皆様、こんにちは。さかきです。
ギリシャ出身のライター、エレナさん(Perfume Shrine)が「私はオフィスでフレグランスを纏うべきか?」という記事を載せて下さったのでご紹介したいと思います。
「問題は場所と関係があります。北米は特に実際の禁止措置に香水を入れているようですが、米国とカナダではテーマが拡大している」とエレナさんは書かれています。「人的資源管理協会によれば、香水政策はメンバーが提出した上位5件の議題のうちの1つ」だそうです。
日本でも「香害(こうがい)」という言葉が出るくらい問題に上がります。特定の匂いや物質にアレルギーのある方は不快な思いをされますし、香水が禁止されている場所での使用は控えるべきです。香水は結局のところ嗜好品ですから、マナーを意識して嗜むものだと考えています。
フレグランス財団(Fragrance Foundation)の評価者ムーア氏は「香水は1980年代の女性の力の表現ではなく、むしろ日課のお手入れの一部となってたので変えるするつもりは毛頭ないのです。香りをつけることは今でも受け入れられていますが、仕事のための特定の作法が要ります」と語りました。(en)
それで、エレナさんが提案したのがホワイトノイズ(白色雑音)の香り(white noise fragrances)。
「香水使用者によって広義に用いられる言葉『肌の香り』や皮膚の上に乗り、後者の自然香を模倣した繊細な香りとは相容れないホワイトノイズの香りは、もはや雑音よりも自然発生に見せようとする試みではない。(略)香水を身につけていると同時に、周りの環境に侵入することなく受け入れることができる」
エレナさんが紹介した香りは以下の3つ。「使い慣れた洗濯用洗剤ムスクのたまりから取り入れているので」というのが理由。(記事はこちら)
・Voyage d'Hermès
・Bvlgari Eau Parfumée au Thé Bleu
・Eau Parfumée au Thé Blanc.
個人的には、オーテブランは微妙かなと思います。以前、職場にいた非常に厚かま…積極的な方が私に「オーテブラン持ってるならちょうだいよ」と言ってきましたので小分けをあげたところ、早速会社の受話器にプッシュしていました。
……あっ、その方は非常識なだけでしたか(汗)
他には、ペンハリガンのCastile、イヴ・ロシェのAgrumes en Fleurs、Dior Homme Cologne、自然な甘みのAngéliques sous la Pluie(雨のアンジェリカ)等が挙げられておりました。
ホワイトノイズ(白色雑音)の香りは、生活空間に存在してそうな柔らかく角のない匂い、と解釈したのですが合っているでしょうか? そうすると、やはりエレナ様、ジャコベッティ様作の、水のような香りも該当するのだと思います。
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