2018年2月11日日曜日

TRNPの自然派香水・香油・練り香水(2018)

ニッチニッチなナチュラルパフューマリー、TRNPの2018年の香水を御紹介していきます。




ショパンOil based PerfumeEau de Parfums) new!
まず、ヴィンテージシプレの匂いにたくさんの「若い」調香師たちがつけるコメントの一つが「老婦人の香水」タグです。(うーーーん)それは典型的にヴィンテージ香水のアルデヒド類を、シャネル5番のアルデヒド狂乱に続く、たくさんの調香師によって使い古されたのモノとみなしています。その石鹸だらけの、アルデヒドのきらめく潔癖な特徴が、香水の玄関口の後ろに潜む花や樹脂の暗い要素の不調和から私たちを逸らします。

アルデヒドを取り除くと、いくつかのことが起こります......

本当に最初の自然なフローラルシプレーとの出会いは、アイリスが地面から正しく摘まれたその湿った土壌で脚光を浴びて全てを独り占めして、にんじんの香りや、パチョリやラブダナムのような押しの強いベースノートのシャープな要素が続き、たびたび混乱させられます。不協和音は、非常に奇妙なオープニングを作り出します――観客全員が必然的にそれが他の場所にあることを願う前衛的演劇です。

第2に、ある種の香料巡査部長が何かと現れ、誰もが一線を画し、流れを声高に指示します。
「アーッ......正面にシトラス、中央にフローラル、背中にベースノート。 クイックマーチ、左、右、左」
など香りの配列は続き、より適切にシプレーショウが始まります。

ここには自然が他のものと同じように輝いています。ヴィンテージ・シプレーの全てのゴージャスさは、全て石鹸なしで現れます。ドライダウンは素晴らしいです。近代的な内側に自然の花の葉を前面と中央に配置する待望の細かい素性。 素敵な本物の材料と時代を超越した優雅さがひとつひとつのフラコンにあります。

主な香料:
ベルガモット、オオバナソケイ(Jasmine Grandiflorum)、アイリス、ベネズエラ産トンカビーン、針葉樹アコード、シプレーアコード、マイソール産サンダルウッド

印象:
老婦人の香りタグがあるとは(汗)男性で言うところのトニック臭にあたるのでしょうかね......
「クインテッセンスを試した時にシャネルの5番を思い出した」と言っておられる方がいらっしゃいました。私はクラシカルな香りが好きなので、パウダリックな「老婦人の香りどんとこい!」な人ですが、ショパンにしてもクインテッセンスにしてもアルデヒドを抜いた状態。粉っぽさは無いので、当然はっきりとした輪郭のアイリスとジャスミンが上品に静々と香ります。ひんやり青紫の印象です。個人的にはオイルパフュームの方が円やかで素敵だと思いました。もう少し、はっきりくっきりした花がよろしければEdPをおすすめします。フォーマルな服装や御呼ばれに着けていきたい香りです。

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