdsx1y47bvDEXo2sEpygrpYEyhuAWMxtErUNcm6RppNb1UgvkQj-NFE_NULoMmt2n-PK0LyiAk898vLUZnLNjqVg80FrkNlya6sUqJ_Lj0FdtSDDFOFsFg2Y/s320/fs.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<b><span style="color: blue;">野生の花々</span></b><span style="color: blue;"><b>Fleurs Sauvages </b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b><span style="color: blue;">Oil based Perfume, EDT</span></b><b><span style="color: blue;">)</span></b><br />
グリーン・ハーブ・フローラル<br />
<br />
ハニーサックル、イモーテル、カシミールラベンダー、ブルータンジー、アンブレットシードを含む明るく繊細な甘い緑のハーブ。それは出会う最初の瞬間から、心、身体、魂を捉えるほど美しいもの。ボトルの中の光と生命力。野生の花々は主流の香りとは全く異なるものだが、野生の植物や花の自然な研究に変えてくれるフルーツとハーブの完璧なカクテルである。完全に新鮮で生きている。<br />
<br />
主な香料:<br />
ハニーサックル、イモーテル、カシミールラベンダー、ブルータンジー、アンブレットシード<br />
<br />
印象:<br />
ラベンダーというと牧歌的なものやフゼアノートを連想しますが、透き通ったラベンダーとハーブの庭の香りがします。カシミールラベンダーの香りかたが、良く知られたツンとするラベンダーとは違うように感じます。系統はフローラルグリーンなのですが、ありそうでない匂いです。ナチュラルで心にも響きます。至福の一時に纏って頂きたいです。<br />
<br />
It can't say simply "fresh scent", because it has something wild. Should I say "Fresh and verdant wild flowers"? Though it has coolness like a rock crystal, is so mild. Fleurs Sauvages may perfect marriage of Honeysuckle and Lavender with Immortelle. I love it.<br />
I've already used half of it in my cute small bottle.<br />
<br /></div>
<div>
<br />
<b><span style="color: blue;">青い蓮 </span></b><span style="color: blue;"><b>Blue Lotus</b></span><span style="color: blue;"><b> </b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b><span style="color: blue;">Oil based Perfume, </span></b><b><span style="color: blue;">Eau de Parfums)</span></b><br />
アンバー・イランイラン・サンダルウッド<br />
<br />
ある夜の美しい晩餐会で、客人はこれまでに経験したよりもたくさんの花を咲かせていた素晴らしいイランイランの木(Cananga Odorata)について話しました。<br />
「何て素晴らしいんでしょう。私がイランイランの木を持っていたら、その花に着色して、素晴らしい香水のベースを作るわ」<br />
私はため息をつきました。<br />
「本当? じゃあ、どうやるの?」<br />
彼らは私に尋ねました。<br />
数ヶ月後、私は非常に木の香りにあふれた素敵な黒チンキ瓶を発表しました。香りのプランは固まりました。美しい青い蓮は、手染めのエジプト産イランイラン、アミリス、アンバーアコード、カルダモン、手染めのブルボン・バニラビーンズ(私に私がこれまでに見た最高のバニラビーンズ2kgを送ってくれたPNGのヴォルフガングと一人の素晴らしい友人に関するもう一つの不思議な話)、アンブレットシード、マイソール産サンダルウッド、もちろん、絶対的な青い蓮の誘惑的な支配を特徴とする強烈にエロチックなスパイシーオリエンタル。<br />
<br />
主な香料:<br />
エジプト産イランイラン、アミリス、アンバーアコード、カルダモン、ブルボン・バニラビーンズ、アンブレットシード、マイソール産サンダルウッド、青い蓮<br />
<br />
<br />
<b><span style="color: blue;">燃えさし Embers</span></b><span style="color: blue;"><b> </b></span><b><span style="color: blue;">(</span></b><b><span style="color: blue;">Oil based Perfume, </span></b><b><span style="color: blue;">Eau de Parfums)</span></b><br />
オリエンタル・アンバー<br />
<br />
燃えさしはたくさんの珍しい貴重なマイソール産サンダルウッド、手作りのブルボンバニラチンキ、ラブダナム、ベンゾイン、ローズオットー、特別なハーブとスパイスを封じ込めています...。このユニセックスな香水は甘い夢に重みを加えること、涼やかで寒い天候に完璧な「燃えさし」はロマンチックで暖かく、居心地良く、貴方の人生の愛とともに暖炉に寄り添うような、ブリザードが外で猛威をふるっている間にホットチョコレートをすすることに値します。<br />
<br />
主な香料:<br />
マイソール産サンダルウッド、手作りのブルボンバニラチンキ、ラブダナム、ベンゾイン、ローズオットー、ハーブ、スパイス<br />
<br />
<br />
<br /></div>
話を戻しますが・・・・・・<br />
<br />
成分に関して、ウェブサイトの説明にはこうありました。<br />
「EdPは非常に高い割合(40-50%)の天然香料(天然の精油、アブソリュート、樹脂、手作りのチンキ剤)を含有し、45%の天然穀物エタノールと5%の精製水で希釈しております。軟膏は深い保湿効果のある天然香油を15gmか30gmの蓋付きの丸い容器に入れた固体香水で、非常に高い割合(50%)の有機蜜蝋と香料が配合されております」<br />
「成分の中には小さな割合で皮膚に刺激を引き起こす可能性が確認されている天然植物成分が含まれますので、使用前に皮膚試験を推奨します」<br />
(EdP、EdC、パルファン、練香水の取り扱い)<br />
<br />
<br />
説明のように、天然素材で作られているもの全てが体質に合うとは限りませんね。(=合成が全部悪だって言ってないですよ~~)天然のものからアレルギー反応が出る場合もありますから、<b>全身にお使いになる前にパッチテストする</b>(ちょっと試してみる)事をお勧めします。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-61153550446536013632016-09-24T17:54:00.001+09:002016-09-24T18:02:41.875+09:00ゲランのチェリーブロッサムシリーズメモ間違っているかもしれませんが、チェリーブロッサムシリーズの調香をメモします。<br />
<br />
Cherry Blossom(1999)EDT<br />
トップ:ベルガモット 緑茶 <br />
ハート:桜 チェリーフルーツ<br />
ベース:アーモンド ハニー<br />
<br />
Cherry Blossom Glittering(2000)EDT<br />
トップ:ベルガモット、緑茶<br />
ハート:桜、チェリーフルーツ<br />
ベース:アーモンド、ハニー<br />
<br />
Lovely Cherry Blossom(2002)EDT<br />
トップ:ベルガモット 緑茶 <br />
ハート:ライラック 桜の花 ジャスミン <br />
ベース:ザクロ ヘリオトローブ<br />
<br />
Cherry Blossom(2002)Parfum<br />
トップ:ベルガモット<br />
ミドル:緑茶、桜、ジャスミン<br />
ラスト:ウッディノート、モダンパウダリーノート<br />
<br />
Shiny Cherry Blossom(2005)EDT<br />
トップ:ベルガモット、緑茶<br />
ハート:桜(ソメイヨシノ)、チェリー<br />
ベース:ハニー、アーモンド<br />
<br />
Cherry Blossom Fruity(2006)EDT<br />
トップ:さくらんぼなどのレッドフルーツ<br />
ハート:ジャスミン、桜<br />
ベース : パウダリーノート<br />
<br />
Lovely Cherry Blossom Gold Sparkles(2006)EDT<br />
トップ:ベルガモット レッドベリー <br />
ハート:ジャスミン ライラック 桜の花<br />
ベース:緑茶<br />
<br />
Cherry Blossom Delight(2008)EDT<br />
トップ:ベルガモット <br />
ハート:グリーンティ、桜<br />
ベース:パウダリーノート<br />
<br />
Aqua Allegoria Cherry Blossom(2009)EDT<br />
トップ:ベルガモット、グリーンティ<br />
ハート:チェリー、チェリーブロッサム<br />
ベース:パウダリーノート、アーモンドノート<br />
<br />
Les Parisiennes Cherry Blossom(2011)EDT<br />
トップ:緑茶、ベルガモット<br />
ハート:チェリー、ライラック、ジャスミン<br />
ベース:パウダリーノートUnknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-10826628092209142292016-09-03T14:48:00.001+09:002016-09-03T14:49:16.099+09:00Cravache(1963/2007) Robert Piguet<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEib90MUHFPffLAFAokxQZc94wepyTcDKK3I5gWDOd2Gw6kssv19uSvPHYHaJiKCWBWKNWfyMFBB-D3dASwdSd_DRDTQxNAnwgiPmWzx70NbBpWQls72HOtOTMk6aLWb_UEK0U569PTVIxA/s1600/cravache.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEib90MUHFPffLAFAokxQZc94wepyTcDKK3I5gWDOd2Gw6kssv19uSvPHYHaJiKCWBWKNWfyMFBB-D3dASwdSd_DRDTQxNAnwgiPmWzx70NbBpWQls72HOtOTMk6aLWb_UEK0U569PTVIxA/s200/cravache.jpg" width="155" /></a><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHi-5zCd8vK6lRFkQQf198ldYpSeoxI4Hp71IDwo33xGpMY4jXe62JNhY-GPhtSgh21bBW2dikxaIB4fo9tAtcp83AlFIyu5gVkM0J8j66pVCtNnFBxNfnFdV7iNPHIIO9EbOm7NAFW8s/s1600/cra.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHi-5zCd8vK6lRFkQQf198ldYpSeoxI4Hp71IDwo33xGpMY4jXe62JNhY-GPhtSgh21bBW2dikxaIB4fo9tAtcp83AlFIyu5gVkM0J8j66pVCtNnFBxNfnFdV7iNPHIIO9EbOm7NAFW8s/s200/cra.jpg" width="200" /></a></div>
<br />
<br />
皆さま、ご無沙汰しております。お陰様で元気になりまして、再び色々チャレンジしております。<br />
さてさて、先日ロベール・ピゲのクラヴァッシュ(EdT)を試しました。ラベンダーは先日お話に出たように今現在は控えているのでムエットで。<br />
Cravacheというと乗馬鞭のこと。襟のところにあるクラヴァット(Krawatte)のほうじゃありません。今売られているCravache(2007)は1963年に作られたものの再構成版。<br />
<br />
以下は個人的な香りの印象です。<br />
<br />
<a name='more'></a><br />
<br />
香り立ちはレモンやプチグレンの驚くべき上品な爽やかさ。<br />
その奥ではレザーノート様なラベンダーとナツメグがトップとベースとの均衡を保つ。<br />
ほんの少し塩の効いた歯磨き粉の雰囲気もあるし<br />
クラリセージの影響かミントフレーバーのハーブティーを思い起こさせる。<br />
ベチバーやモスのアーシーなベースから崇高さも感じ取れる。<br />
とっくに終わってしまったはずのマンダリンオレンジが時折、そっと覗いている。<br />
時間が経つと優しくパウダリックな匂いに変化。ひんやりとしたタルカムパウダーのよう。<br />
これを単にウッディシプレと言ってしまうのはもったいない。<br />
芯の強さと潔さ、育ちの良さを兼ね備えている。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-21122513657348114852016-07-01T14:15:00.000+09:002019-03-21T21:20:00.061+09:00夏に纏いたいシトラス&アロマティックな香り(2016)皆様こんにちは。7月と言ったらもう夏ですよね。この夏に纏いたい香りをピックアップしてみました。<br />
<br />
<br />
<b>Orange Sanguine</b>(2010)Atelier Cologne<br />
搾りたてオレンジジュースだ!と話題をさらった香り。ブラッドオレンジのジューシーな甘みとほろ苦さがスパークします。太陽の下で香っていたら素敵です。コロン・アブソリュートなので通常のオーデコロンより持続性があります。<br />
<br />
<br />
<b>Acqua di Parma Colonia</b>(1916)Acqua di Parma<br />
ざらついたシトラスがクール。ギラギラした太陽を浴びたシチリア産のシトラスとピリッとしたローズマリー。スパイシーなベチバーにレモンバーベナとジャスミンの白いお花の香りがドライに重なります。アントニオーニの「太陽はひとりぼっち」を連想します。<br />
<br />
<div>
<br /></div>
<b>Aqua Allegoria Pamplelune</b>(1999)Guerlain<br />
グレープフルーツとバニラのむせ返る感じとネロリの甘みが品よく絡み合っています。残り香も素敵です。このアクア・アレゴリア・シリーズはルームフレグランスとしても使用できます。<br />
※妊娠初期にはグレープフルーツとバニラに酔いましたが、お腹から遠い箇所に少量なら大丈夫でした。<br />
<br />
<br />
<b>Eau de Cologne du Coq</b>(1894) by Guerlain<br />
<a href="http://kumicovscent.blogspot.jp/2013/10/eau-de-cologne-du-coq1894-by-guerlain.html">別記事</a>に掲載しております。<br />
<br />
<br />
<b>Eau de Cologne Imperiale</b>(1860)Guerlain<br />
初代ゲラン氏が創り出ししたゲラン初のオーデコロン。ナポレオン3世皇后ユージェニーに献上して皇室御用達になりました。こちらもハーバルな香りで、レモンバーベナ、トンカビーンがどことなくフェミニンな印象を与えます。男女兼用です。<br />
<br />
<br />
<b>Nu Green</b>(2008)Honore des Pres<br />
Honore des Presの香水は100%エコサート認証香料で作られています。消え入るのが早いとはいえ、早朝に匂い立つ草の香りはナチュラルで癒されます。オリヴィア・ジャコベッティの香りがお好きならお勧めです。<br />
<br />
<br />
<b>Fig Tea</b>(2007)Parfums de Nicolaï<br />
甘酸っぱいイチジク入りグリーンティ(本当はマテ茶ですけど)といった感じのフローラルフルーティ。コリアンダーも調合されておりますがクリアーなトーンなので初夏にパシャパシャ浴びたいところ。<br />
<br />
<br />
<b>Eau d`Ete</b>(1997)Parfums de Nicolaï<br />
瑞々しく少しだけしっとり感があり、乾燥しやすい夏のオフィスやグラウンドで香っていたいと思わせる匂いです。グレープフルーツとライムのシャワーがジャスミンとミックスされ、爽快感のある使い心地です。<br />
<br />
<br />
<b>Acqua di Colonia</b>(1533)Santa Maria Novella<br />
ハーバルなオーデコロンといえばこれがその一つ。全体をローズマリーやクローブが引き締めているが、着け心地は優しく、柔らかい。全身に浴びて出かけたい。<br />
<br />
<br />
<b>4711 Original Eau de Cologne</b>(1792)Maurer & Wirtz<br />
<a href="http://kumicovscent.blogspot.jp/2014/05/4711-original-eau-de-cologne1792-by.html">別記事</a>に掲載しております。<br />
<br />
<br />
<b>L'Eau de Phaedon</b>(2014)Phaedon<br />
Danielle Maniquantによる調香。ナチュラルでアロマティックなネロリ、マンダリン、アロエベラを定着させるためのムスク等。穏やかで自然な香りに仕上げられ、肌に優しい素材を使用しているので、大人から子供まで使えます。<br />
<br />
<br />
<b>Coton Egyptien</b>(2012)Phaedon<br />
一度廃番になり、今年限定品として復活。ガルバナムがじゅわっと弾けるトップから一定して春の朝の冷たさが来る。雲一つない薄水色の空。マスカットの果汁が染み込んだ綿のシャツといった印象。日なたで乾かしたあとの洗濯物の匂いを連想します。<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-44326139116892302712016-06-03T11:22:00.006+09:002016-06-04T15:34:03.748+09:00背中を押してくれる香りみなさま、お久しぶりです。<br />
<br />
私事ですが、最近悲しい事がありました。<br />
少しずつ、少しずつ、気持ちを上向きにしていこう。そう思いながら過ごしております。<br />
おかげさまでイラスト業のほうもフルタイム業のほうも充実しており、励ましのお言葉も頂き、あらゆる事に感謝の念を抱かずにいられません。<br />
<br />
<a name='more'></a>そんな時、やりきれなくなって、ふと、これまで我慢していた香水をつけてみようとクローゼットを開き、久しぶりにつけた香水は自分でも意外だったのですが、ゲランの新しめの香り「<a href="http://www.guerlain.com/fr/fr-fr/parfums/parfums-pour-femmes/la-petite-robe-noire/la-petite-robe-noire-extrait-flacon" style="font-weight: bold;" target="_blank">La Petite Robe Noire</a>」のパルファム(2012)でした。ダークな雰囲気を帯びた甘酸っぱいブラックカラントの香りが「がんばれるよ」と言ってくれているようで力が漲ります。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbIElBsX_9nZvPhzYWJ34KCVeN7B1jh7nFIz10wuK980aUIuTPzpftNjM5dTpHQhFqA5moCLeerBcgMzkIldwRBWdtEG_OIqLkuXAMkltXgnjM3w8CSYMgNq4ROHy1qhMGXr3U5wFI2c4/s1600/La+Petite+Robe+Noire+LExtrait.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjbIElBsX_9nZvPhzYWJ34KCVeN7B1jh7nFIz10wuK980aUIuTPzpftNjM5dTpHQhFqA5moCLeerBcgMzkIldwRBWdtEG_OIqLkuXAMkltXgnjM3w8CSYMgNq4ROHy1qhMGXr3U5wFI2c4/s320/La+Petite+Robe+Noire+LExtrait.jpg" width="237" /></a></div>
<br />
<br />
そして、今日着けているのは1927年発表のランバンの名香「<a href="http://www.lanvin.com/#/jp/fragrances/timeline-today-s-perfumes" target="_blank">Arpège</a>」のパルファム。ジャンヌ・ランバンが娘マルグリットさんのためにオーダーしたフローラル・アルデヒドの香りは控えめで優しい雰囲気の中、芯の強さを感じます。イタリア語でアルペッジョ(arpeggio)と名付けられた香りは無言でそっと背中に手を置いて、乱れ疲れた旋律を正してくれるようです。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjoVO16MIfPWw4obO2lDuVMikCrG_kVTZQo_BEt2wbfu0GntG4RScWceJCDXGy8_3hCAlUQ5zX_kris_oq1uLgpaNQPcZesBZL2YpzMlhaffkouqvpdBnj7Uum6MmPSsCfvpJEKWcPgdow/s1600/lanvin_a.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjoVO16MIfPWw4obO2lDuVMikCrG_kVTZQo_BEt2wbfu0GntG4RScWceJCDXGy8_3hCAlUQ5zX_kris_oq1uLgpaNQPcZesBZL2YpzMlhaffkouqvpdBnj7Uum6MmPSsCfvpJEKWcPgdow/s320/lanvin_a.jpg" width="320" /></a></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
妊娠初期には体に悪い香りが幾つかあり、体が自然に受け付けませんでした。今でもそうなので、エコサート認証された香りで構成されているPGの<b>PG07 Cologne Grand Siecle</b>(2005)や、普段はあまり好んでつけなかったゲランの<b>Aqua Allegoria Pamplelune</b>(1999)を身に着けています。エコサート認証のオノレ・デ・プレの香りを幾つか試してみたのですが、体調の影響なのか受け付けません。</div>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
アルページュにはジャスミン、バラ、イランイラン、白檀、ベンゾイン等が調合されているので<a href="http://www.timeless-edition.com/archives/3504" target="_blank">妊娠初期には控えたほうが良い</a>と思って着けなかったのですが、しっかり前を向くときだと思ったのか急に着けたくなり、お腹から遠い場所の足首と肘の裏に点々と少量着けました。そして、コーヒー大好きなのでデカフェをスターバックスで淹れてもらいました。久しぶりにホッとしました。</div>
<br />
手術はまだこれから。気持ちの切り替えは再来週からかな。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-3072023151155237580.post-55262085166883687922016-03-06T17:39:00.000+09:002016-03-06T20:01:09.233+09:00Jardin Secret(1990) by Patricia de Nicolaï<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjU8r-XgAQoX60Lz3ceup8otqpn5ZNLOy8FeqhG4J6Yn0sa4oDNgm2nOwWKFi8gyVAlSrAkktfz6k4co_UpD8BCgXDKfnQI53WMnblBqttojrXUn52bMMxGPyNZfD9g345iRB_JnrbxBLM/s1600/JS.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjU8r-XgAQoX60Lz3ceup8otqpn5ZNLOy8FeqhG4J6Yn0sa4oDNgm2nOwWKFi8gyVAlSrAkktfz6k4co_UpD8BCgXDKfnQI53WMnblBqttojrXUn52bMMxGPyNZfD9g345iRB_JnrbxBLM/s320/JS.jpg" width="262" /></a></div>
<br />
Parfums de NicolaïのJardin Secretを試しました。<br />
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肌につけた途端に、はつらつとしたタンジェリンが弾け、後を追うようにフェミニンなアプリコットが覆いかぶさるのですが、何よりも「これは」と分かっちゃうくらい最初からオークモスとジャスミンが存在をアピールしており優雅です。そのモスとアプリコットの混ざり合いには現代の貴婦人といった雰囲気があり、非常に品格のあるシプレーフローラルとなっております。同じくアプリコットを使ったニコライの香りにJuste Un rêveがありますが、そちらには夏の日の気だるさ(常夏の良い香りです)を感じるのに対し、このJardin Secretからは春の暖かさを感じます。<br />
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ハート移行するにつれて気高いチュベローズが香り始め(バニラやバルサム系ではないお花の甘み)、芯の部分から僅かに青いバラの匂いがしているように感じます。不思議なのですが、暖かいムードでありながらひんやりと冷めた部分も同居しています。<br />
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ハートからベースへ移るとともにシダーウッドやアンバーグリスやパチョリも出てきて、優雅さの中に男性性が見出されるような筋書き。全体を通してチュベローズとジャスミンとオークモスが主役。フルーティですが決してふわふわしていない、クラシカルな正統派。芳ばしくてぶれないところが素敵です。白いお花の庭園はオープンなようでいて近づこうとすると閉じられてしまう。だって「秘密の花園」だもの。何で無くしちゃったかなぁ…再販を望みます。<br />
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Chypre Floral<br />
Top: Apricot, Tangerine, Black Currant.<br />
Heart: Rose, Jasmine, Tuberose.<br />
Base: Patchouli, Cedarwood, Oakmoss, Ambergris.<br />
By Patricia de NicolaïUnknownnoreply@blogger.com0